波木銅のレビュー一覧

  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    ネタバレ

    初っ端からラップの話でアツかった。どの話も、「もうちょっと続きを見せてくれませんかね!?」って言いたくなるようなところで終わった。ちょっとモヤモヤする終わり方。なのに謎の爽快感がある。謎の爽快感としか言いようがないものがある気がする。これはオールグリーンズもそうだったと思う。この感じかなり好き。とくに「結局のところ、わたしたちはみな」と「フェイクファー」が好きだな。「note」って言葉が小説で登場したのが初めてでびっくりした。時代だな〜。

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    2026年03月22日
  • 二周目の恋

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    恋愛アンソロジー。

    どの作品も、一筋縄ではいかないけれど読後に希望の残る。こういうアンソロジーでは珍しく、どの作品も何かしら心に残る箇所があったのでとても得をした気持ち。

    特に「深夜のスパチュラ」のとりとめがないけどキュートな読み味や、「道具屋筋の旅立ち」のラスト、「海鳴り遠くに」のタイトルの意味が分かった瞬間が特に心に残った。

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    2026年03月21日
  • #ホラーゲーム実況中

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    ホラーゲーム実況をテーマにしたアンソロジー
    それぞれの作家さんの色が出ていて世にも奇妙な物語的なお話が多くサクッと楽しめた
    好みの作品だったのは品田遊さんと青柳碧人さん

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    2026年03月17日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    映画があまりにも良すぎたので原作も気になり拝読。
    やはり面白いが、個人的には映画の方が良かったかなと思う。
    それでも1人1人に視点がある物語には小説の方に分配はあるが中でもイワクマコがかなり悪口を言う性格で笑ってしまった。
    そして映画にはなかった弟との話が素晴らしく
    ここはかなり良いなと思いました!

    サブカルの要素も小説ではかなり説明されてるのでここもかなり良かった!

    ラスト演出は映画のあの演出が個人的には好きかな!

    2026年上半期を代表するエンタメであることは間違いなし!!

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    2026年03月08日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    映画が面白かったので原作を遅ればせながら読んでみた。改めて映画版の出来の良さを感じると共に、登場人物それぞれに対する解像度が高まり楽しめた。地方のどうしようもない閉塞感溢れるムードの中でも確実にある青春の煌めきのような儚い光に眩しさを感じると共に、そんな彼女たちの恐らく逃れることの出来ないこの後も続く日常に想いを馳せた。

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    2026年03月01日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    よい〜!!
    勢いがいい!楽しい!!
    最悪だけどそれを超えていくパワーがある!
    普通とは違うけど、これも青春

    本読んでてここまで砕けたあまり会話見ないから新鮮だった。

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    2026年02月25日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    映画がとても面白かったのと、三宅香帆さんがPodcast等で紹介されてたので、読んでみることに。

    全体を通してサブカルチャー的な要素が強く、「大人向けの青春小説」という印象だった。
    女子高生の割に渋い趣味を持っている主人公たちの会話劇が面白い。
    映画ではカットされていた朴秀美の弟の話は読み応えがあり、物語のラストもだいぶ違っていたので、新鮮に楽しめた。

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    2026年02月17日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    めちゃくちゃ面白かった
    中盤まで大麻栽培は出てこないがそこまで長く使った前半が後半生きてくると感じる
    後半ハイテンポになり引き込まれて
    スパッと終わる
    読みやすいし中々に良い作品

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    2026年02月12日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    面白くはあった。淡々とした終わり方で拍子抜けしたけど。
    最初は3人の間には女子高生特有のカーストがあったけれど、最後は“仲間”というかそれに似たような関係になったのは良かった。ただ、本当に“仲間”と言い切れないのが3人の良いところだと思う。
    3人とも自分のリズムがあって、相手に合わせるとかそういう機能がない。発言を控える場面だとかは分かってるけど。
    きっと彼女たちのこれからは、彼女たちが言う通りマトモなところには辿り着けないのだろうけれど、それでも軽口を叩き合ってるのが目に浮かんだ。

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    2026年02月10日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    映画が話題になっていてたので気になり読んでみた。
    小説→映画の順で堪能したのだが、まじで正解だった。

    映画って基本的には原作小説より情報量が減るというか、説明されない部分が多いから映画だけ見てしまうと、「え、このシーンどういう意味?」となることがちょこちょこある。

    一方で小説の弱みは表現方法がテキストに限定されてしまうこと。本作についてはラップ部分しかり、表情も音楽も含め、映像で表現されることの意味を最大限発揮しており素晴らしかった。

    さて、小説の中身についてだが、本作のテーマは以下の一文に詰まっていると思う。

    「現実を受け入れることが良きこととされるなんて、異常でしょ」

    田舎町の恵

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    2026年02月07日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    どちらかを下げるような意図はなく、どうやら万事快調〈オール・グリーンズ〉の映画化は成功だったらしい。似て非なるもの。もはやキャラクターの咀嚼から「誤って」はいるが、あの美流紅のキャラ立てと出口夏希の配役があの映画をあんな最高なものへと押し上げたのはたしかだ。より影の黒いヒップ・ポップ!

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    2026年02月05日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    ネタバレ

    朴が美流紅とひょんなきっかけから
    つるむようになるシーン
    そして、もともとお互い仲が良いとは思っていないが、カーストが低い同士で絡んでいた岩隈と朴
    関係性の移り変わりにリアリティを感じた。

    また、ルサンチマン、クリシェ、ディストピアなど
    現代文の授業を思い出した。

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    2026年02月01日
  • 順風満帆〈クラウド・ナイン〉

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    デビュー作『万事快調〈オール・グリーンズ〉』の実写映画版も絶賛公開中著者の新刊。まさにそのデビュー作のスピンオフ(あのニューロマンサーがチラッと登場!)である表題作を含む短編集。ラップへの異常な解像度と固有名詞の洪水は今作でも健在。青春小説的な要素だけでなくミステリーの謎で引っ張る話もあって著者の幅を見れた気がする。

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    2026年01月25日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    自分の人生はつまらないけどクソじゃないんだよなあ
    クソだったら何してたかなあ

    こういう重いテーマをコメディに描く作品好き

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    2026年02月04日
  • 二周目の恋

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    群を抜いて一番面白かったのは
    「深夜のスパチュラ」

    手先不器用&料理苦手族の方は大共感してくれると思う笑。

    双子の「兄弟以上恋人未満」の話だったり
    同性愛の話もあったりするので
    単調な「純粋な異性愛」の話だけじゃないのもおすすめポイント。

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    2026年01月18日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    面白かった〜。疾走感と爽快感で読み終えた後は気持ち良い。作中にヒップホップ音楽や小説、映画、漫画などあらゆる作品が出てくるので著者の守備範囲が広くてすごいなぁ。茨城の田舎の村で、それぞれに鬱屈としたものを抱えて村を出ていきたいと考えている女子高生3人が、ひょんなことからチームとなって大麻栽培・販売を始めるのだけど、その過程でいろんな人との出会いや交流があって、ほんの少しずつだけど彼女たちにとっても良い記憶として残るであろう瞬間が生まれていて良かった。女子高生たちの会話にクスッと笑えるところもあったり、面白い文体だと思った。他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月15日
  • 二周目の恋

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    お気に入りの話
    1「カーマンライン」一穂ミチ
    2「最悪よりは平凡」島本理生
    3「海鳴り遠くに」窪美澄

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    2025年12月24日
  • 二周目の恋

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    綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」は、現代っぽくて入ってきやすい。でも文章が続いていて読みにくい。主人公がかわいい。
    一穂ミチさんの「カーマンライン」は、表現できないけれど良さがあって好きだと思った。双子って素敵だなあ。
    遠田潤子さんの「道具屋筋の旅立ち」は、いかにも昭和的な男と、女の話で最初は嫌だなあって読んでた。でも、八角魔盤空裏走(はっかくのまばん、くうりにはしる)という言葉を聞いてからの優美の自分自身と向き合っていく姿が清々しかった。最後の誠とのシーンがなんかいいなあって。
    窪美澄さんの「海鳴り遠くに」は、紡がれている物語の雰囲気がなんだか好きだなあ。最後ちゃんと結ばれてよかった。

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    2025年12月02日
  • 二周目の恋

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    二周目の恋ということで、ほろ苦い大人の恋物語を想像したけど、全ての短編がそういうわけではなかった。「海鳴り遠くに」の描写が綺麗だった。

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    2024年12月15日
  • 二周目の恋

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    小説のアンソロジーというものを初めて読んだけど、新鮮な感覚だった。当たり前だけど一作一作作者が違うから作風も文体も全然違っていて1冊のなかで色々なテイストを楽しめてよかった。
    特に一穂ミチさんと窪美澄さんの話が好き。

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    2024年12月08日