夏目漱石のレビュー一覧
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好きなイラストレーターさんだったので購入。泉鏡花先生の作品はあまり買わなかったけど、外科室は凄く好みな内容だったので迷わず買い物かごに入れました。全巻揃えたいけど、私の給料ではなかなか手を出せないから、紙の本で揃えられなかったら電子書籍で買おうとも思っています。乙女の本棚のファンとしては、紙の本で揃...続きを読むPosted by ブクログ
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夏目漱石の作品を初めて読んだが、ここまで内容に重みがあるものが書けるのか、と感じた。先生の心情がよくわかる。とても読みやすい。
先生が度々墓参りすること、遺書にKが出てことから「もしかしてKは死ぬんじゃないか」と思っていたけど、まさかこんな展開とは。Posted by ブクログ -
中盤まで話が動かず根無草の主人公にイライラもした。三千代に思いを告げてからは一体どうなるのかという緊張感を持続させながら物語は一気に最後まで進んでいく。結末は描かれないがあのラストは良いと思った。Posted by ブクログ
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小説で読むと難しいと頭が拒否して避けて通った作家を絵本で読むとすんなりと受け入れてくれる。きれいな絵なので暗い作品も緩和され気になっていたけど避けていた本がまだあるので楽しみ。Posted by ブクログ
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夏目漱石のことを偉大で凡人が理解の範囲外に押し切られるような人物だとどこか考えていましたが、自分が読んでも素直に納得できる(凡人にも理解ができる)発言を淡々と述べられる人物だということを知り、ただただ身近な存在に感じることができました。
他のものも手をつけて行きたいと思いますPosted by ブクログ -
天才の頭の中を覗いてみたいと常々思っていて、そんな願いが叶う本な気がする。漱石がどのような態度や理論で小説を書いているのかが(全ては理解できないにしても)読めるのはありがたかった。芸術に対する考えは深く頷けるものだった。Posted by ブクログ
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前半は主人公と先生の物語
後半は手紙を通じての先生の学生時代の話。
先生と親友のKと静という女の子と三角関係
先生の謎が手紙を読んでいくと同時に解けていき読んでいて気持ちがいい。
人間の不器用な"こころ"のもどかしさが読み手を惹きつける。Posted by ブクログ