一色まことのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
淡々とそれぞれが課題を超えていって、いよいよカイの番に。
でも、今回の巻でわたしが声をあげるほど衝撃的だったのは、阿字野先生の家!!!
なんか、お城みたいな洋館で、壁一面がワードローブ。
大金持ち??
なんで、小学校の音楽教師をしてたんだろう。
小学校の音楽教師の給料では、あの家を維持できないだろう。ということは、別に、なにもしなくても充分食べていけるだけの遺産があったということですよねぇ。あの仕事を気に入っているようにも見えなかったし。
坊ちゃん??
ねぇさんに、
「この人、なんで小学校の先生をしていたんだろう」
と言ったら、
「えっ、小学校の先生なんて、していたっけ?」
と -
Posted by ブクログ
ネタバレ歓楽街`森の端`で育った少年・一ノ瀬海。ピアニストを目指す少年・雨宮修平と出会い、そして元ピアニストの阿字野荘介にピアノを教えてもらうこととなり、人生を大きく変えてゆく。
海は美少年だが、歓楽街の出であること、母親が(愛情いっぱいだが)娼婦であることから、学校ではからかいの的である。だが、負けん気も強い海。売られたケンカは買う。性格は明るい。
一方、雨宮は父親がピアニストで、ピアノ漬けの毎日。家庭環境は恵まれているお坊ちゃん。上手く弾けて当然というプレッシャーもある。
海はそれまで、森で捨てられていたピアノを好きに弾いていた。だが、そのピアノは元ピアニスト、現。二人の小学校の音楽教師・阿字野