【感想・ネタバレ】ピアノの森(13)のレビュー

あらすじ

ギリギリの予選突破。開始がせまる本戦。――海(カイ)は初めて見る、ショパンコンクール会場で……熱気や雰囲気に興奮し舞い上がる。

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天才vs秀才の因縁の対決、という鉄板の構図で、ピアノの世界でしのぎを削る若者たちの青春を描いた「ピアノの森」。
1998年から連載開始された本作は、途中、休載や連載誌の廃刊などを挟みつつ、2015年に完結。
平成20年には第12回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞、2007年にはアニメ映画化、2018~2019年には2度にわたってTVアニメ化もされるなど、各メディアでも大きな話題となった作品です。つまり、押さえて損なし!

物語は、主人公2人の少年時代からスタートします。
東京から、どこか昭和の名残を感じさせる田舎街に越してきた雨宮修平(あまみや・しゅうへい)。
高名なピアニストを父に持つ彼は、生まれたときから父の跡を追ってピアニストになるべく、英才教育をほどこされてきたエリートです。
そんな彼が転校先の小学校で出会った一ノ瀬海(いちのせ・かい)は、修平とは正反対の過酷な環境で育った、学校イチの問題児。
しかし、海はピアノを習った経験もないのに、誰も弾くことができない森の中にあるグランドピアノを自由に弾きこなす、というとてつもない才能を持つ少年だったのです。
そんな天才が放っておかれるはずもなく、やがて周囲の大人たちの思惑が絡み、海と修平の長きにわたる因縁の関係が始まります――。

自由奔放なピアノで、関わる人すべてを虜にしていく台風の目のような海。
そんな海のピアノに惹かれつつも、自分の歩むべき道を見誤らないよう行動を律して淡々と結果を出していく修平。
まるでモーツアルトとサリエリのような関係の2人が、互いに切磋琢磨しながら世界をまたにかけ、ピアニストとして、人間として成長していく疾走感あふれる物語に、ページを繰る手がとまりません!

アツイ感動を求めているなら、絶対に期待を裏切らない本作。
クラシックに興味がないという人も、曲や作曲者のイメージがわかりやすく表現されているので、抵抗なく入れるはず。
漫画を読んで曲に興味を持ったら、ぜひ劇場版アニメや、TVアニメシリーズで映像や音楽を補完するのもおすすめです!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ショパンコンクールが始まった!
ジャンとカイがこっそり計画していること。たぶんそうだ!
この続きはいつ?

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2018年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

海は手に不調があるのではないかという疑惑が浮上する。
セローとも何かを隠しているらしう。
阿字野は冴に確認するが、冴もわからないという。
海と阿字野の師弟契約はショパンコンクールが最後だという。
コンクール。
中国の実力者パン・ウェイは、何故か阿字野風のピアノを弾く。
その演奏にショックを受けた海は、森の中でレフに出会う。

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2014年12月07日

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ネタバレ

2006年連載分。2007年の映画化の予告の広告が。

ピアノはヤマハとスタインウェイ。
どう音色をかきわけるのだろう。

終わりの亡いコンクールが始まる。

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2013年04月26日

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あれほど平気で他人を傷つけられる奴に
素晴らしいピアノが弾けるはずはないんだ
たとえ練習量が想像を絶するモノだとしても
いつか必ずボロを出す

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

新キャラが何人か登場。
ちょっと出しすぎな気もするけど、
それはこれからのまとめ方次第かな。
個人的には雨宮の立場を心配(笑)

この作品はストーリーを
ドラマティックに進める力が
最近読んでいる中では群を抜いている。
続きが早く読みたい

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ショパンコンクール。
レイちゃんが先生に渡したカイへの伝言。
森のピアノの欠片。胸にくるものがありました。

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2009年10月04日

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人との出会いは、偶然ではなくて必然。カイが森に取り残されたピアノ、転校生の雨宮くん、そしてピアニストだった阿字野先生。一つ一つの出会いが、彼の運命を変えていく。カイがこれから向かう未来がとても気になります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

誉子の腱鞘炎治って良かった。また思いっきり練習てきるね。カイが緊張するとは、どうやって乗り越えていくか見どころです。自分もあがり症なので参考になるはず。
レフが心配。

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2024年07月13日

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7〜13巻。少年達が大人びていく。ピアノに向き合っていくカイ。ショパンコンクールが始まる!
冴やたか子達との出会い。新たな友人。などなど展開が早く進んでいく。

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2014年12月02日

Posted by ブクログ

いよいよ、始まったショパンコンクール。
今巻では、カイが何らかで手に異変があると臭わせています。
本人と病院、冴えちゃんの言動と本。たまたまかもですがピアニストとして致命的な感じもします。ただの腱鞘炎なら誉子みたいに治るでしょうけど、そんな本じゃなかったし、カイ本人がピアノの声を無視したーって誉子に言ってましたしね。心配です。

コンクールでは、それぞれのピアノに対する思いや感情を出してます。
色々な選手がいるなか、展開がどう進むのか気になります。

あ、あと。ゴシック記者。自由で需要もあるんだろうけど、嫌いです笑

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2014年06月23日

Posted by ブクログ

13巻まで読んだ。

主人公=天才という王道スタイルだけど、登場人物の関係がなかなか凝っていて面白い。
もっと阿字野にスポットを当てたら泣けるだろうなぁ。

阿字野やカイの演奏を聴いてみたい。

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2014年01月06日

Posted by ブクログ

阿字野、冴ちゃん、レイちゃんと、なつかしい人の消息が伝えられた13巻でした。

そして、阿字野のピアノの音を出すパン・ウェイ。物語は、どんどんすすんでいきます。

もうラストまで止まらずにすすんでいって欲しいです。

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2010年04月25日

Posted by ブクログ

待っていた新刊でありましたが、読み始めて、前巻の話をまったくおぼえていないことに気がつきました…時間のあるときに読み返したいなあ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

森のピアノに育てられた少年の演奏はコンクールには通らないけれど、聴く人に大きな影響を与える。しかしピアノを習う境遇になく…。と少年とライバルたちの成長も描く素敵なお話です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

始まったショパンコンクール。フランス人ソフィのアクシデントとそれを取り巻くマスコミの評価は非常にありそうな話だ。
そして新たなライバルパン・ウェイの登場。彼を交えた今後の展開が楽しみだ。

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2010年05月16日

Posted by ブクログ

【 内容紹介 】
ギリギリの予選突破。開始がせまる本戦。
カイは初めて見る、ショパンコンクール会場で……熱気や雰囲気に興奮し舞い上がる。

2007.01.28(土) カルコスにて

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2009年10月04日

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