大島清昭のレビュー一覧
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怪談作家・呻木叫子シリーズ第四作。
失踪から何事もなかったように帰ってきて、何事もなかったかのように仕事を再開している呻木に最後までドキドキしながら読んでいた。これまでのシリーズの内容から、何かあるんじゃないかと勘ぐってしまった。
今回は児童が何人も殺され、冷蔵庫の中に閉じ込められるという連続殺人事件をベースに、様々な怪談話が展開される。
サンショウウオ(ハザコ)になった男が次々と人を襲い喰らう「ハザコ男の怪談」
大足様に守られる代わりに、その家に生まれた女性は必ず25歳の誕生日に自殺するという言い伝えのある「蘆屋家の怪談」
小学生たちの間に流行っていた『冷蔵庫婆』の怪談を模倣したかのよ -
Posted by ブクログ
ネタバレう〜ん微妙…。ミステリ、オカルト、意外性、色々と要素を入れたが上手く纏まらずにとっ散らかってる印象を受ける。オカルトに見せかけたミステリ、もしくはその逆という内容の面白い小説は色々あるが、これは個人的にあんまりだった。
味方に犯人がいたというどんでん返しが見所だと思うんだが、登場人物が少ないせいでそこまで意外性が無い。過去3件の密室殺人も読み応えが足りない。(マッチポンプ推理なので当然だが)
倫理観の無い犯罪者を野放しにするというストレスを打ち消すほど結末が強くないのが一番問題かも。
主人公が警察にしては純真すぎる。途中のたびたび挟まる自戒パートはこの可哀想な結末に向けてのものだろうが、それが -
Posted by ブクログ
栃木県北西部の田舎町で、8人の女性が殺害され、体の部位ごとに遺棄されるという事件が。
その15年後、犯人の元自宅、通称「バラバラ屋敷」へ肝試しに訪れた5人の中学生男子たち。
鍵の掛かった屋敷内を覗いたところ、リビングに同級生の生首が置かれているのを発見する。
密室でどうやって、また何故彼は殺されたのか。
青いワンピースの少女の目撃談と、不気味な溺死の自殺。
人形の石が乱立する片野塚古墳で起きた撲殺事件。異界駅に迷い込んだ4人の大学生の悲劇。
呻木叫子もの第3弾。
2作目を読み忘れてる、と途中で気付いたけど、問題ないようなので読み進める。
連作短編で各事件の関連がジワジワと染み出してくる感じ -
Posted by ブクログ
実はわたし、怪談は、あまり読まないんです。
でも、この本は本屋さんで見かけた時にあらすじを読んで、何か…気になったんですね。呼ばれた、とでも言いますか…。
感じるものがあったんです。あらすじを読んで改めて表に返した時、まず、装丁から目が離せなくなりました。指先は、本に触れたまま、もう離れませんでした。
なんて。
何書いてるんですかね。レビューを書けという話ですよ。
実はこの本、シリーズ3作目だったのにジャケ買いしてしまったせいで、そんなことも知らずに読んでしまったのですが、結果的にそれについては、全く問題なかったです。
4作の短編から構成されており、それぞれに呻木叫子と言う怪談作家が出てく