一色まことのレビュー一覧

  • ピアノの森(24)

    Posted by ブクログ

    カイのファイナルステージ。
    そのピアノの旋律は満天の星空へ、緑かおる森の中へ、どこまでも広がる青空の下、ショパンが生きたワルシャワの街角へ、聴衆をオーケストラを導いていく。音楽を愛する全ての人の歓喜のひととき…。
    潰されていたかもしれないカイの才能が花開きましたね。旧版の頃から読み続けているので、やっとここまで来たかと感慨もひとしおです。
    あとは阿字野との別れ? 次が最終巻かな?

    0
    2014年06月18日
  • ピアノの森(1)

    Posted by ブクログ

    気になっていたマンガで1巻だけネカフェで読みました。
    プロのピアニストを父親にもつ雨宮と、ピアノの森と呼ばれる場所で幼い頃からおもちゃとしてピアノに触れてきたカイ。
    きっかけは、些細なことだったけど、彼は絶対音感とも言える能力があるのでは・・・?といった巻でした。
    なんというか、世界観に惹かれました。
    音楽マンガは結構みんなそうなんですが、自分が想像できて、読み手がドキドキするマンガはいいですね。
    ちょこっと先読みすると、エリートの雨宮とそうではないカイがピアノという楽器を通して、仲良くなり、いがみ合い、ライバルとして友人として成長していく姿は非常に面白いと感じました。

    0
    2014年06月15日
  • ピアノの森(24)

    Posted by ブクログ

    まるまる一巻、カイの本選、ピアノコンチェルト一番の描写のみ。いよいよ集大成が近づいた感じです。楽章ごと、テーマごとの表現が深く、読んでいて、イメージが膨らみます。今回限定版で、カイのひく一番、ということで前々回ショパンコンクール覇者ラファウ・ブレハッチくんによる。一番のCDがついているので、音を確認しながら読めて最高です。ラファウくんの一番は何度も聞いたので、これはカイのとちゃうやろ、とは思いましたが、よみながら音が聞きたくなるときに、同時進行できるのは素敵な試みです。
    いやー、濃かったです。まだ次にレフのコンチェルトが残っていると思うと、ちょっとぐったりですが、早く次が読みたいです。

    0
    2014年06月11日
  • ピアノの森(24)

    Posted by ブクログ

    どうも俺にはとんでもない力が潜んでるらしいんだ!
    それを毎日毎日積み重ねて行けば
    自ずと結果が出る
    それが必ず自身になる!
    自分を信じる事ができるようになる

    読んでて涙が出てきました。

    0
    2014年06月02日
  • ピアノの森(24)

    Posted by ブクログ

    平面のページから、確かにカイのピアノがきこえるのはどういうわけだろう?
    目の前のカイの演奏する姿が、時折曇って見えなくなった。

    カイはすごい。
    そして、一色まことはすごい!

    月曜の倫理の時間に、「出直しといで!」を読んでいる時は、こんな作品に出会えるとは思いもしなかったw

    阿字野とカイが抱き合うシーンは、最も見たかったシーンかもしれない。

    0
    2014年05月30日
  • ピアノの森(8)

    Posted by ブクログ

    ここから、第2部という感じです。
    そして、その始まりのこの1巻は、メチャクチャ、ドキドキします。

    読んだ後、

    「すごーい」

    とつぶやかずにはおれない展開。

    0
    2014年05月30日
  • ピアノの森(24)

    Posted by ブクログ

    やっとここまできた!
    音なんて聞こえないし本誌でも読んでたのに、1冊読むと涙が出るのはなんだろうか。ちくしょー、カイが世界デビューするのが待ち遠しいのにまだ続きが全然描かれてないんだよー。(レフの途中…)

    0
    2014年05月27日
  • ピアノの森(7)

    Posted by ブクログ

    この巻で、小学生編が終了です。

    この展開って、けっこう「ガラスの仮面」を彷彿とさせます。

    そう、たとえどんなに障害があろうとも、本当に、彼が世界に認められる力の持ち主であるのなら、世界の方が、彼をほってはおかない。

    そう考えると、カイはマヤのように天才タイプで、雨宮はアユミさんのように努力家タイプだ。

    0
    2014年04月16日
  • ピアノの森(6)

    Posted by ブクログ

    単なる上手下手ではない「音の優しさ」や、「音の深さ」というのは、いったいどういうもので、どうやって表現できるんでしょう?

    同じ楽譜なのに、違いが出てくる。
    それは、別に、「大胆なアレンジ」なんかじゃなくて(カイは、どっちかというとアレンジしているという感じもありますが)、同じ楽譜なのに違うもののようです。

    もう1回聞きたくなるピアノは、下手ではダメなんだけど、必ずしも、超絶に上手なピアノというわけではない。

    そのあたりは、物語としては、その人の「人格」にかえってしまうのですが、現実では、そうでもなくて……。
    不思議です。

    0
    2014年04月16日
  • ピアノの森(5)

    Posted by ブクログ

    どんなに小さなステージでも、ステージの上で喝采を浴びる快感を知ってしまうと、後戻りするのが大変なんだそうです。

    自分で楽しむだけではなく、人に認めてもらう。拍手をもらう。
    もちろんそれは、人に媚びるということではなくて、自分自身を思いっきり表現して、人に認められるということ。
    それは、やっぱり、ものすごい力があるのだなぁと思います。

    誉子のお便所、ほんとにでっかいなぁというのが、今回の発見でした。

    0
    2014年04月16日
  • ピアノの森(4)

    Posted by ブクログ

    いよいよ、コンクールの話です。
    このあたり、記憶では、もっと短いエピソードなんだと思っていたのですが、けっこう、丁寧にかいていますねぇ。

    再読は、そういう新たな発見もあっていいです。
    やっぱり、本捨てちゃダメだな。

    0
    2014年04月16日
  • ピアノの森(3)

    Posted by ブクログ

    ショパンというのは、やっぱり特別な存在みたいですね。

    そして、少しずつ少しずつ、カイを森のピアノの世界から、現実の世界にシフトさせていく。
    この物語のはこびが、なんとも、素晴らしいです。

    0
    2014年04月03日
  • ピアノの森(1)

    Posted by ブクログ

    今はなき「アッパーズ」に連載されていた「ピアノの森」が、「モーニング」で復活しました。

    復活にあわせて、コミックスの方も、リニューアル。

    まあ、「ピアノの森」は、「アッパーズ」よりも「モーニング」に載っている方が、違和感ないかも。

    一色まことは、計算され尽くされた感じがあります。
    とくに、子どもが成長していくこの物語は、今までの物語と違って、長いスパンでのフリがあって楽しいです。

    奥さんにオススメして読ましたら、既刊の3巻まで一気読みしました(笑)
    止まらなかったみたいです。

    オススメしたときの言葉は、

    「これはねぇ、現代の『いつもポケットにショパン』だよ。」

    0
    2014年04月03日
  • ピアノの森(22)

    Posted by ブクログ

    それぞれがそれぞれの課題をクリアして、ベストの状態でコンテストに挑んでいく。
    もう、気持ちいいぐらい計算された流れです。

    みんな素敵に見えてきます。

    0
    2013年11月19日
  • ピアノの森(23)

    Posted by ブクログ

    2013/10/24
    【好き】ショパンコンクールファイナルの最終日。 新生パンウェイの誕生により会場の盛り上がりが最高潮に。 一方、カイは最高のピアノを弾くために舞台に上がる。 もうなんかカイがピアノを弾きだした姿に感極まっちゃって涙が出たし。 会場のすべてがカイに集中した所で照明が…落ちるとか! なんという巧い引き…。 「みんな何かを抱えている」とカイが感じた思いが残る。

    0
    2013年10月28日
  • ピアノの森(22)

    Posted by ブクログ

    2013/10/24
    【好き】ショパンコンクールファイナル3日目と最終日直前の様子。 カイは最終日3番手に決まる。 パンウェイと阿字野の邂逅。 きっと彼には転機になる。 カイの故郷:モリノハタの動向も気になる。 あぁ早く最終日が始まらないかな…。

    0
    2013年10月28日
  • ピアノの森(23)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    22巻、23巻は格別に面白い。
    パンウェイは阿字野との少しの会話で道が開けて弾くピアノに優しさというこれまでになかった響きが加わる。
    カイは、ファイナルに進めなかった雨宮との仲を取り戻し、ポーランドのどこまでも平地な大地という雨宮のほんの一言に反応し、ヒントを掴む。
    そして、カイは最初から爆発的な響きで聴衆を痺らせる。
    ピアノを通して感情に変化が生まれる。現実で起こる心情の変化に同調してピアノの響きが変わる。要は、坂の上の雲なんだけど、面白い、邪魔なマスコミも消え、それぞれのコンテスタントがコンテストに集中する。

    0
    2013年09月01日
  • ピアノの森(1)

    購入済み

    天才っているよね

    カイくんのこれからが楽しみ(*'‐'*)♪
    今23巻まで出てるけど、早く最後が知りたいけど、ずっと続いて欲しいような、そんな感じです。早く続きが出ないかな
    !

    1
    2013年07月08日
  • ピアノの森(23)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    阿字野の言葉で変わるパン・ウェイ。これまでの力を、これからの音楽のために使う。充実したふれあいは充実した演奏を生み、充実した挨拶に転化する。阿字野の思いが別の形で昇華する。指揮は昔阿字野が参加したときの指揮者の息子だという。いろいろな出会いが重なる。最後に海が登場する。便所姫もやってきた。いよいよ最後の終幕へ盛り上がる。あと何回でショパンコンクールが終わるのだろう。週刊モーニングは毎号「ピアノの森」が載っていないか確認しています。それでも単行本で出ると、真っ先に読みたくなってしまいます。

    0
    2013年06月07日
  • ピアノの森(23)

    Posted by ブクログ

    もう凄すぎる巻。ショパンコンクール本番で、これまでの心のしがらみから解放されたパン・ウェイ。それに触発されたカイの本番も、出だしから素晴らしくて…。そして、とんでもないハプニングが起きたところで本巻終了(汗)。これ、どうなるんだ~!?

    0
    2013年06月06日