トマトスープのレビュー一覧

  • 天幕のジャードゥーガル 1

    無料版購入済み

    13世紀の世界史を物語にしている。
    学校の授業が表面だけのいかに薄っぺらい知識かが分かる。
    濃淡がはっきりした切り絵のような作画が特捜的で世界観や物語に合っていてとても好き。
    知識欲を満たすだけの為に他国を侵略し本を奪ったソルコクタニ正妃、
    お前がその本を手にするためにどれだけ多くの人間の尊厳を踏みにじったか!憎悪の念を向けるシタラの演出も見事。
    破竹の勢いだったモンゴル帝国がどう瓦解させられていくのか興味深い。

    #深い #タメになる #感動する

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    2026年08月25日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

    匿名

    無料版購入済み

    アニメから来ました!

    アニメ版を見て興味が湧きましたが、アニメの素晴らしさ、原作の再現度は凄いですね。アニメが素晴らしいのは原作が素晴らしいからだとよくわかる内容で、原作はより分かりやすいです。
    13世紀頃のモンゴル。日本で言うと鎌倉幕府の後です。あの時代に知識の高い文明を築いていたイスラムの国々、それを攻め滅ぼす力を持つモンゴル。よく日本は無事でいられたものです。

    #ドキドキハラハラ #ドロドロ #共感する

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    2026年08月25日
  • 天幕のジャードゥーガル 4

    Posted by ブクログ

    お前たちがここで幸せになれば…のくだりは、少女漫画の真髄を感じた。裏を返せば、今現在は幸せではないわけだが、もし、彼女たちがオゴダイのいうように幸せになる道があるなら、どんなルートなんだろうと想像してしまった。強い意思で道を切り拓いてきた女性たち。このストーリーも、大切にされながら復讐心を忘れずに生きていく女性を描いている。

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    2026年08月24日
  • 天幕のジャードゥーガル 3

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    大波乱の第3巻。
    こういう歴史物を読んでいるとき、トップの人間のものの見方はとても興味が湧く。
    それぞれの思惑もチラチラ見えてきて、さらに面白くなってきたと感じる。
    第1巻がしんどかった分、ドレゲネという同志を得たことも大きいのだけど、ドレゲネもまだ腹の底が見えない感じ。
    絵柄は可愛らしいのだが、骨太の歴史小説であることは間違いない。

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    2026年08月23日
  • 天幕のジャードゥーガル 2

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    おもしろ…!
    ついにドレゲネとファーティマが結託するのだけど、瓦解させるための策略めぐりに、障壁になりそうな人物も現れて、俄然面白くなってきた!
    モンゴルに屈しない!
    モンゴルよ、今に見てろ!
    こういう復讐心を忘れずにいることそのものが苦しかったと思う。順応してしまって、過去を無かったことにする方が楽だろうに。それでも忘れずに、過去の自分たちの大切にしてきたものを思い出して生きる…。強い女たちだなぁ

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    2026年08月23日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

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    この漫画を読み、自分の偏見を自覚。たとえば奴隷制は人権無視の酷い制度であり、非人道的なものだというイメージがあったのだけど、少なくともイランではイメージとは違ったらしい。ものである側面ももちろんあるのだが、買われた家で家族のように迎えられることや、結婚だってできたらしい。それと、天文学や数学の知識にも驚かされた。モンゴル帝国の話ではあるが、漫画などのストーリーで読むことで、新しい見方ができると思う。

    さて、この漫画は、史実にも登場するファーティマをモデルにした漫画らしい。アニメが素晴らしく、そこから入ったのだが、漫画の方も面白い。アニメではできないコマ割りの表現や、デフォルメが効いたキャラク

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    2026年08月23日
  • もっと!天幕のジャードゥーガル

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    漫画の副読本でこんなに勉強になるとは思わなかった。
    参考文献リストがなんと5ページ分もある。専門書並みの量だ。
    本当によく調べて描かれている作品なのだと痛感した。
    ちょっとしたコマの描写にも、知識があれば楽しめることがたくさんある。
    例えば、作中、天幕の中で女性が着座しているシーンがよく出てくる。
    なんの感想もなく読んでいたが、女性は東側に座る慣習だったことをこの本で知って、読み返してみたら、ちゃんと東側に座っている。すごいね。
    ちなみに、この今でもこの慣習はあるらしく、ゲルの東側は女の空間、西側は男の空間とされているらしい。

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    2026年08月11日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

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    アニメが良かったから読み始めた。
    可愛らしい絵柄とは違って内容は重厚そう。
    チンギスカンというと、蒙古襲来のイメージが強く、逆にそれ以外のことを知らないので、当時の中央アジアがどうだったのか、この漫画で学べたら良いな。

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    2026年08月08日
  • 天幕のジャードゥーガル 6

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    ネタバレ

    バトゥのキプチャク遠征からグユクのカラコルム帰還決定までを描く第6巻。

    早々に退場してしまったけれど、コルゲンもまた魅力的だった。その死と遺志を受けて、向かう先を見据えたグユクの立ち姿がまた良い。

    彼らに比べ、主人公・シタラの方はというと、大きな動きを取りづらいこともあり、出番は少なく、その計略は(今は)地味にも感じられる。しかし例えば、キプチャクに往かせたシラを見送る独白の凄まじさ、その孤独や虚しさ。それを見ると、この物語がきらびやかな表舞台に立つ男たちのための物語ではなく、シタラやドレゲネ、オイラト族の娘たちのような、虐げられる女性たちの物語なのだと改めて思わされる気がする。

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    2026年08月02日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

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    連載中
    中世アジアを舞台に、奴隷の少女が暗躍する話
    権力争いやら諜報やらシナリオは重いものの、絵が可愛いおかげで読みやすい
    アニメが素晴らしすぎるのでそこから入っても良い

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    2026年08月02日
  • 奸臣スムバト(2)

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    ネタバレ

    ついに宰相までがモンゴルに降伏し、女王が退位を迫られている、というジョージア王国全体の状況に対して、スムバトは、アニの街への侵攻へ従軍したり、恋というものに悩んだり、父の死の真相に近づいたり、と事は多いものの大局にはまだ関わっていない印象。ここからどうやって「奸臣」と呼ばれるような活躍をするまでになるのか、まだまだ序盤だと思うので続刊を楽しみにしたい。

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    2026年07月30日
  • 天幕のジャードゥーガル 6

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    「その血と記憶はいつだって 征服者(モンゴル)を見ているぞ」(p133)

    とうとう出たね。理念と武力で抑え込んだかのように見えても、その大地に染み込んだ血は乾くことはなく、首を垂れて近侍するその者の記憶は塗り替えられることはない。

    英雄チンギス・カンの子のひとり〈コルゲン〉は庶出であり、母はメルキトから降ったダイル・ウスンの娘クラン。彼の中には征服した者と降った者の両方の血が流れており、その血の記憶が彼個人を繊細にせしめている。「母上はメルキト族の人々を守るために父上に嫁いだ その末に僕が生まれて 今こうして別の人々を組み伏している…」(p98)と西征の途上で想いを馳せるコルゲン。当時の人

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    2026年07月27日
  • 奸臣スムバト(2)

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    一人前になったと思ったら「お前に足りないのは恋愛(ロマンス)だ!と兄エクリムに言われちゃったスムバト。タタールへ投降した為、戦争出兵を命じられた。そんな条件を付けて弟を思い留まらせようとしたが、ザズとの出逢いや、聖遺物の呪いなどあり、母は兄の支えになるよう、出兵を促す。同胞たちとの戦闘で心の傷を負う。周りの家族の暖かさに触れ、ザズとの恋を打ち明けるが…

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    2026年07月27日
  • 天幕のジャードゥーガル 5

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    「新しいモンゴルを作る」(p22)

    オゴタイにはそのための素養は備わっており彼自身にもそれが見えているのだろう。
    皇后ボラクチンも聡明であり、帝業を妨げるものは排さんとする。

    「今やモンゴルは広大な世界を手に入れた」(p61)

    帝国の都「カラコルム」の建造にも着手し、街道が整備され遠く離れた人と物が行き交うようになった。
    「交易の「道」 生産の「都市」 これこそ大カアンが望んだモンゴルの姿だ」(g80)とボラクチンが語るように、歴史上でも未曾有の大国家建設は着々と進んでゆく。

    華々しく発展を遂げるモンゴルだが、憂いが無いわけではない。
    「後継者だ 大カアンの そして私の」(p84)

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    2026年07月25日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

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    以前、Xで1話の試し読みを読んだことがあり、「面白いなぁ〜」という印象があった。
    今季アニメ化されると知り、1〜最新刊までまとめて購入。そして一気読み。やはり第一印象から変わらずおっもしれ〜〜〜。

    高校受験レベルの世界史知識しかない私でも、「見たことある名前だな…」がたくさん出てくる。学生の時にこの漫画があったら、世界史の授業がもっともっと楽しいものになっていただろうなぁ。

    現在の世界史の教科書に、数ページ、もしくは1行・1単語しか載っていないかもしれない。
    けど、その数行にはシタラたちが、今の私たちと同じように考え、悩み、苦しみ、そして復讐に生きた数十年があることを思う。
    最期を見届ける

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    2026年07月24日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

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    今までに見たことのない絵柄の傑作。特に、平面的な横顔を美しいと感じる。
    生きのびる力として学問をするファーティマのこれからが気になる。
    生きる決意の顔、また「この人間は許せない」と密かに憤る顔、といった「ここぞ」というシーンで大ゴマを使う描き方に引き込まれた。

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    2026年07月22日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

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     アニメが放送されているのは知っていましたが、観てはいませんでした。
    ところが、先日(中森明菜さんを観ようと)Mステを観ていましたら、SEKAI NO OWARIさんが本作アニメのオープニングテーマを歌ってらして、そのあまりの素晴らしさに感動して、アニメを観始めましたw

     そしたら、面白かったんですよw♡
    で、原作本も読み進めています。

     まずタイトルの「天幕」ですが、この場合はモンゴル人のテントを指します。そして、「ジャードゥーガル」とはペルシャ語で「魔女」という意味だそうです。
     なぜモンゴル人のテントで、なぜペルシャ語なのかは、物語上のポイントです(ので秘密ですw)。

     そして、こ

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    2026年07月25日
  • 天幕のジャードゥーガル 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かったので感想。
    これは、モンゴルに征服されたペルシャの少女が復讐を誓い、「知恵」を武器に帝国を内側から崩壊させるため暗躍する物語。
    復讐もの自体は定番のテーマだけど、この作品の何が面白いって、複数陣営が入り乱れる政争を見事に描き切っているところ。
    巨大なモンゴル帝国は、当然一枚岩じゃない。
    誰が悪で誰が善という単純な話でもなく、全員がそれぞれの目的や野望を持って動いていて、その無数の思惑が重なって「歴史」という大きな流れができていく。
    その中で主人公は、モンゴルが積み重ねてきた征服の歴史に人生を奪われた一人として、復讐を胸に暗躍していく。
    もちろん、そんな大帝国を維持している

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    2026年07月20日
  • 天幕のジャードゥーガル 5

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    戦争・侵略・統治下の内部における勢力争いの物語であるならばさけて通れない綺麗事抜きの道を、タイトルの通り「ジャードゥーガル」とし踏みしめさせていることに感嘆する。

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    2026年07月08日
  • 天幕のジャードゥーガル 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    炎の様に燃え上がる復讐心が、チンギス・ハン亡き後のモンゴルを、焼きつくす火種になるのか? 誰の手を取るべきか? という時に、揺らぎが主人公にないのが、凄いところだと思った。敵も、味方も個性があり、読者として恨めない。主人公も全体を恨んでいる様に思う。では、最終的に何を恨む、憎むことになるのかが気になる?

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    2026年07月06日