波木銅のレビュー一覧

  • 二周目の恋

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    深夜のスパチュラ
    なんか煮え切らない恋ってところが沁みた。男らしさを求めてしまうところは同じだな、毎度思うが綿矢りささんの小説に出てくる女は客観視してしまうほど過激。
    フェイクファー
    自分の中で思い出を消化し、少し客観的な立場で自分を見る主人公が少し羨ましい。
    海鳴り遠くに
    恋愛にタイミングは必要。ただ、わたしは肉体関係を生々しく描く作品はあまり得意としないと感じた。それだけで文章がドロドロに感じてしまう。

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    2024年07月15日
  • 二周目の恋

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    「誰も軽視しないから、誰からも軽視されない。」p121


    波のおとをきいているような感覚の文。
    繊細で力強くて身を預けてしまいたくなる

    「カーマンライン」と「無事に、行きなさい」「海鳴り遠くに」がアンソロジーのテーマに合っている感じがしてよかった。

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    2024年03月18日
  • ニュー・サバービア

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    著者の二作目

    読み味は前作と似ていて、映画や小説にゲームまで色んな話題が飛び交い、乱暴な口調の女性たちが活躍する楽しさもそのままで最高。こういうジャンルを作ってくれないかな。
    話し方では、男か女かを読んでいても判別させないようになっているのも面白い。


    馬車道がトイレに入ろうしたところで女にイチャモンをつけられるくだりが1番笑えた。
    前作が面白すぎたけど、今作も負けないくらい面白い。

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    2024年02月06日
  • 二周目の恋

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    「最悪よりは平凡」島本理生
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    「カーマンライン」一穂ミチ
    「道具屋筋の旅立ち」遠田潤子

    このあたりが特に好きだった!
    色々なmatured kinds of loveで、飽きずにサクサク読めました!

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    2023年12月04日
  • 二周目の恋

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    「最悪よりは平凡」島本理生
    顔は平凡だけど体がグラビアアイドルなみの魔美は、こんな名前をつける親に育てられたという心の傷と、しょっちゅう男性から誘いをかけられる体質。彼女にとっての幸せな恋愛は?
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    大学生の可那は気になっている男の子に手作りチョコ前日に思いつきあげようとするけど、料理スキルなく、買い物から四苦八苦。オチ秀逸だった。
    「フェイクファー」波木銅
    主に着ぐるみ作る手芸サークルに入っていた男子の回想。仲間が一人死んだという連絡入る。
    「カーマンライン」一穂ミチ
    私が五歳の時、母は父と死に別れたアメリカから日本に戻ってきた。双子のケントをアメリカの、父の実家に

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    2023年11月20日
  • 二周目の恋

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    短編アンソロジー作品。大人な内容でした。恋にも色々なカタチや想いや愛情がある。作家さん達の個性や魅力が溢れていました。

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    2023年11月14日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

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    2026年04月06日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    読む前は大麻栽培を始めてからのなんやかんやを描く話かと想像していたが、最終的に大麻栽培にいきつくという感じだった。

    全体としては良くも悪くもB級映画を小説で体現した感じ。要所要所尖りを感じたり、くすっとさせられるところもあるが、ストーリーは雑多というかまとまりはない感じはする。
    映画は観てみたい。

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    2026年03月25日
  • #ホラーゲーム実況中

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    ゲーム縛りの短編集。読んだことない作家さんが何人かいたけれど、まあまあ。
    最初の因習的なのと、ゲーム実況してたら家でも怪異発生するやつは展開とかがいい感じだった。

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    2026年03月14日
  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    「万事快調(オール・グリーン)」のスピンオフ作品を含む短編集。
    今の若者らしさが詰まった短編集だなぁと思いました。行き詰まりを感じながらも、カラッとした諦めと軽さで人生をサバイブしていく登場人物たちが波木銅さんらしくて好きです。
    最後の話だけちょっと異色。同級生たちからイジメられていた主人公が、粗大ゴミの掃除機で同級生たちをボコボコにする謎の女性らいかに助けられる話。らいかは美容師兼探偵を名乗り、妹を探しに来たと言います。ハチャメチャならいかが魅力的で、この話の続きがもっと読みたかったです。

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    2026年02月20日
  • ニュー・サバービア

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    やっぱり筆者の小説は勢いがあって好きだ。

    "サバービア"と名付けた新種の生物(形状はワニっぽい)を故郷へ戻すという字面だけ見ると、新種の生物と主人公とのバディ冒険モノのようだが、全然違った。
    サバービアは遠慮なく人間を食いにくるし、故郷に足を踏み入れてからは、サバービアどころか先住民もヤバい奴だらけで、これはどう終息するんだろうと予測がつかなかった。
    故郷パートはまさに『ラスト・オブ・アス』。筆者も好きなんだろうなこのゲーム。
    一応味方らしき者たちもいることはいるが、どうも皆掴みどころがないので、ハタリには、『ラスアス』で言うジョエルとエリー的な関係性を築ける者はいない。

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    2026年02月13日
  • 二周目の恋

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    どれも普通ではない恋(と呼んでいいかもわからない)の話。でも部分部分で分かる感情もあって、よかった。

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    2026年02月09日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    YouTubeで紹介されているのを見て、気になり手に取った。

    未来の見えない田舎町で、欝々とした日々を送る3人の高校生は、自分たちの夢をかなえ、この町を抜け出すためには一獲千金を狙うしかないと考え、同好会を結成。ある禁断の課外活動を始めるが…。

    少し距離を取った視点や、感情を煽らない淡々さ、どこかユーモアがあるような文体が、とても面白かった。
    物語の中の時間と、読者が本を読んでいる進行状況がピタッと重なる文章もあって、かなり遊び心がある仕掛けだなと思って、思わずニヤッとしちゃいました( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

    そして実在の映画、漫画、小説、音楽などが自然な流れで、すごくたくさん出てくることに驚

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    2026年02月08日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    2026年4冊目

    映画が面白かったので原作を読んでみました。
    映画らポップな感じでしたが原作の方がシリアス風な感じがしました。後半すごい勢いで読んでしまいましたがもう少し長くても良いなと思いました。

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    2026年02月03日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ネタバレ

    淡々と起伏がないまま物語が進み、「ここで終わり?」と思うような最後であった。

    家庭がうまく行っておらず、学校でも居場所のなかった朴が、ラップを通じて仲間ができる。しかし、憧れていた存在から酷い目にあい、転んでもただでは起きない精神で大麻の種を入手して販売する。そこには、新たな人生を手に入れたいと願う高校生の仲間が加わる。
    最初的には、大麻の入手元の男と乱闘になり、学校中に大麻が蔓延し、乱闘シーンに仲間たちが駆けつけて物語が終わる。

    この物語のメッセージは、人間誰もが、自分を救ってくれる存在があり、例えばラップや映画、漫画など。それらをうまく人生に取り込めたら良いが、一歩間違えると闇に染まる

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    2026年02月01日
  • #ホラーゲーム実況中

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    さらさらっと読めるホラーのお話.超常的なものというよりも「人が一番怖い」系.やっぱり人間って面白い.

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    2026年01月30日
  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    3.7 これから何かが始まりそうを予感させる短編集。登場人物に何かしら一癖あるのが特徴。ある意味多様性社会に向けての短編集。

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    2026年01月29日
  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    デビュー作『万事快調〈オール・グリーンズ〉』とても良かったので読んでみた。
    予備知識を入れてなかったので、タイトルと表紙から野球の話なのかなぁと勝手に思い込んでいたけど全然そんなことはなく、「クラウド ナイン (Cloud Nine)」というのは積乱雲のことで、この上にいるほど「幸せな状態」「有頂天」「天にも昇るような気分」を意味する英語の慣用句なのだそう。
    それぞれの方法で現代を生きる若者たちの姿が描かれる短編集だったこともあり、なんか単純な“幸せ”とはちがう、自らの手で勝ち取った壮大な景色のイメージ。

    主人公の女子大生が、教育実習先の中学生と思いがけずMCバトルで戦うことになる表題作が抜

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    2026年01月23日
  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    短編集。

    教育実習生が生徒とラップバトルする表題作が、勢いがあって面白かった。よくそんな即興で韻踏めるなぁとか、この教育実習生、全然人に興味なくてやる気なさそうなのに、問題児には話しかけたりするんだ...と意外に思ったところとか、いろいろ感じるところがあった。人に興味を持たなさすぎて若干恨まれているところは、笑うしかない。いるよね、こういう人。
    なんかラップバトルって気持ちよさそうだ。普段言えないことでも、ラップに乗せれば結構スルスルと言葉が出てきてしまうようで、わだかまりのある人達はもう皆ラップバトルで戦わせてもいいかもしれない(適当)。

    いじめられっ子が暴力的な女性に失踪した妹を探して

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    2026年01月22日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    無意識に青春といったらキラキラしてて〜って想像するけどけ、そうじゃないよね、こういう悪い?青春もあるよねって気付かされた本だった。
    内容が内容だから万人には進められないけど、面白かった。一風違った刺激的な青春を味わいたい人にはぜひ(笑)

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    2026年01月18日