たかどのほうこのレビュー一覧

  • へんてこもりのコドロボー

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     森のちかみちの鍵は歌と踊り。ただしかなりの正確性を求められる。アクシデントひとつひとつが可笑しい。ほうこさん、いったいどういう人なんだろう…(好き)。

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    2025年06月22日
  • へんてこもりのころがりざか

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    ネタバレ

    小2の子どもに読み聞かせ。
    肩の力を抜いて読めるシリーズで気に入っています。

    今作は13年ぶりの新作だそうで、大団円の雰囲気。

    終わってしまうのが寂しくて、私はセンチメンタルな気持ちになりましたが、子どもは普通に楽しんでいました!

    愛おしいキャラクター達と、へんてこもりに出会えてよかったです。また会えるかな。

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    2025年06月17日
  • ねこが見た話

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    たかどのさんの本に間違いなし!
    テンポ良いし、話の展開が気になってぽんぽーんと読み進めた。まだまだこのねこちゃんが見た話を聞かせて欲しいなー。

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    2025年05月18日
  • リリの思い出せないものがたり

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    たかどのほうこさんの素直な文章はとても魅力的だった。難しい言葉を使っていないうえに描写が丁寧で優しい。

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    2025年02月21日
  • へんてこもりのころがりざか

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    ネタバレ

    へんてこもりの最新巻。
    相変わらず不思議なお話。
    ころがりざかで坂をころがりあがる方法が2つもあるなんておもしろい。
    最後まるぼたちが空にのぼって消えたけど、さすがにこれで終わりなのかな?低学年にすすめたい。

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    2024年12月22日
  • へんてこもりのなまえもん

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     おそらく児童書に於いては、ものの見方とは決して一通りでは無いことの大切さを独自の視点で子どもたちに教えてくれることの多い、たかどのほうこ(高楼方子)さんではあるが、このシリーズに関しては、他のそれではあまり見られないようなやりたい放題感が満載なのが特徴的で、まるで方子さん自身が童心に帰ったような天然の閃きで(誉め言葉です)、お話を即興っぽく創り上げたと思わせる無邪気ぶりが、新鮮というか意外というか、可愛らしいというか、こんな一面もあったのねと知ることで、この方の作家性はますます分からなくなってきて面白い。

     「ヘンテ・コスタ」さんが作った「へんてこもり」では、文字通り、へんてこなことが毎度

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    2024年12月07日
  • へんてこもりのコドロボー

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    子供を泥棒するから 小泥棒
    まずマルボが森に行く遠い道か、ちか道を選んでもらう。 4人に選んでもらって みんなは当たり前のように 近道 って言って その場合は 丸マルボがスキップしながら森が短くなって「きっぷきっぷ 心も軽く 丸い体も弾むよ ポン」っていう曲をうたう。

    間違えちゃうと、間違えた言葉で出てきて、最初にバクが出てきた時は ぶんたっていう子が 今日 鼻詰まりでちゃんと歌えなかった。
    えっと みんな歌を間違えちゃって えっと びっくりした。

    自分は歌えると思う。ちょっと今から歌ってみるね。きいてて。(→じょうずにうたえました♡)

    2024/12/05 小1

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    2024年12月05日
  • へんてこもりのころがりざか

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    まるぼシリーズ(正確にはへんてこもりシリーズ)最新作!
    またまるぼのお話を読めると思っていなかったので、感激。

    今作も、期待通りのめちゃくちゃな展開に。
    仕事でへとへとの頭と体で読んだので、何も考えずにまるぼ達を受け入れた。
    意味がないようであるような、あるようでないような、
    かわいいようなそうでもないような、
    考え出すと頭が混乱するような特別なへんてこもりの世界がよかった。

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    2024年12月04日
  • へんてこもりのコドロボー

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     そうか、たかどのほうこ(高楼方子)さんの場合、『まあちゃんの絵本』シリーズもそうだけど、もしかしたらお話も絵も全て自分が担当するときは、そうしないと気が済まない拘りや、自らも楽しみたいといった、そんな気持ちがあるのかもしれないと感じられた、それくらい今回も型破りな展開と緩い適当感が見事に合わさった、方子さんの童心に帰ったようなやりたい放題感が満載な作品であった。

     ヘンテ・コスタさんが作った「へんてこもり」で遊ぶ、そらいろようちえんの子どもたち(アキオ、ケケコ、ノンコ、ブンタ)と、へんてこな方々が繰り広げるシリーズ2作目(1997年)は、前作とは打って変わって彼らに思わぬ危機(!?)が訪れ

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    2024年11月17日
  • へんてこもりにいこうよ

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     たかどのほうこ(高楼方子)さんの作品は、『ココの詩』や『黄色い夏の日』のように、結構な重みのあるシリアスなものがあるかと思ったら、本書のようなとびきり明るい型破りなものがあったりと、そのあまりのギャップの差に時折怯んでしまうのだが、その辺は対象年齢の違いや伝えたいことが異なることもあって、一概にどうこう言えないものの、ここまで来ると、まるで別人のような感覚を抱いてしまい、そこがとても面白い。

     いわゆる『へんてこもりの はなし』シリーズの1作目(1995年)であり、「へんてこもり」とは、「そらいろようちえん」の裏に作られた森のことで、作った人が「ヘンテ・コスタ」さんなので『ヘンテ・コスタの

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    2024年11月09日
  • リリの思い出せないものがたり

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    「ふだんはわすれている、ある〈感じ〉がわいてくる。」という感覚、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
    忘れてはいけない大事なことのような、、
    でもどうしても思い出せないこと。

    水玉のハンカチは風にふわりと持ちあげられ飛んでいきます。
    儚くて、でもそっと包み込まれるようなやさしい余韻をのこす。
    そんな物語です。

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    2024年11月03日
  • リリの思い出せないものがたり

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    リリが思い出せないものがたりを、おばあちゃんの友達フサ子さんの物語を聞くことによって思い出すというお話。

    リリの思い出せなかった思い出が、フサ子さんの物語の続きになることにワクワクした。フサ子さんの物語の最初と最後が、思いがけずフサ子さん自身とリリ自身の思い出でつながって、「ああよかった!」と思える物語の構成が素敵だった。

    「ほんとうにあったお話、もしかしたら、ほんとうだったかもしれないお話、ほんとうだと思ったけれど、ほんとうじゃなかったのかもしれないお話……。そんなお話が、ぐるぐるとみんな、つながって、たぶん、おもしろい、ひとつのお話になることでしょう。」

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    2024年10月25日
  • お皿のボタン

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    それぞれの経験をして、高橋さんの白いお皿(仮の場所)にたどりついたボタンたちの話。

    ホワイト夫人は舞台衣装のボタン
    船長は潮風五郎船長の制服の金ボタン

    みんな誇りをもっていて、ボタン人生?を語る。

    まだまだ白いお皿で、出番を待っているボタンたちは、健気で愛おしい。

    文章と作者自らが描いた絵がぴったりはまる、素敵な絵本。

     

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    2024年10月08日
  • お皿のボタン

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    ドレスやシャツから取れてしまったボタンたちが集まるお皿。
    なかには洋服に予備でついているボタン人生を送りきれていないものや、バッグについていたものなど、出身地?がバラバラ。
    舞台女優のドレス出身のボタンは、いつか華やかな舞台に戻ることを夢見て、女優のような語り口で自分を語るなど、個性もそれぞれのお話も楽しい。

    これを読むと、引き出しにたまっている我が家のボタン達を思い出して覗いてしまう。
    我が家にはボタンに混じって碁石ではなく、ゼムクリップが入っていたよ。

    擬人化がうまい、やっぱり期待を裏切らないたかどのワールド!

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    2024年10月06日
  • リリの思い出せないものがたり

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    久しぶりに方子さんの子ども向けのよみもの。
    絵本を卒業した子どもが読むような、
    う~ん、でもこの内容は、
    大人が読みきかせをするとか、一緒に読み合うのが良いんじゃないかな。

    おばあちゃんの家の黒スグリの木陰に何か記憶があるのに
    思い出せない小2のリリ。
    おばあちゃんに、お友達の物語を読んでもらうと・・・

    青と白の水玉のハンカチを廻る、いくつかの短い物語は
    リリの記憶を蘇らせて・・・

    方子さんらしい館やお庭の出てくる物語、
    でも、やっぱりわたしは方子さんの小説、
    本格的な物語を読みたいな。

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    2024年08月20日
  • へんてこもりにいこうよ

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    子供が長いお話でも聞けるようになっていて感動。おかしな動物の名前に大ウケでした。
    シリーズがあるのが気になるみたいなので、また他の本も読んでみたいと思います。

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    2024年03月06日
  • へんてこもりにいこうよ

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    なんだそれ、と思わず笑っちゃう。

    へんてこどうぶつしりとりしてみるのも面白いかも…
    へんてこどうぶつがどんな動物か説明しながら。想像する楽しさ。

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    2023年11月30日
  • へんてこもりにいこうよ

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    妻と娘のしりとりで、聞いたことのない単語が聞こえてきて、よく知ってるなぁと感心していたら、出どころはコレでした。

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    2023年10月21日
  • すてきなルーちゃん

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     「高楼方子」さんは、児童書に於いて、大人も楽しめるような、物事を違った視点から見ることの素晴らしさを教えてくれる、固定観念にとらわれない思考法を持たれる素敵な方なのだが、「たかどのほうこ」と平仮名表記の場合は、小学生向けに、よりテーマを絞った内容となっているようで、本書に於いても、とても大切なことを教えてくれる。

     物語は、小学四年生の女の子「つんちゃん」の母のいちばん下の妹、「ルーちゃん」が食べ物を求めて、つんちゃんの家にやって来る知らせを聞くところから始まり、どうやら、それは恒例のことらしい。

     大人から見たら、仕事につかないで絵ばっかり描いているルーちゃんのことを、現実を見ていない

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    2023年08月12日
  • ねこが見た話

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     おもしろっ。四つの短編、それぞれみんないい話ではあるんだけど、おもしろっ。
     特に第三話「おかあさんのいす」のおかあさんが最高だった。第四話「天国か地獄か?」のとある手ちがいのからくりも笑った。
     第一話からだんだんとおもしろ度が上がっていったように感じる。まるで話し手のテンションが徐々にあがっていくかのように。逆に読んでいるこちらが話のノリになじんできたのかもしれない。がくっと力の抜けるおもしろさ。こういうの好き。

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    2023年07月27日