一色まことのレビュー一覧

  • ピアノの森(2)

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    2巻は元天才ピアニスト阿字野とカイの出会いが中心に描かれている。
    ダークサイド社会の描写はさらにきっつくなってくるが、負けずに強く生きるカイの姿に強く引き込まれた。また阿字野の栄光日々と現在の悶々とした生活の対比もまた心が動かされた。

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    2010年05月16日
  • ピアノの森(4)

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    本気の雨宮がとてもかっこ良く、1巻に出てきたいじめられっことは思えないくらい男の顔をしていた。目標を持った人間は確かに心が強くなり、瞳にも強い意志が宿る。こんなとき、目標に通じるもの以外のすべてのものが無駄に見えるのもとてもよくわかる。

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    2010年05月06日
  • ピアノの森(3)

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    雨宮とカイがすれ違いでついに対立してしまう。才能に嫉妬する雨宮の気持ちはとても心に痛い。雨宮は何を罪を犯していないし、むしろ誰より努力をしている人間なのだ。カイも雨宮も応援したくなるこのもどかしさが見ていてつらい。

    また、クラシックに目覚めたカイがついに練習を始める。才能があってもやはり練習無しには表現者としては成り立たない。反復練習というのはとても退屈なものだ。普段何かを繰り返して飽きてしまうようなことがあれば、是非この3巻を取り出して読みたい。

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    2010年05月06日
  • ピアノの森(6)

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    カイがピアノを本格的に始めるか悩みの時期。雨宮は全国での優勝を目指す。誉子もまた自らの道を歩み始める。コンクールというひとつの目標が終わり、それぞれのピアノ道をすすんで行く6巻。それぞれの悩みや苦悩の心情がとても伝わってくる。
    カイはピアノを好きという自分を受け入れられず、なかなか森の端を離れられないが、逆にピアノから別れを告げられる。こういうきっかけって実際の世界でもあるかもしれない。安定した環境から強制的に引き離される。きっとそれは可能性のある者に与えられる試練なのだろう。

    それと佐賀先生のしたたかさはとても好感度が高いと感じる。ただイヤ~な人ではなく、きちんと実力もあり、自分の立ち

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    2010年05月06日
  • ピアノの森(7)

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    カイと今後の生活手段との出会い、そして憂いが払い、真剣にピアノと向かい合う決心をするカイ。
    人に頭を下げて教えてほしいという勇気はなかなか持てないものだ。真剣だからこそ、余計なプライドは捨てられる。仕事や趣味への向き合い方を考えさせられる巻だ。

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    2010年05月06日
  • ピアノの森(8)

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    ついに青年編の開始。雨宮の「キャプ翼の岬くん探し」のごとくカイ探しから幕を開ける。
    少年の頃に中性的と言われてからあるぞあるぞと思っていたカイの女装イベントがここで開始。ストリップとクラシックという組み合わせは漫画ではなく、是非映像作品で見たいところだ。
    この巻の最後、天才であるカイの努力の跡は心にくるものがある。いかに天才とはいえ日々の努力無しでは洗練されることはないのだ。雨宮の視点のようにどうしても苦労や悩みを顔に出さない人を気楽に見てしまう人もいるが、本当は苦労を苦労と感じない目標をみつけている人には遥かに差をつけられてしまっているのかもしれない。

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    2010年05月16日
  • ~ガキの頃から~ 一色まこと短編集

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    こんな素敵な短編集には出会ったことがないっていうくらい、素敵なお話たち。

    子供の描きかたが本当にうまい。
    生き生きしていてこましゃっくれていてとにかく表情のひとつひとつが魅力的で動きがあって。
    一こま一こまの絵をみてるだけでも泣けてきちゃう。笑えてきちゃう。

    ずっと近くに置いておきたい漫画です。

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    2011年06月06日
  • ピアノの森(17)

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    脇役たちの人生から、それぞれの演奏に至った理由が丁寧に描かれている。内容的には重いんだけど、ドロリとさせてない。

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    2010年04月12日
  • ピアノの森(17)

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    いつも読んでいるのでリマインドとして。。

    雨宮のカイからの呪縛の解放(もしくは破滅?)のきっかけと、父雨宮聡一郎の阿字野に対する心の葛藤が丁寧に描かれている。そして、パン・ウェイの数奇な半生!

    やっぱり面白いなあ。

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    2010年04月02日
  • ピアノの森(17)

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    やっぱり、音楽ものは好き。カイが。あじのが。
    これからまた読み返します。
    毎回、続巻が早く出てくれると良いんだけど。

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    2010年03月30日
  • ピアノの森(17)

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    この話も、常に誰かが壊れるんじゃないか?という緊張感をはらんでいるお話じゃないかと思う。
    実際はそんなに誰かが不幸になってるわけじゃないんだけど。

    賞取りレースってどの世界も大変なんだなあ。
    受験のときに「落ちたら人生終わり」って思うのと
    似てるんじゃないのかなあ?
    本当は、その後にもちゃんと人生続いていくのに。

    そして、ちょっとずつ、全員が優勝すればいいのに、という雰囲気になったところで、優勝者が決まるんだろうなあ。
    誰が優勝するんだろう?
    楽しみ。

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    2010年03月28日
  • ピアノの森(17)

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    相変わらず長いコンクールが続いているけど、重要人物ひとりひとりの心情が伝わってくる。

    そして雨宮が一皮むけて成長していく予感。
    雨宮とカイの出番が早くみたーい!

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    2010年03月23日
  • ピアノの森(12)

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    12巻(カイと修平のショパコン対決直前!)まで読んだ。

    この巻で遂に天才児のカイにもピンチが生じてしまうわけですが…
    カイの苦労にはあまりスポットが当てられないままお話が進んで、カイは凡人がぶつかる壁を楽々と超えていってしまうように描かれています。
    なので、秀才の修平の葛藤に感情移入して読んでしまう。

    修平がどうやって自分の殻を破るのか、楽しみです。

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    2010年03月16日
  • ピアノの森(16)

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    登場人物設定はすごいありがちなんだけれども、私はとっても感動しながら読んでいます。修一さんほんと頑張れ!!って思いながらも、やっぱり聴いてみたいのはカイ君のショパンなんだよなー。続きも楽しみです。

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    2010年01月31日
  • ピアノの森(15)

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    ドミに15巻まで揃っていたものです。

    タイトルを見て読む気は無かったのですが、目ぼしいものを全部読んでしまったので暇つぶしに開いたところ、意外にも面白かったです。

    とある日曜日に15巻まで一気に読破してしまいました。

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    2009年11月23日
  • ピアノの森(16)

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    一巻目から 引き込まれるカイの世界です
    「のだめ」とは また違ったクラッシック系のマンガです
    しかぁ~し
    一体 いつまで続くのでしょうか

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    2009年11月19日
  • ピアノの森(16)

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    面白い!
    カイの世界が公となる。


    とにかく構成の巧いことと言ったら!

    「音有る物語」を「無音の世界で表現する」難しさは有名ですが、会場の雰囲気や聴衆者の感じ方を中心に読者へ伝えてくる、その統一感が良い。決してカイの表情や仕草だけに乗せてこない点が類似作品から群を抜く要因となっているでしょう。
    カイは主役であっても読者の先達では無い。読者も「素晴らしきカイの世界」の一聴衆者なのです。

    そして伏線の多いこと多いこと(笑)うっかりしていると見落とす。
    次巻もまた楽しみです。

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    2009年10月10日
  • ピアノの森(14)

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    闇が深いからこそ、人を感動させることもできるのかもしれません。

    ちょっと、とびとびの連載のせいか、再開してから、あんまりストーリーが進んでいるように思えない「ピアノの森」です。

    次の巻ぐらいからは、カイがメインでガンガンいくのか?

    実は、このままのペースでずっと読み続けていたい思いもあるのですが、読者としては、複雑なところです。

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    2010年04月25日
  • ピアノの森(13)

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    阿字野、冴ちゃん、レイちゃんと、なつかしい人の消息が伝えられた13巻でした。

    そして、阿字野のピアノの音を出すパン・ウェイ。物語は、どんどんすすんでいきます。

    もうラストまで止まらずにすすんでいって欲しいです。

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    2010年04月25日
  • ピアノの森(16)

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    まってまってやっと出た最新刊です。

    カイくん、やっとここまできましたねー
    今までの苦労を思うと一際感慨です。
    一部審査員を除いて認められたもののまたこれからなにか波乱があるんでしょうねー
    次巻も楽しみです。

    個人的には雨宮にもしっかり幸せになってもらいたいです。
    精神的プレッシャーは半端ないので。

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    2009年10月04日