ピアノの森(23)
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ピアノの森(23)

660円 (税込)

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パンもレフも、そしてカイも、それぞれがそれぞれの思いを抱えるショパン・コンクール、ファイナル最終日。阿字野(あじの)との邂逅を果たしたパン・ウェイの演奏に変化が……。そして、阿字野との約束を胸についにカイがファイナルのステージへ! この時を……もう何年も前からずっと、待っていた。カイにしか弾けない音を世界中に響かせる――。阿字野との約束を果たすカイの最後の演奏がついに始まる!

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  • ピアノの森(1)
    期間限定無料版あり
    660円 (税込)
    森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。
  • ピアノの森(2)
    期間限定無料版あり
    660円 (税込)
    天才ピアニストだった阿字野(あじの)がアレンジした曲をそっくりそのまま弾いてみせ、専門家でも困難なわずかなピアノの音の狂いを指摘したという少年。阿字野が修平(しゅうへい)の母から聞いたその少年の名は、一ノ瀬海(いちのせ・かい)だった!! 真偽を確かめるために森のピアノへと向かった阿字野が見たものは……!?
  • ピアノの森(3)
    期間限定無料版あり
    660円 (税込)
    音楽室のピアノで阿字野が弾いて聞かせたモーツァルト、メンデルスゾーン、ベートーベン、そしてショパン……。海(カイ)は「普通のピアノで弾いてみないか」という阿字野の勧めを断り、覚えた曲をさっそく森のピアノで弾いてみるが、なぜかショパンの『小犬のワルツ』だけはうまく弾けない……!? 
  • ピアノの森(4)
    完結
    660円 (税込)
    阿字野の指導のもと、ついに『小犬のワルツ』を弾けるようになった海(カイ)。しかし指導する取り引き条件として阿字野が出したのは、なんと“全日本学生ピアノコンクールへの出場”!! 一方、カイが阿字野の教え子としてコンクールに出場することを聞いた修平は、カイと阿字野、そして森のピアノの因縁めいた関係を知り、葛藤を乗り越えて全力でカイと勝負することを決心するのだった。そしてついに、コンクール当日を迎える……!!
  • ピアノの森(5)
    完結
    660円 (税込)
    課題曲・モーツァルト『ケッヘル280』を自分のものに出来ないままコンクール当日を迎えた海(カイ)だったが、会場で出会ったあがり性の女の子・丸山誉子(まるやま・たかこ)を励ましているうちに、自分の抱えている問題解決の糸口をつかんでいく。そして37番・一ノ瀬海、ついにコンクールの舞台へ!
  • ピアノの森(6)
    完結
    660円 (税込)
    コンクールの地区予選で落選してしまって以来、海(カイ)は森のピアノが少しずつ音を失っていき、ピアノを好きなように弾けないことに苛立ちを募らせていた。一方、元の東京の学校に戻ることになった修平は、日本一を目指してコンクール地区本選に臨む。そして同じく本選に進んだ誉子(たかこ)は、『小犬のワルツ』を弾きたかったカイの思いを背負ってコンクールに挑もうとしていた……!!
  • ピアノの森(7)
    完結
    660円 (税込)
    森の“森の端”に落ちた雷によって、森のピアノはなすすべもなく燃えてしまった……。一番の宝物を失った海(カイ)に母がかけた言葉。「“森の端”を出てピアノを弾くのよ!」――その思いがけない母の言葉にカイは……!?
  • ピアノの森(8)
    完結
    660円 (税込)
    オーストリアから5年ぶりに帰国した修平。彼は留学先でスランプに陥り、“ピエロの悪夢”に悩まされていた。その原因こそ、ほかでもない海(カイ)のピアノであり、修平は直接会うためにカイの居場所を突き止めようとするが……!?
  • ピアノの森(9)
    完結
    660円 (税込)
    海(カイ)が暮らしている元バーの廃屋で修平が見つけたものは、カイのイメージからは程遠い“努力”の痕跡(こんせき)だった! さらに、カイの教え子の少年が弾く自由なピアノを聴いた修平は自分のピアノに対する思いに気づき、また少しずつピアノへと向かいはじめる……。
  • ピアノの森(10)
    完結
    660円 (税込)
    ひとりの少年の、たった5分の演奏が、すべてを変えることもある。――うまくいかない初めての恋。海(カイ)の気持ちは冴(さえ)に伝わるのか? そして……物語は大きな舞台へと動き出す。
  • ピアノの森(11)
    完結
    660円 (税込)
    「一番“森っぽい所”にいると思うよ」――海(カイ)に逢うため必死でピアノを続けてきた誉子。悩みを抱える彼女をカイに逢わせるため奔走するピアノ教師・司馬(しば)は、ふとしたことから「一ノ瀬海」の名前を目にする。
  • ピアノの森(12)
    完結
    660円 (税込)
    海(カイ)を連れて……ショパンコンクールへ! ――「カイがいよいよ世界へ……」その知らせを聞いた修平も決断する。5年に一度ワルシャワで開催される世界最高峰の舞台へ、一ノ瀬海&雨宮修平出陣!
  • ピアノの森(13)
    完結
    660円 (税込)
    ギリギリの予選突破。開始がせまる本戦。――海(カイ)は初めて見る、ショパンコンクール会場で……熱気や雰囲気に興奮し舞い上がる。
  • ピアノの森(14)
    完結
    660円 (税込)
    阿字野の音を奏でるパン・ウェイのピアノの衝撃が脳裏に焼きついて離れない海(カイ)。その一方で、ショパンの生まれ変わりと評されるアダムスキ、そして修平……、注目されるこの2人のスターが1次予選の舞台に立つ!
  • ピアノの森(15)
    完結
    660円 (税込)
    ここに来るまで……ひとりではなかった。圧倒的に胸を打つ、ドラマティック・ピアノストーリー!! 雨宮(あまみや)に阿字野(あじの)、誉子(たかこ)や怜(れい)ちゃん……そしてショパン。出逢ったミンナが与えてくれたこの舞台……。「ショパン国際コンクール」第1次審査最終日、一ノ瀬 海(いちのせ・かい)、ついに登場!!
  • ピアノの森(16)
    完結
    660円 (税込)
    これはただのコンクールじゃない! “ショパン・コンクール”なんだぞ! カイの演奏は聴衆を魅了し、一部の審査員を引きつけてゆく。反面、かたくなにポーランドのショパンにこだわり、カイを認めない審査員も。……いよいよ1次審査結果発表!
  • ピアノの森(17)
    完結
    693円 (税込)
    いよいよ2次審査開始! 1次審査結果発表を終え、残るは30名。コンクールをあくまで楽しむカイ。アダムスキの言葉を心に響かせ変わろうとする雨宮(あまみや)。そして、孤高の優勝候補パン・ウェイ。それぞれの想いを胸に秘め、出場者は自らの“ショパン”を弾く時を待つ。
  • ピアノの森(18)
    完結
    693円 (税込)
    海(カイ)が、阿字野(あじの)とともに、そして“森のピアノ”を胸にたどり着いた大舞台=ショパン国際コンクール。孤高の優勝候補パン・ウェイの圧倒的な演奏も終わり、2次審査は2日目へ突入。1次審査で落ちたポーランドのスター・アダムスキの言葉を心に響かせた雨宮(あまみや)に、ついに覚醒の時が! 「カイくん! 今僕はキミに聴かせるために、ピアノに魂を入れよう!」 その音を聴くカイは!?
  • ピアノの森(19)
    完結
    660円 (税込)
    ショパン・コンクール2次審査最終日。レフ・シマノフスキが奏でる“ポーランドのショパン”は、聴衆に彼の優勝を確信させる。30分の休憩をはさんでもなおシマノフスキの余韻の残る会場に、4人目の奏者として、ついにカイが登場! 幼いあの日、阿字野(あじの)とかわした“約束”を果たす日がやってきた。――そして審査結果発表。12名のファイナリストに選ばれるのは!?
  • ピアノの森(20)
    完結
    693円 (税込)
    「カイくんゴメン……僕はキミが嫌いだった ずっと……」2次審査を通過したカイ。落選を引きずる雨宮(あまみや)。2人の気持ちはすれ違い、互いを傷つけあってしまう。雨宮は自分を見失い、行方をくらました。一方、カイもファイナルを目前に心を乱し……。2人は自分の心とピアノを取り戻すことができるのか……?
  • ピアノの森(21)
    完結
    660円 (税込)
    雨宮(あまみや)は俺の初めての同志だった。――コンクールはついに佳境。ファイナルでの出番が迫る中、カイと阿字野(あじの)の最後のレッスンが始まる。「俺から、大切な人が次々と離れていってしまう……」阿字野の最後のレクチャーは、カイにとって意外なもので……。その頃、自らの甘さに気がついた雨宮は、自分のなすべきことを考え、行動を起こす!
  • ピアノの森(22)
    完結
    660円 (税込)
    ショパン・コンクールもいよいよファイナル。最終日の出番を明日に控え、カイは雨宮(あまみや)との最後の練習に向かう。――そして、パン・ウェイは阿字野(あじの)への想いを更に募らせ……。それぞれの未来を照らす最後の一日が始まる!!
  • ピアノの森(23)
    完結
    660円 (税込)
    パンもレフも、そしてカイも、それぞれがそれぞれの思いを抱えるショパン・コンクール、ファイナル最終日。阿字野(あじの)との邂逅を果たしたパン・ウェイの演奏に変化が……。そして、阿字野との約束を胸についにカイがファイナルのステージへ! この時を……もう何年も前からずっと、待っていた。カイにしか弾けない音を世界中に響かせる――。阿字野との約束を果たすカイの最後の演奏がついに始まる!
  • ピアノの森(24)
    完結
    693円 (税込)
    ショパン・コンクール、ファイナル最終日。カイが臨んだ最後の演奏、その第一楽章の途中で照明が消えるアクシデントが発生! しかし予想外の出来事に動揺が走る会場を収めたのは、“森が育てた”カイのピアノだった!! 暗闇の中で続くカイの演奏はオーケストラと観客をも巻き込み、いつしか会場全体を“ピアノの森”へと変えていく――。
  • ピアノの森(25)
    完結
    693円 (税込)
    ショパン・コンクールのファイナル最終日は最後の演奏者レフ・シマノフスキを迎えた。地元ポーランドの期待を背負うレフは、交通事故によって意識不明となっている最愛の姉エミリアのために最高の演奏をしようとピアノに向かうが……。そして、ついに最終審査が開始される! 曲者たちの思惑が交差する審査会場――。果たしてカイの順位は……!?
  • ピアノの森(26)
    完結
    902円 (税込)
    一色まことの18年にわたる長期連載が遂に完結。カイ、阿字野、レイちゃん、雨宮……、それぞれがそれぞれの未来へ向かう最終巻。300P超の大ボリュームでお贈りします!

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ピアノの森(23) のユーザーレビュー

天才vs秀才の因縁の対決、という鉄板の構図で、ピアノの世界でしのぎを削る若者たちの青春を描いた「ピアノの森」。
1998年から連載開始された本作は、途中、休載や連載誌の廃刊などを挟みつつ、2015年に完結。
平成20年には第12回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞、2007年にはアニメ映画化、2018~2019年には2度にわたってTVアニメ化もされるなど、各メディアでも大きな話題となった作品です。つまり、押さえて損なし!

物語は、主人公2人の少年時代からスタートします。
東京から、どこか昭和の名残を感じさせる田舎街に越してきた雨宮修平(あまみや・しゅうへい)。
高名なピアニストを父に持つ彼は、生まれたときから父の跡を追ってピアニストになるべく、英才教育をほどこされてきたエリートです。
そんな彼が転校先の小学校で出会った一ノ瀬海(いちのせ・かい)は、修平とは正反対の過酷な環境で育った、学校イチの問題児。
しかし、海はピアノを習った経験もないのに、誰も弾くことができない森の中にあるグランドピアノを自由に弾きこなす、というとてつもない才能を持つ少年だったのです。
そんな天才が放っておかれるはずもなく、やがて周囲の大人たちの思惑が絡み、海と修平の長きにわたる因縁の関係が始まります――。

自由奔放なピアノで、関わる人すべてを虜にしていく台風の目のような海。
そんな海のピアノに惹かれつつも、自分の歩むべき道を見誤らないよう行動を律して淡々と結果を出していく修平。
まるでモーツアルトとサリエリのような関係の2人が、互いに切磋琢磨しながら世界をまたにかけ、ピアニストとして、人間として成長していく疾走感あふれる物語に、ページを繰る手がとまりません!

アツイ感動を求めているなら、絶対に期待を裏切らない本作。
クラシックに興味がないという人も、曲や作曲者のイメージがわかりやすく表現されているので、抵抗なく入れるはず。
漫画を読んで曲に興味を持ったら、ぜひ劇場版アニメや、TVアニメシリーズで映像や音楽を補完するのもおすすめです!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年05月01日

    カイの大きさと繊細さに、羽ばたく瞬間に息が止まる。すばらしい、言葉では言い表せない。そして、照明が落ちる。

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月28日

    2013/10/24
    【好き】ショパンコンクールファイナルの最終日。 新生パンウェイの誕生により会場の盛り上がりが最高潮に。 一方、カイは最高のピアノを弾くために舞台に上がる。 もうなんかカイがピアノを弾きだした姿に感極まっちゃって涙が出たし。 会場のすべてがカイに集中した所で照明が…落ちるとか! ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月06日

    もう凄すぎる巻。ショパンコンクール本番で、これまでの心のしがらみから解放されたパン・ウェイ。それに触発されたカイの本番も、出だしから素晴らしくて…。そして、とんでもないハプニングが起きたところで本巻終了(汗)。これ、どうなるんだ~!?

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月01日

    阿字野とパンの邂逅。そしてそれによりパンの演奏の劇的な変化。
    でパンには素直に「良かったね」と思える。
    これから彼は別のピアニストとして生まれ変わってくれるだろう。

    ついにショパンコンクールファイナルでカイの演奏!
    その先にある阿字野との決別。
    今まで支えてくれた森の端の仲間たちと、レイちゃん。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年01月07日

    淡々とそれぞれが課題を超えていって、いよいよカイの番に。
    でも、今回の巻でわたしが声をあげるほど衝撃的だったのは、阿字野先生の家!!!

    なんか、お城みたいな洋館で、壁一面がワードローブ。
    大金持ち??

    なんで、小学校の音楽教師をしてたんだろう。
    小学校の音楽教師の給料では、あの家を維持できないだ...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    2013.5/26 あぁ、物語が温かいほうへ向かって気持ちいい〜♪でもなんてところで終わらせるんだっ!次の巻までどーしてくれるーーー‼

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月09日

    カイと同じ様に悲惨な状況下に生まれたパン・ウェイ。生きる為にピアノをやるしかなかったパン・ウェイ。傲慢で冷徹で自分勝手だったパン・ウェイの中から愛があふれ出す描写…たった一人の人と会話を交わすだけで生まれてからずっと凍りついていた彼の心が溶ける描写に泣けてくる。

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月13日

    阿字野先生と出会い、言葉をもらえたことで、全てのこと、生きていることにも感謝を覚えたパン。
    その演奏は、今までのような冷たいものではなく愛に溢れた温かい演奏となりました。
    音楽も表情と同じで素直なんですね。嬉しいことがあれば音が弾むし、悲しいことがあれば音も沈む。だからこそ、奏者の考えや気持ちが出る...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月13日

    阿字野の言葉はパン・ウェイを過去の呪縛から解放した。
    頑なだった心の澱は溶け、世界は輝かしく変貌する。
    躍動する演奏。熱狂する観衆。新生パン・ウェイの誕生ーー。
    まるで憑き物が落ちたかのような変わり様。
    なかなか感動的でしたね。
    そして、ついにカイの出番です。
    ショパン誕生の地。最高のオーケストラと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月15日

    もうすぐ終わってしまうのがさみしいが、完結しても、カイ達の世界はずっと続いていくなと感じる。ものすごい悪意もあり、それを超える優しさがある漫画

    0

ピアノの森(23) の詳細情報

  • アニメ化

    「ピアノの森(第2シリーズ)」

    2019年1月27日~ NHK総合ほか
    声の出演:斉藤壮馬、諏訪部順一、花江夏樹

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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  • ・ブラウザビューア

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