すえのぶけいこのレビュー一覧
-
匿名
ネタバレ 無料版購入済みつらい
夫と娘の三人家族の月島明日海は引っ越し先のマンションで20年前に自分をいじめていた孔美子と再会する。
そのことがちらつく中での生活で知り合ったママ友たちとも次第に微妙な仲になっていく明日海。
そんな状態の中で行った親子遠足で孔美子の策略により杏が離れた場所に連れていかれたうえにわざと田んぼに落とされてしまう。
それを相談しようにも夫の航平はあまり話を聞いてくれない。
絶望の中生きている明日海は同じ階に住んでいる桐ケ谷カイに悩みを吐露したところ君は悪くないと言われ少しだけ気が軽くなる。
引っ越しのことを考えてもマンションを売ったり転園のことを考えたり杏のアレルギーの相談に乗ってくれる病院のアクセ -
匿名
ネタバレ 購入済み策略
夫の航平、娘の杏と三人暮らしのイラストレーターである月島明日海は新築のマンションに引っ越してくるがそこで20年前に自分のことをいじめていた間宮孔美子と再会する。
そのことを聞いてみた明日海だが自分のことは覚えていてもいじめていたことは認識がなさそうな感じだったこともあり脱力感に見舞われる。
そんな日常のなかで知り合ったママ友たちとも次第に微妙な空気になっていく中、住人の一人である桜庭心菜の双子の子供の誕生会にお呼ばれした杏と明日海だが杏がそこでアレルギーのあるケーキを食べてしまう。
体調が回復した杏は微妙な仲になっていた陽美妃と仲直りする。
そして明日海は孔美子に対して許す気はないがそれとは関 -
匿名
ネタバレ 購入済み再会
主人公の月島明日海は36歳のイラストレーターの女性。
同い年の夫の航平と3歳になる娘の杏との三人家族の彼女は新築マンションに引っ越してきた。
そこで明日海は学生時代に自分のことをいじめていた本田孔美子と再会する。
結婚して間宮姓を名乗っている彼女に心の不安を覚える明日海。
せっかくの新生活に暗い影を落とした状態で生活していくなかで知り合ったママ友たちとの関係が微妙になっていく中、明日海は思い切って孔美子に自分のことを覚えているかと聞いてみるが覚えているものの自分のことをいじめていたことはまったく覚えていないか認識していないという風だった。
自分ばかりがこの思いを抱えていることに辛さを感じるが… -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み三話目
夫の航平、娘の杏とともに新築マンションに引っ越してきた月島明日海はそこでかつて自分をいじめた間宮孔美子と再会する。
そのことが心に影をおとした状態で日常を送る明日海は幼稚園のママ友たちとのランチ会で善意から動いてくれた心菜に対してきつく接してしまう。
杏を迎えに行き帰ってきたところで孔美子とばったり会った明日海は自分のことを覚えているかと聞くと覚えていたもののいじめをしていたとは思えないほど全く罪悪感のかけらもない表情だった。
その夜杏は孔美子の娘である陽美妃と仲良くなったことを嬉しそうに話すが過去のトラウマをうまく処理できない明日海はきつく当たってしまう。
その様子を見た杏は共有のキッズスペ -
匿名
ネタバレ 購入済みトラウマとの再会
月島明日海は夫の航平と娘の杏とともに新築マンションに引っ越してきた。
ここに来るまでにローンや内覧、杏の幼稚園探しなど結婚前から頑張ってきただけあって引っ越し作業のあいまにベランダでホッとするあまり泣いてしまう。
入居者のための説明会で連絡先を交換した楠紗都からママ友の集まりに誘われた明日海はそこで学生時代に自分をいじめていた本田孔美子こと真宮孔美子と再会する。
後日幼稚園に杏を預けたところでママ友たちとランチをすることになったが値段が高くてびっくりする明日海。
その後それぞれの家庭や夫の愚痴が始まるがいつのまにかマウンティングになってしまう。
ランチ会のメンバーの桜庭心菜が自分の子供にお菓子 -
匿名
ネタバレ 購入済み一話目
月島明日海は36歳のイラストレーターの女性。
同い年の夫である月島航平と3歳になる娘の杏の三人家族である。
月島家は新築のタワーマンションに引っ越すことになっていた。
その日は入居説明会があり入居予定者が集まっていた。
明日海はその中で娘と同じ幼稚園にお子さんを通わせる予定の楠紗都と再会する。
月島家はフォレストタワーだが楠家は眺めのいいベイタワーらしい。
そして引っ越しを終えた明日海はベランダで一息ついていると涙が出てきた。
ここまで結婚前からの住居探しや娘がおなかの中にいるときから幼稚園を探していたりローンや内覧のことでいろいろ悩んでいたからだった。
その後楠さんからママ友の集まりに誘われ -
-
-
購入済み
いい話ではないが
ほぼ実話に近いのではないかと思わせる凄まじいストーリー内容である。この作者はいじめなど人の暗部をさらけ出すような作品が多いがこの作品もその例にもれない。決して好きなテーマではないし読んでいてイライラしてくるが、このようなテーマで読者の心を揺さぶる作者の力量は大したものだと思う。
-
購入済み
表情に胸を揺さぶられる
とても絵の上手い作家さんだと思います。
少女漫画なような柔らかなタッチから劇画調のものまで、シーンに合わせて描き分けられていて雰囲気がビシバシ伝わってきます。
特に表情の描き方が秀逸で、大袈裟でないのに毎回そのキャラクターの内面をいい面も悪い面もえぐり出すようで、予想を裏切られながらも「ああ、こういう人なんだ」といちいち納得させられます。
話の展開もテンポよく、面白い作品です。