一色まことのレビュー一覧

  • ピアノの森(15)
    ショパンコンクール。カイの出だしに私も風を感じた。なぜ音がないのに、音が聞こえるのだろう。涙が出そうな名場面だ。
  • ピアノの森(7)
    一人ではない、全員を食べさせていくだけでのピアノ弾き。

    好きなことを求めて生きるのは簡単。でも、それでは早晩行き詰まる。誰かのためにいきるのは簡単。でも、それでは誰かがいなくなったときは?

    生きろ、菩薩のごとく。
  • ピアノの森(9)
    また、珠玉の巻が加わった。修平の前でリストも、修平のお父さんの無防備な励ましも、誉子のピアノの調律も、素敵だった。この後、冴とどうなるんだろう。
  • ピアノの森(22)
    引き続き高いテンションを保っている。パン・ウェイと阿字野が鉢合わせをするシーンは、この作品を代表する名場面となるであろう。
  • ピアノの森(11)
    カイと誉子の再会!カイの演奏に鳥肌と涙がとまらない。そして、カイの言葉が私にもスイスイ入ってくる。。。
  • ピアノの森(5)
    すごいコミックに出会ってしまった。すごい、すごすぎる。カイのピアノが聞こえてくるようだった。鳥肌がぼくもたったよ、白石。誉子もよかった。ブラボー、ブラボー!!
  • ピアノの森(22)
     あじの先生の最後の台詞、素敵です。
    パン・ウェイの心も解き放たれればいい。
    葛藤とか、苦悩とか、そういった物も、
    芸術の大きな原動力だと思いますが、
     やっぱり表現者が幸せで、その幸せを
    みんなに伝えてほしいと思います。
    そして、はやくカイの演奏を聞きたい(読みたい?)と
    思います。
  • ピアノの森(22)
    一ノ瀬くんも雨宮くんも良い人だ〜。
    それに阿字野先生が格好良くて。大きな悲しみや挫折を超えてきただけに、人間があれだけ大きいのかな。

    森の端の方で、何だか不穏な感じがあるけど、コンクールはもう最終段階!次巻も楽しみです。
  • ピアノの森(21)
    ホロホロ泣けた.

    雨宮が海と心から通じ合う巻.
    くすぶって不完全燃焼していたものが,一気に鮮やかなブルーに燃えるよう.ピアノの森の綺麗さが詰まった,ニンマリしたくなる巻でした.
  • ピアノの森(10)
    2002年にヤングマガジンで休載してから2005年にモーニングで復活するまでの3年間の空白を超えてとのこと。
    休載されていたことを知りませんでした。
    海がだんだん自分を確立しようとしているところは理解できます。

    海を追いもとめる誉子。
    なぜ海はコンクールで落とされたのか。
    誉子の手の異変を見抜けな...続きを読む
  • ピアノの森(9)
    阿字野のピアノの呪縛から、解放され、ピアノがまた弾けるようになった修平。
    修平がオーストラリアに帰ったあとの海は、彫師の冴と2人。

    森のピアノの印象。
    音楽との出会い。
    2002年の作品。
  • ピアノの森(21)
    2012/04/29
    【好き】ショパンコンクールファイナル前の様子。 阿字野先生の最後のレクチャー。 カイと雨宮の仲直り。 カイが抱えている手の問題の詳細はまだ語られなかったが深刻な感じ。 パンウェイのゴシップネタがじわじわと広がっている中、今度はカイにその矛先が向かう…。 次巻は波乱の予感がするな...続きを読む
  • ピアノの森(19)
    2012/04/19
    【好き】ショパンコンクール2次審査最終日。 カイの演奏はカーテンコールの拍手喝采。 ファイナリストに選ばれる。 しかし、雨宮は落選…。 気にかけるカイだが…。 そして、阿字野の野望は、カイを優勝させることではなく、世界にカイのピアノを聴かせ「森の端」から解放させることだった。 ...続きを読む
  • ピアノの森(20)
    2012/04/19
    【好き】ショパンコンクールファイナルが始まった。 傷心の雨宮はカイにずっと君が嫌いだった…と言ってしまう。 一方、不憫で不幸な子、パンウェイは養父の策略で軟禁され、ファイナルへの参加をずらされてしまう。 パンウェイの崖っぷち発言は本当に哀しくて痛いと思ってしまうだけについ応援し...続きを読む
  • ピアノの森(16)
    ショパンコンクールの1次選考がカイの演奏をクライマックスとして終了。
    連載期間が不定期である為にその間隔が開き過ぎる難はあるものの、節目の盛り上げ方にはやはり引き込まれるものがあります。
    のだめが音楽から離れた部分に進んで長編での間延び感を漂わせ、倦怠感を誘うのに対し、ピアノに焦点を集中し、ピア...続きを読む
  • ピアノの森(1)
    タイプが真逆な二人の天才ピアニストが出会い切磋琢磨しぶつかって自身の世界観を作り上げていくのが面白い。カイくんが森のピアノで遊んでいた時期が今となっては懐かしい。環境にも屈しない・言い訳をしない・逃げないということが大切なものを守り抜く大きな力だなと思う。一方の恵まれた環境にいる雨宮くんも自身のおか...続きを読む
  • ピアノの森(21)
    いままでのもやもやを乗り越えて二人が仲直りして 歩き出す巻 手伝いに来たに泣きそうになりました! 凄い素敵な話のもってきかたで本当に良かった。良い話だなぁ…この後また波乱がくるようですが頑張れカイ!
  • ピアノの森(21)
    いよいよ大詰ですね!
    やっとここまで来た!
    カイがスキャンダルに負けるとは思えないけど、でも頑張って欲しい。
  • ピアノの森(21)
    私自身もすっかり忘れていた、カイと阿字野の約束。
    それを今ここで目の当たりにしようとは…と思うと、かなりのショックでした。
    カイにとっては父親以上の…いや、父親であり、師匠であり、目標であり、尊敬する人で、その精神的支柱を失うことは、どれほどのことだろう…と考えると、本当に辛かった。

    でも、ここに...続きを読む
  • ピアノの森(21)
    色々と切なくて、阿字野先生の気持ちを考えると
    涙腺が緩くなって仕方がありませんでした。
    雨宮と海の関係も心にくるものがありました。
    これからもいい関係を築いて、切磋琢磨して欲しいです。

    コンクールのラストに収束していく大きな流れの中で、
    素晴らしいエピソードになる1冊でした。