トマトスープのレビュー一覧

  • ダンピアのおいしい冒険 2

    2020年1巻発売漫画の傑作

    本当にこの漫画は面白い。
    史実だからこその「人間らしさ」がある。
    物語ではまずやらない話の運びは事実だからこその深みがある。
    物語を全否定するわけではないし、この漫画も物語ではあるのだが
    ダンピアが接する海賊としての日常には
    かつて、こういった船乗りがいて
    今の私達が知る文化や知識が彼ら...続きを読む
  • ダンピアのおいしい冒険 2
    実話をもとにしたフィクションの第2弾!
    17世紀において世界というのはいまだ未開で謎だらけの世界。数多の未発見を自ら探り、発見し、時には味わう。最早探検されつくし、欲しい情報はネットに全て落ちてる現代と違い、見るものすべてが新発見という魅力的な時代。
    その場においては、知っていることが武器になり、発...続きを読む
  • 天幕のジャードゥーガル 3
    版画のようなイラストで、読み始めの頃は違和感と言うか馴染めなさがあったが、内容がとても面白い…!

    賢く才能溢れる主人公が様々な問題を解決していく物語系か?と思っていたが
    前途多難、トラブルに見舞われながらも前を向いていく感じの物語。

    王子との関係はどうなるのだろう?と読み始め思ったが、前半で2人...続きを読む
  • 天幕のジャードゥーガル 1
    13世紀、ペルシャの奴隷の少女がモンゴルの捕虜となった。知識で生き延びられるのか、先が楽しみ。舞台背景も珍しくて面白い。
  • 天幕のジャードゥーガル 2
    怒りをおさめるのも、怒りを絶やさないのも、乱世を生き抜く術。そこに知識があれば牙をむける。
    ドレゲネとシタラの出会いが嵐を起こすのか、目が離せない。
  • 天幕のジャードゥーガル 3
    ちょっと他で見たことない舞台と主人公。 モンゴル帝国を一代で築いたチンギス・ハーン。その征服の途上でペルシアから奴隷として連れ出された少女が智慧を武器に新たな人生に乗り出す。 ということで、今回主人公はハーンの後継となったオゴタイの第六妃のところへとスパイと送り込まれつつ、第一皇后のボラクチンとの接...続きを読む
  • 天幕のジャードゥーガル 3
    この漫画の良さは、ファーティマの性格にある。普通ならば感動したり、素晴らしいと思う理想や、正論,強いものに対して、悔しい,許せないと思う。小さくて深い怒りをもって、大きなものを覆そうとする。小人が世界に挑む大きさ。
  • 天幕のジャードゥーガル(話売り) #1
    とっても珍しい設定!そしてこの一話でもわかるくらいよく調べられて、人と信教の表現が尊敬に溢れている。その出会いが最後だなんて...もはや影が落ちてる。
  • 天幕のジャードゥーガル 1
    とっても珍しい設定!そしてこの一冊でもわかるくらいよく調べられて、よその半端な表現とは遥か遠いマンガである。「魔女」がどう動くかすごく楽しみ。
  • 天幕のジャードゥーガル 3
    元ネタの詳細は知らないから誰が死ぬとか全く分からなくて面白い。

    今回は箸休めというか、まだ主人公たちは地固めしているだけで周囲が話を動かしている感がある。
    シタラが戦う相手はあくまでボラクチンやソルコクタニなのかな?
    女の戦いを予感させる作品なのに性格がきつそうな女性が一人もいないのは新鮮。
  • 天幕のジャードゥーガル 2
    「地獄楽」もいい加減、異物の造形、中国風俗や江戸時代風俗の描き込み、バトルシーンの迫力等々、その筆力侮り難しとは思ったのだけど、トマトスープさんの選び抜かれた台詞、単純な線で中世の中東・モンゴルの緻密な風俗を描き切る筆力には感服した。流石、「このマンガがすごい!2023年オンナ編1位」である。

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  • ダンピアのおいしい冒険 5
    #本日の本 イギリスの40近いおっさんのはずなのに、毎回ダンピアかわいいと思ってみてしまう。今回はコビンジャーもかわいい。
  • 天幕のジャードゥーガル 1
    主人公のシタラが イラン東部にあるトゥース市の奴隷市で買われるところから始まる その家の少年ムハンマドと出会い別れの中で知識を得ることの大切さを知り モンゴルからの攻撃あって 主人一家を失ってしまうが 女主人の遺品ともいえるエウクレイデスの原論を取り返す為に 憎い敵のモンゴルチンギスカンの4男トルイ...続きを読む
  • 天幕のジャードゥーガル 2

    続きが気になる

    世界史では習わなかった深い話か始まった。本当は10巻位まで待って一気読みしたい。モンゴルの広さと遊牧の生活をもっと知りたい、
  • 天幕のジャードゥーガル 1

    秀逸な歴史もの

    作品の評判は聞いていて、今回は1巻最後まで、読めました。
    この時期だと、確かに数学や自然科学の知識、イスラム圏の方が高水準でしょう。
    モンゴルではチンギス・カン、当然英雄でしょうが、歴史上の英雄って裏を返せば大量虐殺者ですので、街ごと襲われて職人さんだけ捕虜になってあとは殺されたりもしています。
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  • 天幕のジャードゥーガル 1
    ムスリムの娘が捕虜になり、チンギスハンの息子の妃に仕えるという構図の大きさがいいし、登場人物もありきたりでないところが良い。星の数は、期待値でおまけ。
  • 天幕のジャードゥーガル 1
    「スーフィーの物語」っていうイスラム寓話集にファティマが中国で天幕をつくる話がある。悲惨な人生にも意味があるという教訓。これが元ネタかなと思ったりする。
  • 天幕のジャードゥーガル 1

    女奴隷

    侵略されてモンゴルへ連れて行かれた中東の女奴隷が知識を使ってモンゴルで成りあがっていく話です。
    中東の女性差別ってキツイと思ってたけど、奴隷でも教育は惜しまないんだな。
  • 天幕のジャードゥーガル 1
    時代の縦軸の中で、世界は横で繋がっているということを感じさせてくれる物語。モンゴルで主人公がこれからどのように生き抜くのか、楽しみ。
    かつて、神坂智子先生のシルクロードシリーズで、大陸は広くしかしどこまでも繋がっているという感覚を覚えたことを思い出した。
  • ダンピアのおいしい冒険 3
    ダンピアとリングローズの友情が尊い……
    いきなり南極目指そうは泣き笑い。
    色んなルーツの人がいて、ひとつの船で協力しあいながら生きていて、ならず者集団だとしても温かみがある。
    南国の果物は美味しそう