ひぐちアサのレビュー一覧
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阿部の怪我により急造バッテリーで美丞大狭山に臨む西浦。あのときにした無理な約束、あのときに言わせた意思を無視した言葉。阿部と三橋はそれぞれに振り返り、考える。センスはピカイチの田島もさすがに捕手と4番をすんなり両立はできず。かなりピンチの西浦。でも三橋が折れていない。むちゃくちゃな関係だったけど、阿部によって与えられた信頼と自信が三橋を支えている。
今回は偶然とはいえ今までのラフプレーを引きずる美丞大狭山の倉田。宮田の方が正捕手だったのでは、という疑惑は多かれ少なかれきっとたくさんの人の頭にある。でも倉田も野球の大好きな一人なのだ。だから誰もそうだ、とは言わない。信じられているから。倉田の野 -
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ネタバレ4市大会終了、12月初頭~冬休み前まで話・・・って、まだ1年生だ。
ピッチングでもバッティングでも、コーチの指導から新しい
目標が生じます。うん、モモカンのパパ、指導力恐るべし!
期末テストも赤点無し、三橋も泉も生物72点だ。
こういう所に成長の一端が見られます。
スカウトにも、野球部としての成長が武器になってる感有り。
そして・・・恋愛!
田島の気づき、泉の浜田への詰問。篠岡とモモカン。
少ない部員だからわかる感情、自制もできる。
だからこその恋愛禁止の規則化。部員が増えたらの対策でもある。
ピッチング技術向上に集中の三橋には、わけわかめな話か?
ただ、花田の場合は恋愛感情というよりも“恩” -
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ネタバレそうだ崎玉にリベンジされたんだった、と思い出したところから。2軍とはいえARC相手に0対1の崎玉成長がすごい。これも高校野球の魅力なんだろうな。また新たな局面に踏み出しそうなバッテリーも気になるけど、それよりも西浦の新しい形が見え始めてきたことがドキドキ。
スカウトの裏で出てきた恋愛禁止ルール。一瞬触れたけどまだ明らかにならないハマちゃんの過去。泉が経験豊富になるまで聞けないということは、恋愛禁止ルールを踏まえて、引退後じゃないですか…野球以外でも、いやある意味野球関係だけど、発揮される田島の野性。けど、花井の気持ちは田島が考えたように言葉に表したことで転がり出すものかもしれない。わかってな -
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ネタバレアツイ!! この一言!青春!!→私は「青春」の二文字に弱い。
某書店でオススメ!と取り上げていらしたので、思わず衝動買い。
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主人公・三橋は泣き虫代表格!な感じの高校一年生。
でも、「弱虫」ではない。
何故なら彼は「投げることがすき」だという絶対的な想いがあるから。
中学の野球部ではとある理由からある意味特待生、ある意味余所者の扱いを受けて過ごしていた。
それでも退部をしなかったのは「投げることがすき」だからである。
高校はそのままエスカレーター式であがらず、全く違う学校を選んだ。
そこでも彼は野球部にふらりと訪れてしまい…。
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仲間たちがみんないい奴ばかり。 -
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ネタバレ崎玉戦決着!
帯にもあるけど、野球以外のことも楽しい高校野球漫画。球児たちの生活は、野球以外にもあるのだから。今回で言うと、ファミレスのシーンが、なんとも良かった。こういう食事の仕方って、大人になるとないよな。
バイトの話も、考えさせられる。バイト禁止の学校にもOKの学校にも、それぞれ考えがあるわけで。モモカンがバイトを即OKしなかった理由、花井のバイトをしたい理由、栄口のしたい理由、それぞれ誰が間違いでも正解でもない。
野球のストライクゾーンの考え方も、なるほど、と思った。ストライクは、打て。ルールには、どうしてそうなのか、理由がある。理由も知らず、教条的に守ればいいものではない。
よ