夏目漱石のレビュー一覧

  • 坊っちゃん

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    楽しかった
    坊っちゃんの生き様には惚れる
    夏目漱石の凄さも改めて知れた

    人間模様をここまで表現できるってすごい

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    2026年06月02日
  • こゝろ

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    解説を読むと、第3章だけでひとつの作品だったようだ。
    この章だけで、作者の言いたいことは完結していると感じられるが、1章、2章が加わることによって、小説然とした作品に昇華されている。

    張り巡らされた伏線回収というものではないが、1章での先生との会話での疑問が解けていく心地良さが感じられる。しかし文章自体はたいへん居心地が悪い。

    この複雑な感情は、最近読んでいた小説では感じられない新鮮さだった。

    今回、この作品は音読した。
    現代では使わない言い回しや単語があるのは想定していたが、送りがながかなり独特で、何度も読み直した。
    これは時代のものなのか、漱石独自のものなのか、本を読んできていない私

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    2026年06月01日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    「こんな夢を見た」で始まる10の物語。
    と思っていたのだけど、実際には、その始まりでないお話も含まれていたのね。
    とはいえ、「夢」の話なので、きっちり起承転結なんてないし、明確なオチがないものもあって、だからこそ、その不思議な世界に引き込まれる。
    『乙女の本棚』シリーズならではの美しい挿し絵も華を添えている。

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    2026年05月29日
  • こゝろ

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    夏目漱石の本、初めて読みました。
    数ページは文体の読みにくさがありましたがすぐに慣れました。
    わかりやすいけれども深みのあるストーリー。

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    2026年05月25日
  • こころ

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    高校の教科書で読んで、気になったから古本で買って読んでみた。
    "私"が先生であること、お嬢さんが妻であることのこの2点が新しかった。
    教科書では起承転結の転の部分が多いため、全体で見たときに、思っていたより暗くない、日常のような話だなーって思った。けど、やはり暗かった。
    夜読書でチマチマと読み進めていったが、最後30ページは一気読になった。面白かった。

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    2026年05月22日
  • 坊っちゃん(角川つばさ文庫)

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    ▼角川つばさ文庫版の、「坊ちゃん」。娘(11)に読み聞かせました。原文のママではない。難しい単語は簡易にしてある。それなりに割愛編集もしてある。まあでも大体は元の文調、口調。


    ▼つばさ文庫の努力の証左なのか、漱石の才なのか、子供はけっこう楽しんだ。寝る前に、10分、15分・・・と。10夜くらいかかったか。最後の20ページくらいは、子供が勝手に読んだ。勝手に読み終え、泣いているから驚いた。聞くと「清が死んじゃった。可哀そう」。成程。


    ▼「だから清の墓は小日向の養源寺にある。」

    末尾の文。完璧です。簡潔、潔さ。ファクト。
    でも物凄く詰まっています。


    ▼結局は、坊ちゃんの清への愛の物語

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    2026年05月19日
  • それから(新潮文庫)

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    三十歳、無職、親の金でぶらぶらと自由に生きる代助。生活に困窮する友人平岡との再会。そして次第に平岡の妻・三千代に惹かれていく…。

    ぐずぐず進む前半とは違って後半の急展開とそして最後の1ページの表現に衝撃を受けました。

    漱石のイメージ(私だけが思っていたイメージなのかもしれませんが)がいい意味でぶっ壊された感じ。こんなにもストレートで熱を帯びた文章を書いていたんだ!と驚きました。

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    2026年05月18日
  • 吾輩は猫である

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    絶妙に皮肉と可愛さと知性が混じったユーモアになんともいえないホカホカした気持ちになる
    また読みたいなぁ

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    2026年05月15日
  • 草枕(新潮文庫)

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    漱石やっぱり言語能力がスゴい、、、、
    描写、心情、どれをとっても綺麗。
    この時代の教養があまり無い自分が読んでも衝撃だった。本当にみんな読んで欲しい

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    2026年05月13日
  • こころ

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    ネタバレ

    ウン十年振りの再読。当時は先生と遺書が好みだったが、何十年とたった今は圧倒的に先生と私が好みだった。私が考察する先生のこころに潜むものの描き方がとてもよかった。

    先生と遺書のラストが、先生が死んだ後でも妻が生きている以上は、すべてをあなた(=私)腹の中にしまっておいてくださいの一文で終わる。これを読んだ瞬間に「私よ、直ちにその約束を破れ、律儀に先生との約束など果たさず、直ぐに誰かに告げてしまえ。そうでなくては次はきみが死ぬぞ」と思った。私には生きてほしい。

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    2026年06月05日
  • 彼岸過迄(新潮文庫)

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    「文豪」という言葉から連想される人物は誰だろう。様々な作家の名前が浮かぶが、夏目漱石の名前を挙げる人は少なくないと思う。「坊っちゃん」「吾輩は猫である」などを読んだことがある人も多いはずだ。そんな漱石の作品の中で、唯一センター試験で用いられたのが、この『彼岸過迄』である。◆大病による約一年半の休養の後、新聞紙上で連載が開始されたこの作品は、数本の短編が集まって、一つの長編小説が構成されるという形をとっている。作品全体の主人公は、田川啓太郎という青年であるが、短編ごとに主役が異なり、田川はストーリーテラー的な役割のみを果たすことも多い。短編の一つ「停留所」では、田川がある男の行動を調べて報告する

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    2026年05月08日
  • こゝろ

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    知らぬが吉とはこういうことか、Kも先生も真心があり人間だからこその拗れ方で、人間味というものを一番濃いかたちで感じました。
    いつか読み返したくなる時が必ず来るな、という本です!

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    2026年05月05日
  • 硝子戸の中(新潮文庫)

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    本棚にあったのを再読。書斎の硝子戸の中で世間と隔たって佇む漱石のイメージを思いながら読んだ。

    文章がリズムが良くすらすらと頭に入ってくる。漱石の文章が私は好きだ。明治の人も今の人も頭は1つ、手足は1組ずつ、内臓の機能だって違いはないのだからテクノロジーが進んでも人生について思うことはさほど変わりはないだろうと思いながら読む。「死ぬ時まで生きる」は腑に落ちた。

    胃潰瘍が生涯の宿痾なのだから神経の細かい人だったのだろうと思う。犬のヘクトーの死、2代目の猫の死などが印象に残った。

    読むのは2回目か3回目か。たまに読みたくなるから本棚に置いておく。

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    2026年04月30日
  • 明暗

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    あまり起伏のない日常を描いた話のように思いきや、読み進めていくと登場人物それぞれ思惑が働きすぎて怖いものだなと思えてきた。その名で小林だけ異質、皆に下に見られつつも、彼だけは妙に物事を俯瞰して見ているというか…
    清子との関係もどうなるか気になるけど、そんな思惑がどう落ち着くのか見たかったのに未完の寂しさ。でも、絶妙な切れ間のところで終わっているので、これはこれでいいのかも。結構考える要素の多い本なので、再読しなきゃだなあ。

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    2026年04月26日
  • こゝろ

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    一言感想
    「知らないってある種救い」
    長文感想
    今回で2回目の読破
    前に読んだ時は第二章的なポジションの「両親と私」パートあんまおもんないなって思ってたけど今回は面白かった。その理由が2週目だからなのか、高2の時に比べて何かが成長したからなのかは正直わからない。
    先生が私に過去を話す気になったのは先生と私の間に大きな出来事が起こっておらず、語弊を恐れずにいうならば私が先生のことを何も知らなかっただからなのではないかと思ったりした。
    奥さんが、私が、Kが、知らない情報が先生を苦しめたり助けたり(?)してたなぁと思いました。
    中学時代の友人に見せてる一面を高校時代の友人に見せたくないなとか、逆にこ

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    2026年04月20日
  • 草枕(新潮文庫)

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    とんでもなく美しい作品だった。
    文字のみで美的感覚にひたすら訴えかけてきた。
    考えるな感じろとはまさにこの事だとおもう
    ひとつの感情を表現するのに、こんなにもうつくしい言葉の連なりがあるのかと驚いた。 読んでいて言葉のリズムを追っているだけでもたのしい
    カテゴリー問わず今まで経験した作品の中で、トップレベルに衝撃を受けた
    教養なさすぎる自分でも楽しめたけど、漢文や俳句の教養があれば今の500倍楽しめるだろうなとも思った
    純文学素晴らしい!

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    2026年04月20日
  • こゝろ

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    ★5.0

    「私」と「先生」、そして先生の親友であるKを中心に、人間の心の奥にある孤独や罪悪感を描いた作品。友情と裏切り、愛とエゴ、そして近代という時代の中での人間の孤独を深く描いた小説。

    高校の時教科書に載ってて面白かったから全部読んだ。
    人間の複雑な気持ちの変化とか弱さ、孤独、罪の意識とか心の深淵を捉えていて、すごく好き。
    昔の恋愛がどんなだったか分からないし、先生とKの恋愛に対する思いの深さは計り知れないけど、恋愛に関しは、行動したものがちだと思ってる。口で言ってたって意味ないんだよ先手必勝。

    ✍︎精神的に向上心のない者は、ばかだ。

    #さとの本棚

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    2026年03月31日
  • 吾輩は猫である

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    ネタバレ

    苦沙弥先生と彼の書斎に集まる迷亭、独仙、寒月、東風の会話がとにかく面白い。明治時代の作品であるというのに何度吹き出したことか。

    近代化に向かっている明治日本、日露戦争の勝利に浮かれる日本を冷めた目でみている漱石の思い。
    金権主義への批判、知識人(漱石)の孤独、個人主義への不安。

    面白さの中に、そういった風潮への批判を訴えたこの作品。

    さすが漱石です。

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    2026年03月28日
  • こゝろ

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    初の長編文学でドキドキしてたけど、読み始めたら貪るように見てて、気付いたら終わってました。
    先生の恋愛に対する感情が自分と似ていて個人的にとっても刺さりました。
    学校で習ったよという方にも是非、全編読んでいただきたい作品です

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    2026年03月19日
  • 坊っちゃん

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    ネタバレ

    登場人物の役回りがはっきりしていて、読みやすい野田と赤シャツはとにかく、腹が立つし、山嵐はなんだかんだでいいやつ。最低限の人数でここまで話をおかしくできるのは、本当にすごい。
    正直ものが損をする、現代の問題と通じるものがあって面白い、教育上は、みんなと力を合わせようとか、嘘をついてはいけないとか教わるけど、
    実際は世の中欺瞞に満ちているからやりきれない

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    2026年03月10日