トマトスープのレビュー一覧
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購入済み
ユーラシア大陸の広さを感じる
ボニータ連載とのこと、少年マンガにない主人公、デフォルメされたイラスト、初めての歴史設定、とても良かった。今後の展開が楽しみです。
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Posted by ブクログ
発売当初から売れ行き好調で、さらに「このマンガがすごい!2023オンナ編」第1位受賞です。これは売り伸ばしていかねばと、コミック担当として気合いが入ります。
チンギス・カン、クビライ・カンが活躍するモンゴル帝国の物語を、イラン(ペルシア)から連れてこられた奴隷少女の目線から描いています。
この少女、なんかすごい人物として成り上がっていくようです。歴史上の実在のモデルがいるとのこと。
まだ一巻目なので、まだまだ「触り」程度ですが、歴史モノなのに、歴史モノ臭さは薄く、「そこに生きていた、とある少女の物語」という軸はブレずに進行していくので、歴史に詳しくなくても「復讐、成り上がりストーリー」とし -
無料版購入済み
これは、止まらない
舞台はモンゴルへ移るんですね。
これは、ヒロインがどうなるのか、気になって仕方がないです!
なんて中途半端なところまでが無料なんだ!
まんまと罠にかかった感笑 -
無料版購入済み
世界史を専攻したことがなく、無知で申し訳ないのですが、元寇の頃のモンゴル民族は蛮族のイメージしかなく。
本を探す第四王子に衝撃でした。
当時はイランがトップレベルの学問の国とも知らなかったです。
反省。 -
無料版購入済み
興味深い
イスラムの不思議な感じがして興味深かったです。身近にある数学の元になる三平方の定理など、学問についても物語のなかに溶け込むように載っています。描き方が個性的でよりその時代の雰囲気を感じました。
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Posted by ブクログ
1巻ではまだまだプロローグといった感じで、物語は本格的にははじまっていない状態。
他の方も書いてますがやはり乙嫁を連想しつつ。
威風堂々悪女の最近の巻で北方民族の生活風土や平定していく様に憧れを抱いていたところへ心地よくカウンターを喰らった感じ。
モンゴル系の民族の話は好意的な立場で物語に組み込まれることが多い(私が読んできたものが偏っていただけだと思うけど)印象だったので、そりゃあどうあっても侵略された側というのはそういう感想になるわなということも面白く読みました。
元寇の時代だしな。
これから一気に物語が本格始動するのかなとワクワクして続きを待ちます。 -
Posted by ブクログ
伊藤悠「シュトヘル」大好きなので、関連でおすすめがあって読んだら、想像以上に暗くて情熱的で重たくてすごく良かった。
新しい環境で逞しく生きるというより、内心で怒りを燃やし過去の自分を自分だけは守りながら目的のために笑顔を作っている、ほうの女の子の話で、その笑顔がまた本当に可愛らしいのが格好良く陰鬱ですごい。
かといって仇のモンゴル帝国の人たちも、感情豊かで知的で大事な人がいて未来に希望を持って生きていて、だからって絶対に許さない、自分はそれを全部おまえたちに奪われたから、とものすごく怒っているシタラが、最後まで許さずに生きていくのか、違う目的が生まれるのかわからないけど、安心感とハラハラが良 -
購入済み
2020年1巻発売漫画の傑作
本当にこの漫画は面白い。
史実だからこその「人間らしさ」がある。
物語ではまずやらない話の運びは事実だからこその深みがある。
物語を全否定するわけではないし、この漫画も物語ではあるのだが
ダンピアが接する海賊としての日常には
かつて、こういった船乗りがいて
今の私達が知る文化や知識が彼らの知識の延長線上にあるという事を
とても濃密に感じる事ができる。
学生の頃にこの漫画と出会いたかった。 -
Posted by ブクログ
実話をもとにしたフィクションの第2弾!
17世紀において世界というのはいまだ未開で謎だらけの世界。数多の未発見を自ら探り、発見し、時には味わう。最早探検されつくし、欲しい情報はネットに全て落ちてる現代と違い、見るものすべてが新発見という魅力的な時代。
その場においては、知っていることが武器になり、発見することが価値となる。まさに「知識は力」を体現した、大航海時代に船乗りとして世界を3度渡り歩いたダンピアとその見てきた世界を、このマンガが余すことなく伝えてくれます。
そもそも33歳の英国人でしかも私掠船乗りのおっさんがこんなにかわいいわけがない!
そう思いながら毎回引き込まれていくのは、単に絵柄