あらすじ
ダメだけど……ドジだけど……切なくて……優しくて……人間ってこんなにも愛おしい! 『花田少年史』・『ピアノの森』の一色まこと、1990年以来、20年ぶりの短編集です。人生を明るく歌う“人間賛歌”読み切りシリーズ『ガキの頃から』に加え、初期読み切り連載『ばか。』も収録。
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Posted by ブクログ
この一色まこと氏の『ガキの頃(2010)』に載っている90年代の漫画たちは、かなり良かった。 「ガキの頃から」”将ちゃん”と”駒子 前編、後編”と”いつも一緒”と「ばか。」”珠ちゃんが好きで……”と”顔”が特によかった。 ”人生模様”を大いに感じる。やっぱ人間っていいなって泣きました。
Posted by ブクログ
ピアノの森や、花田少年史で有名な「一色まこと」さんの短編漫画集。ちょっぴり泣けて、ほっこり暖かい気持ちになる作品が満載の素敵な作品集に仕上がっています。それにしても、いつもながら一色さんの描く子供たちの顔は、本当に表情豊かで見ていて飽きません。(笑)
Posted by ブクログ
短編も、うまいよなぁ。
昔のインタビューに、物語の全部を制御してかいているみたいな言葉があって、あぁ、本当に、その通りだなぁ。でも、それを感じさせないぐらい制御されているよなぁと感じたことがありました。
「駒子」とか、「咲ちゃんにお手上げ」とかが、好きです。
まぁ、「恋人のわっ!!」とかは、技巧派のこの人らしい物語ですが、理屈で作ったことがわかりすぎるので、失敗かな。
ギャグというか、構造を見せるマンガだから、アレでいいんだけれど、一色 まことの作品として見ると、ちょっと厳しめの点数になっちゃいます。