たかどのほうこのレビュー一覧

  • リリの思い出せないものがたり

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    リリが思い出せないものがたりを、おばあちゃんの友達フサ子さんの物語を聞くことによって思い出すというお話。

    リリの思い出せなかった思い出が、フサ子さんの物語の続きになることにワクワクした。フサ子さんの物語の最初と最後が、思いがけずフサ子さん自身とリリ自身の思い出でつながって、「ああよかった!」と思える物語の構成が素敵だった。

    「ほんとうにあったお話、もしかしたら、ほんとうだったかもしれないお話、ほんとうだと思ったけれど、ほんとうじゃなかったのかもしれないお話……。そんなお話が、ぐるぐるとみんな、つながって、たぶん、おもしろい、ひとつのお話になることでしょう。」

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    2024年10月25日
  • お皿のボタン

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    ドレスやシャツから取れてしまったボタンたちが集まるお皿。
    なかには洋服に予備でついているボタン人生を送りきれていないものや、バッグについていたものなど、出身地?がバラバラ。
    舞台女優のドレス出身のボタンは、いつか華やかな舞台に戻ることを夢見て、女優のような語り口で自分を語るなど、個性もそれぞれのお話も楽しい。

    これを読むと、引き出しにたまっている我が家のボタン達を思い出して覗いてしまう。
    我が家にはボタンに混じって碁石ではなく、ゼムクリップが入っていたよ。

    擬人化がうまい、やっぱり期待を裏切らないたかどのワールド!

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    2024年10月06日
  • リリの思い出せないものがたり

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    久しぶりに方子さんの子ども向けのよみもの。
    絵本を卒業した子どもが読むような、
    う~ん、でもこの内容は、
    大人が読みきかせをするとか、一緒に読み合うのが良いんじゃないかな。

    おばあちゃんの家の黒スグリの木陰に何か記憶があるのに
    思い出せない小2のリリ。
    おばあちゃんに、お友達の物語を読んでもらうと・・・

    青と白の水玉のハンカチを廻る、いくつかの短い物語は
    リリの記憶を蘇らせて・・・

    方子さんらしい館やお庭の出てくる物語、
    でも、やっぱりわたしは方子さんの小説、
    本格的な物語を読みたいな。

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    2024年08月20日
  • へんてこもりにいこうよ

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    子供が長いお話でも聞けるようになっていて感動。おかしな動物の名前に大ウケでした。
    シリーズがあるのが気になるみたいなので、また他の本も読んでみたいと思います。

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    2024年03月06日
  • へんてこもりにいこうよ

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    なんだそれ、と思わず笑っちゃう。

    へんてこどうぶつしりとりしてみるのも面白いかも…
    へんてこどうぶつがどんな動物か説明しながら。想像する楽しさ。

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    2023年11月30日
  • へんてこもりにいこうよ

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    妻と娘のしりとりで、聞いたことのない単語が聞こえてきて、よく知ってるなぁと感心していたら、出どころはコレでした。

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    2023年10月21日
  • すてきなルーちゃん

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     「高楼方子」さんは、児童書に於いて、大人も楽しめるような、物事を違った視点から見ることの素晴らしさを教えてくれる、固定観念にとらわれない思考法を持たれる素敵な方なのだが、「たかどのほうこ」と平仮名表記の場合は、小学生向けに、よりテーマを絞った内容となっているようで、本書に於いても、とても大切なことを教えてくれる。

     物語は、小学四年生の女の子「つんちゃん」の母のいちばん下の妹、「ルーちゃん」が食べ物を求めて、つんちゃんの家にやって来る知らせを聞くところから始まり、どうやら、それは恒例のことらしい。

     大人から見たら、仕事につかないで絵ばっかり描いているルーちゃんのことを、現実を見ていないとか、グータラ娘とか思う中、つんちゃんだけは、彼女の違う一面に気付いており、それは彼女の描く絵の中に感じられた、『やっぱりわかんないけれども、でも、なんだかこう、きもちのよくなるような、とてもきれいな絵』や、彼女がつんちゃんに話してくれる、奇想天外でワクワクしながらも心にすっと残るお話といった、目には見えない部分を感じ取れることの素晴らしさにあるのだと思う。

     そして、彼女のお話が教えてくれる最も大切なことは、それが、実際につんちゃんの学校生活で起こったことを聞いた上で創作したものであることから、人の行いを見て、たとえそれがどんなに突拍子もなく奇異なものに思われたとしても、そこには、その人だけの大切な理由があるのかもしれないということであり、それは、人を目に見えるものだけで軽々しく判断してはいけないという、簡単に出来そうで実は案外難しいことを、様々な視点のお話から教えてくれる本書は、きっと小学生の心にも特別なものを残してくれるでしょう(対象年齢の作品としては☆プラス1)。

     また、それとは別に、私が本書に興味を持ったのは、ブク友のakikobbさんのレビューを見て、高楼さんの作品『ルチアさん』に近いものを感じたからであり、それは、そこに書かれていた『「ここ」にいながら「どこか」にもいる』という内容とも似通っており、『ルチアさん』が、大人になってからそれを実感したことに対して、本書は、子どもの頃から、それを実感することが出来ることを教えてくれているようで、それは、どのような生活環境に於いても、毎日に自分だけの楽しみや希望を持って生きていける、そんな素敵な人生を送ることを可能にさせる、人間の持つ感受性豊かな心の目の素晴らしさだと思う。

     そして本書は、絵も高楼さんが描かれていることから、本編と密接に絡み合った、まとまりのある本の作りも素晴らしく、それは、切手にも見えそうな目次の愛らしい絵もそうだが、なんといっても、表紙と裏表紙が繋がった絵の奥の深さであり、そこには、曜日順に手を繋いでいる女の子たちの絵の並び以上に、その下の草叢に何気なく潜んでいるものたちの存在に加え、キムとつんちゃんがとても似ているように見えるのは、物語を読み終えた後ならば、きっと大きな感動を与えてくれるであろうことから、これは家族の物語でもあったのだ。


     akikobbさんのおかげで、高楼さんの素敵な作品と出会うことが出来ました。

     改めて、ありがとうございます。

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    2023年08月12日
  • ねこが見た話

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     おもしろっ。四つの短編、それぞれみんないい話ではあるんだけど、おもしろっ。
     特に第三話「おかあさんのいす」のおかあさんが最高だった。第四話「天国か地獄か?」のとある手ちがいのからくりも笑った。
     第一話からだんだんとおもしろ度が上がっていったように感じる。まるで話し手のテンションが徐々にあがっていくかのように。逆に読んでいるこちらが話のノリになじんできたのかもしれない。がくっと力の抜けるおもしろさ。こういうの好き。

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    2023年07月27日
  • お皿のボタン

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     高橋さんのおうちの棚にあるボタンのお皿。それは、取れたボタンを縫い付けるまでの間、仮に置いておくためのちょい皿なのですが、高橋さん一家は大雑把な家族なので、取れたボタン以外にもちょっと置き場に困るものを置いたり、置いたまま長いこと忘れられていたり、そんなこともままある。これはそのお皿で暮らすボタンたちの物語…。ホワイト夫人が楽しい。

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    2023年07月24日
  • すてきなルーちゃん

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     ルーちゃんはお母さんの妹で、絵描きさん。食べ物がなくなるとやってきて、お母さんからの頼まれごとをこなしながら数日間滞在し、缶詰やなんかをゲットしてまた帰っていく。滞在中は小学四年生の私の部屋で絵を描いて過ごす。お母さんはルーちゃんのことを、大きな子どもみたいなどと言うけれど、私はルーちゃんとルーちゃんの絵が大好き。学校から帰るとすぐにルーちゃんのところへ飛んでって、その日の出来事を話す。するとルーちゃんは絵を描きながら、それに答えて面白いお話をしてくれるのだ。この本は、ルーちゃんがやってきたある一週間のお話。
     ルーちゃんのお話は、想像力を働かせることの素晴らしさを教えてくれる。

     
     

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    2023年07月24日
  • つんつくせんせいとつんくまえんのくま

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    たかどのほうこ先生の視点最高ですね!!

    人間とクマのタイミングが絶妙で楽しかったです!!

    『つんつくせんせいとくまのゆめ』を読んだあとの作品なので、より関係性があって楽しかった!!

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    2022年10月15日
  • つんつくせんせいとくまのゆめ

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    はちゃめちゃなつんつくせんせいが、冬眠中のクマの館へ!
    つんつくせんせいはやっぱりすごいな〜
    つんくませんせいが、夢なら人間怖くないわ!と喜ぶところがいい。

    はちゃめちゃなつんつくせんせいだったが、最後はちゃんと与えられるだけでなく、与える人間となっている点に◎

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    2022年10月14日
  • つんつくせんせいとまほうのじゅうたん

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    つんつくせんせいのシリーズでいちばんの作品かなと!※個人的意見

    つんつくせんせいの破天荒ぶりにはいつも驚かされますね!!

    〜積読〜
    つんつくせんせい魔法使い!!

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    2022年10月08日
  • へんてこもりのきまぐれろ

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    へんてこもりシリーズ4作目。

    この本にも新しいへんてこな仲間が続々登場。
    仲間も展開もへんてこなので、あれ?本筋はなんだったっけ?とふと思ったりしたけど、いつの間にか伏線も回収され、楽しい楽しい世界。

    へんてこもりに行って、大人なのに変なのーと言われながらドタバタに巻き込まれたい。名前はぐうたら子とかで。

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    2022年09月17日
  • へんてこもりのなまえもん

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    表紙を見て娘が「まるぼだ!」と声をあげたので、ついに夫がまるぼを認識。
    マル暴だと思っていたらしく(児童書なのに、んなわけあるかい!)、良かったとのこと。

    今回は自分の常識とか思考を振り払ってへんてこもりの世界へ!
    本当にへんてこでめちゃくちゃだし、まるぼも「うるりんぞ」も、ゆるキャラのように可愛いわけじゃない。それが魅力的でとても楽しい。わはは

    今回登場する「なまえもん」。
    頭に乗った辞書に登録するために、もりの仲間を食べてしまう!なんて強烈なの!!
    まるぼと子供たちは、なまえもんに食べられた「うるりんぞ」と「ぼさこう」が消化される前に助け出そうと奮闘する!

    ドタバタがすごい。頭の中でアニメが動いているよう。
    最後のページを閉じたら、本と同じようにシャボン玉がぱちんと弾けて、もりの入り口のかしわの木の前に立っている感じ!
    あれ?さっきまでへんてこもりにいたはずなのに、夢か?

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    2022年09月07日
  • つんつくせんせいとまほうのじゅうたん

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    つんつくせんせいと子供たちが、ふわりと落ちてきたスカーフのような敷物に乗って動物園へ。
    動物園ではパンダやゾウ、キリン、バクなどを乗せて雲の上でピクニック。 

    うふふふふ
    今回も期待を裏切らないつんつくせんせい、楽しめたよ。

    目の前に落ちてきたピンクの敷物。
    つんつくせんせいはスカーフかしら?なんて言っているのに「ちょっと のってみましょう」と乗っちゃう。
    えっ?乗るの?!土足で?!この発想ができる大人はつんつくせんせいだけでしょう!

    そして動物園で自分が大好きなパンダ(『つんつくせんせいどうぶつえんに いく』参照)のところへ行き、なぜか言葉が通じて敷物に乗せてしまう。

    そして大型の動物たちが乗り込んだので、ものすごい重量のはずの敷物が、ふわりと浮いて雲の上へ。
    子供や動物はもちろん、つんつくせんせいも心がピカピカキラキラに違いない。
    そうじゃないと敷物は雲まで飛ぶどころか、浮かないはず!

    そして雲の上でワイワイしていると、敷物を取りに来た持ち主のまほうつかいがやって来る。
    つんつくせんせいは、敷物は返すから、その前に雲の上でピクニックしたいからごちそうを出してちょうだいとまほうつかいにお願いする。
    敷物は実はまほうつかいのネッカチーフなのだが、人の物に乗っておいて、さらにごちそうを要求するという図々しさ極まりない言動!でもそれが感じられないのが素敵。無敵。

    最後はまほうつかいの箒を勝手に手に取ってまたがり、乗って帰る。
    箒に乗れるということは、やはりつんつくせんせいは子供並か、それ以上の心の清らかな素直な大人に違いない。

    おそるべし、つんつくせんせい。

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    2022年08月18日
  • つんつくせんせいといたずらぶんぶん

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    つんつくせんせい、楽しくて大好き。
    今回も私が子供たちに読もう♪読もう♪と誘って寝る前に読んだ。
    期待以上の自由さと明るさに満足。

    つんつくせんせいの口にいたずらぶんぶんという虫が入ってしまい、言おうとしといることと全く違うことが口から出てしまう。

    いたずらぶんぶんを口から出すために、甘いものを食べにフルーツパーラーへ行くつんつくせんせいと子供たち。
    行きはルンルンなのに、帰りは子供たちの顔が不満そう。
    なぜならフルーツパーラーで甘いものを食べに食べたのはせんせいだけ!
    子供たちは窓の外で見ているだけだから!

    なんて自由なんだ!

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    2022年07月24日
  • へんてこもりのきまぐれろ

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    ネタバレ

    へんてこもり4作目は、いつもの仲良し四人組とまるぼが〈きまぐれろそうさくたい〉を結成。ホンリエーヌちゃんが読んでいた本から飛び出してしまった謎のきまぐれぼうや〈きまぐれろ〉を追う。
    おなじみのうるりんぞ、ぼさこうに加えて、なまえもんの親戚“なべえもん”やマドモアゼル・クックちゃんといった新しいキャラクターも登場し、ますます円熟するへんてこもりの魅力w
    巻末の「きまぐれろのうた」の楽譜を見た6歳の息子も適当に楽しそうに歌っていた。
    まるぼまんじゅうを味わった四人組の味の感想を聞きたかったなぁw

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    2022年05月13日
  • へんてこもりのコドロボー

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    ネタバレ

    幼稚園の仲良し四人組とあの「まるぼ」との再会にニヤニヤ。
    彼らの行く手に子どもをさらうコドロボーたちが次々現れ、ドキドキハラハラが続く。目的は物騒だが、へんてこもりのコドロボーたちは一様に変てこりんであっと驚くユニークさ。
    はなつまりばく、ポンクス、イタアタもち…お供えもちが自転車を漕ぐなんて発想どこから出てくるんだろうと作者の才能に惚れ惚れ。
    幻のお菓子〈まるぼまんじゅう〉はシリーズのどこかでお目にかかることはあるのかな。楽しみだ。
    1作目を気に入っていた6歳の息子は、はなつまりばくに怯えて2作目はハマらずw

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    2022年04月16日
  • つんつくせんせいといたずらぶんぶん

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    さいごに子どもたち「もっとぶんぶんが先生の中に長いこといたらよかったのになー」と言っていてびっくりした。

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    2022年03月24日