波木銅のレビュー一覧

  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    朴秀美は“クソ田舎”の”底辺高
    に通う二年生。ある日”最悪”な出来事を機に大麻の種を手にした彼女は、仲間と学校の屋上で大麻を育て売り捌こうと思いつく。彼女たちのビジネスは、はじめは順調に思えたが、危険は静かに迫り→。
    満場一致で松本清張賞を受賞。衝撃とユーモアが炸裂する青春小説の新たな傑作。

    夢を掴むためにお金を稼いで村を出ようと努力する姿に、生きる力をもらえた。どんなピンチにも屈しず転んでもただでは起きない主人公を尊敬した。
    映画も見てみたい。

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    2026年03月06日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    映画先行
    主人公がラッパーなのでカルチャー的情報が多く
    原作を読んでみたいと思って即購入
    すでに内容が分かっているためかテンポよくサクサク読み進められた

    原作の方が話に幅ががあって、主人公の弟の話がさらに面白くて楽しめた。

    ラップに限らず、メインカルチャー、サブカルチャーの情報がこれでもかと並べられ、大変勉強になりましたよ。
    映画同様好きな一冊ですな(笑)

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    2026年03月03日
  • 二周目の恋

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    全部の話が読みやすく、おもしろかった

    特に、綿矢リサさんの「深夜のスパチュラ」は、バレンタイン前夜の片想いする女の子の焦る心情の文章が共感すると共に引き込まれてた。

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    2026年02月23日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    めちゃくちゃ面白かった
    中盤まで大麻栽培は出てこないがそこまで長く使った前半が後半生きてくると感じる
    後半ハイテンポになり引き込まれて
    スパッと終わる
    読みやすいし中々に良い作品

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    2026年02月12日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ドス黒い爽やか青春物語。
    好みは分かれそうだけど個人的には刺さった。

    様々な映画や音楽、小説に触れながら進むアングラ学園ストーリーは非常に興味深く楽しむことができた。

    ラストを踏まえ、彼女たちがどのような人生を今後歩んでいくのか続きが気になった。

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    2026年01月20日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    最近注目している出口夏希が帯になっていたので手に取ってみた。

    テンポがすごくいい。話がダレることなく、どんどん先が読みたくなる。
    朴、岩隈、矢口のそれぞれが停滞感というか悲壮感のある生活を送っているが、著者のユーモアのおかげでそこまで暗くならず、読んでてニヤリとさせられる。それぞれが音楽、映画、漫画のサブカル趣味を持っているのもキャラが立っていて面白い。
    内容的には部活や友情といったいわゆる高校生の青春物語と呼ばれるものではないが、鬱屈した高校生がそこから打破しようとする様は読んでいて爽快であり青春感があった。

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    2025年12月29日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    かなりおもしろかった。個人的に好きだったのは最初のバーの男との話、お母さんに食べ物は残すなと言われて大食いを強制されてた女性の話、最後の海の同性愛の話でした。

    短編ものなので面白い話と面白くない話と私には共感できないな、と感じる話もありましたが、どれも楽しく読むことが出来ました。
    読みやすくわかりやすい読み物でとても良かったです。読み終わったあと、好きな人に会いたくなりました。

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    2025年11月30日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ネタバレ

    人間は、育った環境によって成る。成ったその姿が醜いなら、育った環境ごとぶっ壊せばいいだけだ。

    それぞれが生きづらさを抱えている田舎の底辺工業高校の女子3人が、この世界から抜け出すために、高校の屋上で大麻栽培を始める。そこにあるものはとてつもなく濁った青春だ。

    音楽、映画、漫画などのカルチャーにどっぷりと浸かった本作は、まるで往年のカルト的人気を博す映画の如く、読者の脳天をガッシリ掴んで離してはくれない。

    ラストシーンは衝撃もので、「旅立ちの日に」が流れるなか、学校の屋上で燃え盛る大麻と、それをバックにマチェーテを持った主人公の朴と、鉄パイプを持った因縁の男、佐藤が血まみれで対峙するシーン

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    2025年11月16日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉【分冊版】 3

    購入済み

    はい

    良い作品には間違いないです。絵も素晴らしいです。内容がちょっとバイオレンスなので、読む人を選ぶ作品です。オリジナリティーは満点です。25.08.07記

    #怖い #ダーク #共感する

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    2025年08月07日
  • 二周目の恋

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    めちゃ豪華な女性作家を集めたアンソロ。恋のお話なんだけれど、読後感が違うのが良きりお気に入りは、着ぐるみ同好会のお話、波木銅 「フェイクファー」と、久しぶりに再開する双子のお話、一穂ミチ 「カーマンライン」。

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    2025年04月29日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    好きが詰まった盛り合わせ!めっちゃ良かった!
    最悪よりは平凡 (岛本理生)
    魔美のしんどさがしんどくて、それでも好きな人ができてこれから始まっていく感じに、人生捨てたもんじゃないよねと思えた。
    深夜のスパチュラ (綿谷りさ)
    ひとりで買物行く時のグルグルハイテンション感にめちゃくちゃ共感。スパチュラに泣けちゃう気持ちもわかりみしかなかった。
    カーマンライン (一穂ミチ)
    回想から始まるストーリー展開に安心感。「ホテル・ニューハンプシャー」読んでみようと思った。
    無事に、行きなさい (桜木紫乃)
    「アプンノ パイエ」の言葉の意味と2本の線のデザインがそのまま主人公へのメッセージになっていて良か

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    2025年04月06日
  • 二周目の恋

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    (2023年12月21日の感想。帰りのバスで書く。)
    アンソロジーっていいよね。宝箱みたい。いろんな作家さんたちが一度に会していて豪華。

    この本を買った頃は丁度自分のなかで島本理生、窪美澄、一穂ミチのブームが来ていた。だからウッキウキで買って、そのあと暫く読めずにいたのを今になってようやっと読めた。

    面白かったのは綿矢りさ「スパチェラ」
    綿矢りさは、中学生の頃に『蹴りたい背中』、大学二年の秋に『勝手にふるえてろ』を読んだ。両方とも、それから今回の「スパチェラ」にも当てはまることだけど、今を生きる若い女の子を描くのが本当に上手。綿矢りささん自身は歳を重ねているのに、寧ろ作品のなかではより若く

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    2024年11月26日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説のアンソロジー。
    著者ラインナップが『一穂ミチ・窪美澄・桜木紫乃・島本理生・遠田潤子・波木銅・綿矢りさ』こんなの全員海老の天ぷらじゃん。海老天しかない天丼じゃん…。
    私はれんこんの天ぷらが一番好きだけど。文芸誌の恋愛特集のために書き下ろされた作品をまとめたもの。
    どれもほんとーーーによかった。全部好き。
    なんか恋愛ってどうしても自分の生きてきた環境から受け取った価値観がインストールされて、それがよくも悪くも作用してるよなあと読んでいて思うのだった。
    あとけっきょく他人と深く向き合うことは自分と深く向き合うことでもあって、そらつらいわあ…。
    ヒリヒリしてて苦しくて、でも文字からそれを体感

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    2024年01月29日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ネタバレ

    くそ田舎で育ったティーンエイジャーは、ヤンキーになるか映画を見たり本を読みまくるしかない。物語全体のテンションが高めで、小走り、全力疾走、小走り、全力疾走を繰り返してるみたいに息付く暇もない。
    映画の引用がすっごい多くて嬉しい!楽しい!大好き!
    朴と矢口が先に意気投合してから、口調がめちゃくちゃ暴力的になるのがツボにハマった。
    こういうキャラクターが出てくる物語を読みたかったんです。
    こんなやり取りを待ってました。まさかやってくれる人がいるとは!それだけで最高!!



    クリント・イーストウッドの映画みたいにくそボケ殺すを言い合いながら金を稼いでいく。
    ラストの青春小説真っ只中な感じの先に破滅

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    2024年01月02日
  • 二周目の恋

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    読んでみたいけど、なかなか手が伸びなかった作家さんばかりのアンソロジー。思わず買ってしまった。

    『最悪よりは平凡』 島本理生
    主人公の和田魔美ってどんな女性なんだろうか?会ってみたいと思った。とても魅力的らしい。読んでて、真面目でしっかりとした女性だと思うんだけど、なぜか下心がある男ばかり寄ってくる。本人はそんなつもりは全くないのに。身体が魔性の女みたいに言われてるし。最後はいい感じに終わって良かった。

    『深夜のスパチュラ』 綿谷りさ
    バレンタインデーは恋する女子にとっては戦いだねって改めて思った。主人公の可耶ちゃんがチョコを買いに行くところから渡すまでの奮闘が読んでて面白かった。ガトーシ

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    2023年12月21日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    サブカル高校生のインモラルな青春物語

    あらすじからわかる通り、やべー青春小説である。ぜひ、現役の高校生に楽しく読んでいただきたい。
    ディストピア感あふれる茨城の描写の中で、とても「万事快調」とは言えないような悲惨な人間関係や事件が描かれている。しかし、登場人物たちはそれを重く受け止めすぎず、カラリとしているため読みやすい。
    実在する音楽・映画・漫画・小説の固有名詞が、まるで呼吸をするようにバンバン登場することも特徴。元ネタは半分もわからないが、わからなくても問題無いので安心して読める。

    それにしても、茨城へのディスが酷くて笑えます。

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    2026年04月03日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    クソ田舎の工業高校生が起こした事件ですね!これは!笑 最悪が最悪を生んでいく...だけど彼女たちはこう言うだろう「万事快調」
    頭のネジ飛ばさないとやってらんないよ〜なはっちゃけ具合が最高でした。決して真似したらダメな青春、だからこそ痛快で愉快

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    2026年04月01日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    あんまり映画詳も漫画詳しくないけどサクサク読めた!
    血だらけの女の子と子供がどうなったか気になった。
    結果もまあまあ良かった。
    ミルクちゃんのオチ良かったね。

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    2026年03月30日
  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    ネタバレ

    初っ端からラップの話でアツかった。どの話も、「もうちょっと続きを見せてくれませんかね!?」って言いたくなるようなところで終わった。ちょっとモヤモヤする終わり方。なのに謎の爽快感がある。謎の爽快感としか言いようがないものがある気がする。これはオールグリーンズもそうだったと思う。この感じかなり好き。とくに「結局のところ、わたしたちはみな」と「フェイクファー」が好きだな。「note」って言葉が小説で登場したのが初めてでびっくりした。時代だな〜。

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    2026年03月22日
  • 二周目の恋

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    恋愛アンソロジー。

    どの作品も、一筋縄ではいかないけれど読後に希望の残る。こういうアンソロジーでは珍しく、どの作品も何かしら心に残る箇所があったのでとても得をした気持ち。

    特に「深夜のスパチュラ」のとりとめがないけどキュートな読み味や、「道具屋筋の旅立ち」のラスト、「海鳴り遠くに」のタイトルの意味が分かった瞬間が特に心に残った。

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    2026年03月21日