夏目漱石のレビュー一覧

  • 漱石人生論集

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    夏目漱石の人生哲学がわかる文章を集めた本。

    夏目漱石、やっぱり好きだ。すっごく優しい人なんだと思う。人を差別しない。差別したり、意思を尊重しない勝手な人に怒る。客観的に物事を見れるすごい人なんだと改めて思った。先生として多くの人に慕われてたのはそんな理由なんだと勝手に思った。夏目先生のお言葉、心に刻んで生きていきます!

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    2022年10月30日
  • 小説 こころ

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    何十年ぶりかに読んだ。
    こんな話だったなーと思いながら、先生の最後の手紙のところでは、先生の心の高まりや思いが伝わってきた。
    Kがひたすらつらい。
    絵も素敵だった。

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    2022年10月14日
  • 虞美人草(新潮文庫)

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    ネタバレ

    宗近君かっこ良すぎる。結婚して!
    子供じみた上部の皮を脱ぎ捨てて、真剣勝負をしなくてはいけない。そうして生きれば第二義的なことは全てどうでも良くなる。正か死か、悲劇はそれだけ。骨身に応えた。

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    2022年10月10日
  • それから

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    自己欺瞞に気付き、本心(自然)へと向かおうとするが、狂気へと至ってしまう。

    理屈を述べて世間を批判するが、根底には臆病さがある。生きる理由を三千代への愛に見出だし突き進むが悲劇となる。

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    2022年10月01日
  • 吾輩は猫である

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    2ヶ月ぐらいかかった(笑)
    ユーモアが、とんでもなかった。猫視点から僕たち人間をめっちゃバカにされたが、夏目漱石さんの言葉に、うんともすんとも言い返せないと思った。

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    2022年09月21日
  • こころ

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    いゃ〜よかったです。今回注釈を参照しながら また、辞書で語句をしらべながら時間かけて読みました。
    遠回しに先生がKに家業あるなら、恋愛を諦めろと諭していたのが伝わりました。だって本当は自分の方が先に好きになったんだから諦めろとは言えないよね。言ったところでお嬢さんの気持ち次第なんだから。お嬢さんの気持ちを知るのが怖かったんだろうね。相思相愛に確信が持てないところが不安で
    先延ばしにした結果、、、。
    遠い昔の話だけど、現代に通じるものがありおのおのの登場人物が生活している様が読み取れました。
    三角関係の細かい心情がゆったりとしたタッチで描かれている。この頃の文学が好きです。

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    2023年01月05日
  • 虞美人草(新潮文庫)

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    久しぶりの漱石先生。恋愛感情や人間関係の表現の巧みさ、情景描写の美しさがたまらない。夏目漱石の世界に浸れます。
    漱石先生が持つ当時の社会や人に対する批判、信条と言ったものがそれぞれの登場人物を通して伺えます。勧善懲悪的な結末で驚きもありましたが、漱石先生の作品の中でもかなり上位に入ると言ってもいい面白さではないでしょうか。

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    2022年09月15日
  • こころ

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    高校生の頃、初めて読んだ時「こんなに面白い本があったのか」と驚いた。夏目漱石の作品に嵌まったきっかけでもある。

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    2022年07月21日
  • こころ

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    やはり名作ですね。何十年も前の話なのに、なぜこんなに読みやすいのか。夏目漱石ファンになっちゃいました

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    2022年07月08日
  • こころ

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    恋は罪悪。
    これが全ての始まりであり、終わりでもある。
    いや、始まり、特に終わりはないのかもしれない。
    信じることが恐怖でしかない先生は、心を開くことが恋によって得られたかもしれない。だが、そんな恋すらも狡猾な策略に嵌められていると疑心暗鬼になってしまう。それを見ていると、信じることの本当の意味をを感じさせられる。
    信仰に揺らぐKもまた、同じ恋という罪に耐えかねて死を選ぶ。
    Kを死なせてしまったという責任に引き摺られる先生は、贖罪者のようにKの死を悼んでいる。
    そんな様子を見ていると、罪悪という感情が2人のの心から離れることがないのが感じられる。
    特に後半の遺書は先生の苦悩が悶々と伝わってきて

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    2022年06月06日
  • 門(新潮文庫)

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    夏目漱石の「三四郎」、「それから」に続く初期三部作最後の作品。
    「それから」は、友人の妻を奪い返し、高等遊民を脱した主人公・長井代助が職を探しに出たところで終わります。「門」は代助の「それから」を描きますが、完全な続編ではなく登場人物の名前も状況も違います。

    「それから」の物語をひとことで言うなら社会から逃れるように暮らす宗助と御米夫婦の苦悩や悲哀です。小説は何故この夫婦がひっそりと暮らしているのか、終盤まで説明しません。この小説は「朝日新聞」の連載小説ですが、愛読者はこの夫婦の事情を不思議に思いながら毎日読んでいたと思います。新潮文庫では裏表紙でプロットを全て説明していますが、これは余計な

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    2022年05月25日
  • 吾輩は猫である

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    ネタバレ

    読書中ながら感想文です。【内容】主人・苦沙味先生の友人に迷亭という人物がいます。迷亭はあたかもあったことのあるが如く嘘を言ったりする法螺吹きで、明るい性格で、暗い性格はありません。その迷亭が蕎麦の食い方が面白かったです。まずは蕎麦を一気に掬(すく)い上げて、麺汁(めんつゆ)に下の方だけつける。そしてそのままツルツル、っと喉に飲み込む。飽くまで飲み込むであって、くちゃくちゃ噛んでから飲み込むわけではないのです。マニアックな食べ方のもので、これが蕎麦の美味しい食べ方。迷亭はこれでむせてしまって、同じ食べ方を二度三度しませんでした。【感想】僕は蕎麦の食べ方を自分も試してみたい!と思いました。たしかに

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    2022年05月15日
  • 文鳥・夢十夜・永日小品

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    『夢十夜:ファンタジーホラーの原点!?』

    文豪 夏目漱石の短編集。エッセイ風の「京に着ける夕」「文鳥」「永日小品」「倫敦消息」「自転車日記」、幻想小説的な「夢十夜」。特に「夢十夜」は、恒川光太郎のファンタジーホラーを読んでいるよう。意外でした。

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    2022年05月01日
  • 行人(新潮文庫)

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    知識人の幸せは難しいなぁ。漱石をずっと順を追って読んでるけど、男と女、古い価値観と新しい価値観といった単純な二項対立じゃなくて、行人は肉親の家族や夫婦でありながら理解できない他人の精神の作用と苦悩みたいなものが書かれていて、文学として重厚に感じる。昔の交流と他人への影響力があると思っていて、でも深くは考えられない父、現代的だけど鉢植えの木である嫂の直、気難し屋なだけでなく、碁を打つのは苦痛だが逆に碁を打たずにはいられない、漠然と苦しくもがき続ける兄、といった人間の性格と考えが本当に冷静に正確な目で書き表されている。
    こういうのを読める歳になったのかなと思いました。

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    2022年04月13日
  • 漫画 こころ

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    圧倒的画力でした!!
    そして、BL作家様が漫画に描いてくださったからこその私的には別の観点というか、こう読めるのか!という発見もありました。
    小説版にチャレンジしてみて、自分がどのように感じるか楽しみです。

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    2022年03月20日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    「乙女の本棚」シリーズ。夏目漱石『夢十夜』とイラストレーター・しきみ、編。
    もともと『夢十夜』が好きなのだけど、改めて、この企画には、ピッタリの作品だと思った。
    しきみさんの絵も素敵で、小説の雰囲気と合っているな、と。

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    2021年12月10日
  • 坊っちゃん

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    夏目漱石『坊っちゃん』新潮文庫。

    何度目かの再読となる。最近、関川夏央と谷口ジローの共著『『坊っちゃん』の時代 』を第一部から第五部までを再読し、後書きと解説で関川夏央と川上弘美が揃って『坊っちゃん』は哀しい小説だと評していたのを読み、内容を再確認したくなった。

    因みに最初に『坊っちゃん』を読んだのは小学校低学年の頃である。父親が会社帰りに毎月1冊ずつ刊行の度に購入してくれた世界の文学なる分厚い全集に収録されていたのだ。子供向けの全集なので、平易な文章で書いてあったと思う。その後は何度か文庫本でも読んでいる。

    主人公の坊っちゃんは、兎にも角にも何処までも一本気で融通の効かぬ反骨精神の塊の

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    2025年10月31日
  • 門(新潮文庫)

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    門の先に何が見えたのか。

    遺恨を残した友人との過去か、
    睦まじい夫婦の未来か...

    宗助は優柔不断故に、門を通る人ではなく、その前で立ち竦む人である。それでも労苦を受け入れ、日々対峙している姿勢は現代の我々にも通底する。

    春の兆しが夫婦の日常を優しく慰めた。

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    2021年10月28日
  • 硝子戸の中(新潮文庫)

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    病に臥す。
    硝子戸を隔てた内と外。
    そこは生と死の暗喩ではないか。
    「死は生より尊い」は建前であり、本音の死生観は他にある。母との記憶、人々との回想は、生への後悔・執着とも云える。
    「雲の上から見下して笑いたくなった..」
    作者の自我が開け放たれた瞬間だった。

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    2021年10月28日
  • 吾輩は猫である

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    毎晩スタバで少しずつ、3ヶ月以上かかってやっと読み終えました。

    (私にとっては2021年の読書10冊目)
    (読もうと思ったキッカケは、内田百閒先生が心酔していたから)
    (夏目漱石の作品なので、岩波を選んだ)

    全体の印象としては、登場人物ご一同さ、皆さん饒舌というか、多弁で、まぁよく語ること語ること。
    そのおかげで、だいぶ語彙が増えた気がします。

    明治38年(1905年)から翌年にかけて書かれた作品だから、勝ったばかりの日露戦争に関連して色々な単語が出てきます。
    (旅順が落ちたので市中は大変な景気だとか、征露2年目とか、乃木希典、バルチック艦隊、東郷平八郎とか)

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    2021年10月20日