大島清昭のレビュー一覧

  • 影踏亭の怪談

    Posted by ブクログ

    僕の姉は怪談作家だ。「呻木叫子」という筆名で、民俗学の知見を活かしたルポ形式の作品を発表している。
    ある日、その姉が自宅で異様な姿で昏睡しているのを発見した僕は、彼女が霊現象を取材していた旅館<K亭>との関連を疑い調査に赴くが……。


    第十七回ミステリーズ!新人賞受賞作収録のホラー×ミステリ連作短編集です。
    登場人物の1人から見た事件部分と、怪談作家の呻木叫子が書いたルポの原稿の2面から1つの話が読める形式になっていて、それぞれ少しだけ違う視界がリアリティがあって面白い。

    ただ単にホラー、ミステリというのではなく、事件の謎解き部分はしっかりとあったうえで怪異としての恐怖も残すバランスが良い

    0
    2024年01月07日
  • 影踏亭の怪談

    ネタバレ 購入済み

    最後も好き

    いっけんなんのつながりもないようなエピソードたちが繋がっている、それがわかったときなんだかわくっとしました。
    最後の結末もいいですね、ホラー色強くて。これだけ怖い体験してきたんだからこの女性は大丈夫!みたいな自信があったのでちょっと悲しかったですが。

    #怖い

    0
    2023年08月24日
  • 地羊鬼の孤独

    Posted by ブクログ

    怪異譚は大好きですが、大抵日本の伝承ですよね
    中国の怪異譚は全く知らなかったので新鮮で楽しめた
    ホラー色もそこまで強くないので、苦手な人でも読めると思います

    0
    2023年05月17日
  • 地羊鬼の孤独

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想

    ミステリ本来の楽しみもありつつ、最後まで読んだらこれはホラーだったと思い知らされた。
    ゾクッとする読後感。

    事件の猟奇性と動機の乖離は賛否ありそう。
    個人的には逆に狂気的にも感じたし下手に狂った動機を捻りすぎると冷めちゃうからなんとも言えないかな。

    あとなんで校庭の棺を『弐』にしたんだろう。
    これ、作中で言及されてたら読み落としてるだけだからめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど。
    ほぼ同時に設置したとしても場所的に一番最初に発見させる可能性がいちばん高い校庭に『壱』を置く方が効果的じゃないかな?と思ってしまった。
    『弐』にすることによってもしかして『壱』があるかも、『参』やそれ以降がある

    0
    2023年05月13日
  • 最恐の幽霊屋敷

    Posted by ブクログ

    2026.04.23

    あまりホラー部分には期待してなかったので深夜1人で読んだら怖かったー!ホラーメインのミステリはあまりないので、貴重な小説。
    そして自殺、他殺のオンパレードでこんなに死人が出る小説もないんじゃない?というほど。
    大島さんの小説は「影踏亭の怪談」以来だったけれど、よくも悪くもやっぱり登場人物が淡々としているなあという感じ。
    そして最後の潔い終わり方!

    一気読みする時間がなく何日かかけて読んだのもあって、登場人物と怪異と死人が多すぎてどれがどれだっけ?となるのでメモ取りながら読んだ方が良かった。再読しないと最後らへんどの怪異で誰が死んだか(殺されたか)わからなくなりました。

    0
    2026年04月23日
  • 一目五先生の孤島

    Posted by ブクログ

    これまでと作風はほぼ同じなのだが、展開がいつも以上に斜め上を行く作品。基本ホラー&ミステリだが、オカルティックバトルみすらある。
    この作者の作品は全て一定の超常現象ありきのスタンスなので、どこまで「アリ」かは意見が分かれるところだが、自分の場合はギリ「ナシ」かなあ。それはやりすぎよ…。けどシリーズ化必至だろうな。

    0
    2026年04月12日
  • 影踏亭の怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怪談作家の主人公が様々な事件に遭遇する話。

    一発目から襲われるわ弟が死ぬわで飛ばしてる。

    ドロドロ坂が好きだった。
    冷凍メロンはシュールだけど凶悪性が高め。

    最後に話が繋がったと思ったら行方不明でザ・ホラーな終わり方。

    0
    2026年04月12日
  • 冷蔵庫婆の怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    ハザコ男の怪談
    蘆野家の怪談
    冷蔵庫婆の怪談
    満月館の怪談

    民俗学のフィールドワークの手法を用いて怪談を執筆する作家・呻木叫子が関わる四編のミステリ×ホラーを収録。
    解き明かせたとしても、みんなは救えないのがホラー。理不尽な選択が突きつけられる。

    0
    2026年04月12日
  • 最恐の幽霊屋敷

    Posted by ブクログ

    「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで貸し出されている物件。
    この設定は、なかなか面白いなと思いました。
    事故物件を逆手に取れたら不動産屋にもメリットありだわって。

    入居してしまうと引っ越しは大変ですが、幽霊好きの方には、アイランドキッチン付きのようなプレミアム物件なのではないでしょうか。

    しかし、物語はそうそう面白い方向には進みません。それらしき原因による不審死が相次ぎ、屋敷にまつわる怪異の歴史が、ルポルタージュのような形で語られていきます。

    帯には「ホラーミステリー」とあります。
    確かにそのようなラストを迎えるのですが、ホラー自体も続いていくような終わり方で、少々わからなくなってしまいま

    0
    2026年03月07日
  • 地羊鬼の孤独

    Posted by ブクログ

    過去に事件があった場所で遺体の入った棺が次々に発見され、その棺の蓋には赤字で「地羊鬼」と書かれていた…
    中国の妖怪“地羊鬼”を扱ったミステリですが結構アッサリ目で読みやすい。怪異と事件の謎を絡めての二転三転の展開が楽しめた!

    0
    2026年03月07日
  • 冷蔵庫婆の怪談

    Posted by ブクログ

    怪談作家・呻木叫子シリーズ第四作。

    失踪から何事もなかったように帰ってきて、何事もなかったかのように仕事を再開している呻木に最後までドキドキしながら読んでいた。これまでのシリーズの内容から、何かあるんじゃないかと勘ぐってしまった。

    今回は児童が何人も殺され、冷蔵庫の中に閉じ込められるという連続殺人事件をベースに、様々な怪談話が展開される。

    サンショウウオ(ハザコ)になった男が次々と人を襲い喰らう「ハザコ男の怪談」
    大足様に守られる代わりに、その家に生まれた女性は必ず25歳の誕生日に自殺するという言い伝えのある「蘆屋家の怪談」
    小学生たちの間に流行っていた『冷蔵庫婆』の怪談を模倣したかのよ

    0
    2026年03月03日
  • 地羊鬼の孤独

    Posted by ブクログ

    先日読んだ「一目五先日の孤島」でも触れられていた、中国の妖怪"地羊鬼"をモチーフとした事件についての作品。謎の連続殺人を調べる警察が主人公です。

    この作品では、幽霊?の気配はあるものの、いることご前提になっておらず、現実よりな世界でした。
    ミステリーなのかホラーなのか…。結局人が一番怖いって事なのか。何ともいえない気持ちになる作品でした。

    0
    2026年02月25日
  • 一目五先生の孤島

    Posted by ブクログ

    曰く付きの孤島で30年前に起こった連続殺人事件と現在の不可能犯罪…怪異とミステリの融合作品!
    孤島での事件はそして誰もいなくなった系。怪異現象が普通に存在する前提のホラーミステリではあるが恐怖感はあまり感じられ無かった。見立てとされるのが中国の妖怪なのが興味をそれほど惹きつけられなかった。

    0
    2026年02月23日
  • 一目五先生の孤島

    Posted by ブクログ

    ミステリ好きで探偵に憧れ、調査会社に就職した主人公。でも霊を呼び寄せてしまう体質のせいで、特殊な課に異動になった所からスタートします。
    いわく付きの島の調査依頼が来るのですが、とにかく事件が凄惨で不可解。途中途中で過去の事件の被害者の手記が挟まることで、過去の視点と現在の視点が交わり、臨場感が増しました。

    事件のトリックや犯人は、ヒントあった?私が気づかなかっただけ?と、正直ビックリしました。
    幽霊がいるのが前提の世界なので、不思議な感覚でした。含みを持たせた終わり方だったので、続編が出るのでしょうか?

    0
    2026年02月16日
  • バラバラ屋敷の怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    バラバラ屋敷の怪談
    青いワンピースの怪談
    片野塚古墳の怪談
    にしうり駅の怪談

    怪談作家・呻木叫子の事件簿。ミステリ×怪談の連作で、ミステリ部分はどれも解決するし、連作として輪もとじる。一方で怪談部分はそういうものとして語られており、もちろん解決しない。ただただ不穏である。

    0
    2026年02月12日
  • 一目五先生の孤島

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『地羊鬼の孤独』と同じ世界。船井の名前がちらっと出てくる。

    孤島で起きた三十年前の事件を、被害者の一人の手記で振り返りつつ、現在の事件が描かれていく。

    過去の密室トリックは物理。
    動機は占い師ならではで、そりゃ捜査側にはわからないわ。ただ、現在のほうの事件は起こさなくてもよかったはず。

    とはいえ、これはなかなか好きな設定。ラストからするとシリーズ化予定と思われるので、楽しみ。

    0
    2026年02月11日
  • 地羊鬼の孤独

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    八木沢とオカルト担当の林原警部補のコンビが、中国妖怪「地羊鬼」の名前を頼りに連続殺人事件を捜査する。

    呪いが見え隠れする不気味な雰囲気で、ミステリなのかホラーなのかわからないまま読み進める。
    林原の得体の知れなさと呪い関係の協力者の船井の呑気さが重くなりがちな雰囲気を引き上げるのだが。

    なんとも救いのないラストである。

    0
    2026年02月10日
  • 冷蔵庫婆の怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったー!現実と物語の境目が分からなくなる絶妙なラインでのルポに起こる事件。やっぱり面白い。ただこのシリーズならではの「バラバラだった出来事が終盤で一気に繋がっていく」感じはあまり伝わってこなくて、その点だけちょっと寂しい。冷蔵庫婆の正体は結局あの人だったわけだけど、冷蔵庫婆と大足様は結局関係ない……ってことなんだよね?そのあたりの部分も綺麗に回収されると思っていたので。でも読みやすいし面白いし、楽しかったです。

    0
    2026年02月10日
  • 最恐の幽霊屋敷

    Posted by ブクログ

    ひとつの家に纏わる体験談を登場人物それぞれから語っている。一つ一つの話しは面白いしリアルだった。個々の話が面白い分、最後少し肩透かしをくらった。

    0
    2025年12月24日
  • 影踏亭の怪談

    Posted by ブクログ

    ★3.5くらい(回想)
    正直あんまり覚えてないけど思ったより面白かったし不気味で怖かった(気がする)

    0
    2025年12月21日