波木銅のレビュー一覧

  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ネタバレ

    こういう終わり方かー
    何か偶然が起きて丸く収まるのかと思って読んでいた。「マトモなところには辿り着けない。それでも、まぁ、いいか」で終わるんだ。それが印象的。
    話の舞台が家の近くだし、映画や本の引用がたくさん出てきて、その都度調べた。そこで時間使ってしまった。

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    2025年11月15日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ラップや漫画、映画から大量に引用されており、サブカル好きにはハマりそう。「大麻を作り、それを売り捌く高校生たち」と内容は滅茶苦茶なのだが、他作とは一線を画す尖り方が最高にヒップホップだった。

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    2025年10月24日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    終始ドラッグで見た夢みたいな話だった
    現実にはやばいことばかり起きてるのに、やばそうに書いてないのが不気味。でもなぜかポップな雰囲気。それが一層怖い

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    2025年10月17日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    店頭で目について
    舞城王太郎や金城一紀を初めて読んだ時を思い出した
    ポップ(?)な文体と破天荒な日常がマッチして楽しい
    ストーリーや展開に注文をつけるのも違う気がする
    どこまで原作に沿った映画になるんだろうか。。。

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    2025年09月30日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    内容が怖くて飛ばしながら読んだ。
    青春というにはな内容だけど自分がそうならないと思えるのは環境のせいなんやろな

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    2025年09月27日
  • #ホラーゲーム実況中

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    ホラーゲームを実況中の短編アンソロジー。

    今は、ゲーム実況などを経験している人は多いのかもしれない。
    だがゲームも好きではなく、ましてや実況などとてもじゃないが見ることもましてや参加するなど無理なわけで…
    だがホラーだと、どういう感じなんだろうかと読んでみたが、ゲームというのが頭にあるからだろうか、怖さを感じることがなく、どちらかと言うと不気味さの方が強かった。
    見るのをやめれば…ということが可能なので入り込めなかったのかもしれない。

    ○マーダー・ミステリー・リプレイ(品田遊)
    姥蜘蛛に喰われる無限ループ

    ○CIUDAD(波木銅)
    生配信中に消息を絶ったバーチャルYouTuber

    ○メ

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    2025年09月18日
  • ニュー・サバービア

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    崩壊後の
    世界を
    自転車
    で走れ!

    人喰いワニ×パワフルガール

    洪水が来たのに
    すべては洗い流されず、
    原発の町には方舟も
    来てくれなかった。
    そして華奢な未来が残った。
    ----------------------------------
    波木さんの文体が好きです。
    会話のやり取りや文章が好きです。

    オールグリーンズのような、
    なんだか爽やかで、
    どう考えても詰んでる状況も。

    本作はディストピア小説なのかな?

    現実なのか曖昧な世界で、
    自転車を走らせる。

    どんな世界でも悩んで苦しんで、
    こんなつもりじゃなかった

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    2025年08月24日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    面白くないとは言えないけれど、読む人を選ぶ作品。
    前半でサブカルについて軽く触れられるシーンがあるのだけれど、
    『時計じかけのオレンジ』
    『現金に体を張れ』
    『アンチクライスト』
    『隣の家の少女』
    『ブルーベルベット』等々‥
    このラインナップに嫌悪感を抱いた人は引き返した方が良いかもしれない。ここで明らかに篩にかけてきているなと感じた。

    倫理観の欠けた登場人物たちの暴力、性加害、未成年飲酒や喫煙、大麻売買と犯罪のオンパレード。片田舎に押し込められた若者達の鬱屈が暴走しまくっている。

    疾走感がある。やられる人間も所詮悪人なので、爽快感もある。
    だけど暫くはこの手の小説は遠慮したいと思えるぐら

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    2025年08月08日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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     なんというか倫理観とか正しさとかそういうものが全然なくて、欲と本能に忠実な人間の世界だなと思った。
     野生動物の生き様を見ているような気分だった。自分の住む世界とは次元が違いすぎて圧倒されるあの感覚に近い。

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    2025年07月08日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    最近若者の物語をよく読んでいるな。別に意識しているわけでないが、何かで取り上げられていたのを思い出し、手に取ってみた。
    タバコ、酒何でもありの底辺高校を舞台にした、破滅的な展開。若者言葉も多数飛び交うがそれは置いといても面白い。
    何となく伊坂幸太郎さんの作品に近しいようにも感じるが、もっと身近な犯罪臭。
    自分らの頃に比べて目立つ悪さはないけど質が深い悪さを感じた。
    無理やりな所もある気はしたが、やはり明るい未来はないな。まとめ方も破茶滅茶だったが後味は悪くない。何故か爽やか。
    特に残るものも感じなかったが、スラスラ読めて楽しめた。

    裸の男子学生を運ぶシーンは爆笑。

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    2025年03月25日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    24/12/29
    この口調の女子ダメなんだよな、を乗り越えて読めるだけの面白さはあるけど、やっぱ、主人公陣が無理!

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    2024年12月29日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    茨城の田舎の底辺女子高校生3人が学校の屋上で大麻を育てる話
    設定的にありえないけどそこがおもしろかった
    著者が1999年生まれで自分と同い年だったのがびっくりした
    結構人の行動を本とか映画のワンシーンで例えてることが多くて、そういう方面で博識な人なんだろうな〜
    分かる人には分かるんだろうけどそういうのに疎いから分かったらもっと楽しいんだろうな
    あと結構茨城の閉塞感みたいな感じで書いてるけど書いてる張本人が茨城出身だった
    地元好きじゃないのかな?
    結構エグいかんじの描写とかもあってもし映画化されたとしても絶対見れんなあと思ったけどキャスト誰にするんだろな、そこは気になる
    2023.01.21

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    2024年12月16日
  • 二周目の恋

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    7人の短編。初めて読んだ波木銅の「フェイクファー」が意外に面白かった。学生時代のサークル「ミッシング」で着ぐるみを作ったり着たりして楽しんだ頃と仲間たちの話し。
    「裁縫は暴力の逆だから好き」と言う発想も面白かった。

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    2024年09月28日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ラスト数ページの疾走感が心地よかった。
    軽いノリで大麻栽培始めちゃうのにヒップホップを感じる。
    半分以降から面白くなる。

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    2024年08月13日
  • 二周目の恋

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    「道具屋筋の旅立ち」
    「無事に、行きなさい」は、読んでてモヤモヤしつつ要点が掴めずにいた。
    カーマンラインはタイトルに合ってる気がした。
    ただ二週目ってなに?! 二度目ではなく二週目なのが、わからない。

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    2024年07月08日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    パワフルな疾走感のある青春クライムノベル。サブカルからメインカルチャーまでてんこ盛りなので知ってたら楽しいし、こんな時期あったなって恥ずかしさもあったりしてしっかりむず痒くなりながら楽しめた。現実最悪全部ぶち壊してぇ!みたいな気分の時に読みたくなる爽快感。

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    2024年07月03日
  • 二周目の恋

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    普段は読まない恋愛小説。
    人気作家さん7人の短編集で大人の恋愛小説。
    もちろん初めての作家さんたちでした。
    二周目の恋とは何ぞや?と思いながら読み進めて、色々な恋愛がありました。
    「最悪より平凡」が1番好きでした。

    たまには恋愛小説も良いですね。

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    2024年04月11日
  • 二周目の恋

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    大人な恋だったり、
    同性愛だったり、
    どうしようもない恋だったり。
    7人の先生の作品だったので
    ゆっくりゆっくり読みました。

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    2024年02月29日
  • 二周目の恋

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    二周目の〜ということで大人の恋が多かった。
    そんな中、綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」は可愛いかったが、オチのつき方が一捻りあって綿矢さんらしい!と思いました。一穂ミチさんの「カーマンライン」は離れて育てられたミックスツインのお話。その感情がなんなのか、説明できない、そのできなさを恋という風に描けるのは(作中でははっきり言及しませんが)さすがだな〜と。
    アンソロジー、いろんな作家さんが楽しめて良い。

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    2024年02月18日
  • 二周目の恋

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    一穂ミチの作品が1番好き。島本理生と綿矢りさも面白かった。
    窪美澄の話は私に合う合わないが結構はっきりしてて、この本に収録されてる話は面白かったけど合わなかった。最初の方の展開が急に感じた。特に2人が自己紹介してるところ。浮いてるように感じた。

    でもどうしてもセックスがえもいみたいな雰囲気苦手だな

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    2024年01月19日