泊功のレビュー一覧
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前作『凶兆』編の終盤、呉定縁が白蓮教徒の梁興甫に捕まり“旅の仲間”は離れ離れに……。
そしていよいよ京城へ。
呉定縁、蘇荊渓、于謙の運命は
朱瞻基は生きて京城へ入城できるのか?
中国に現存している歴史的建造物や文化風習の多くは明・清の時代のものである。
にもかかわらず、明朝はあまり物語の舞台には登場しない(明末清初は別)。
巻末には、舞台となった明朝初期の歴史解説が、作家本人により記されてる。登場する人物はかなりの割合で実在(作者の創作では無いということ)しているようで、この時代のことが少し垣間見えた。
それにしても、出来上がった物語は随分と“冒険活劇”で、ドンデン返しの連続だった。
た -
Posted by ブクログ
ボリューム満点。時間がなくて毎日少しずつ読む珍しい経験。
いつも通り、名まえを覚えられず筋を追うのに手いっぱい。ルビを振ってもらって覚えやすいように配慮されているが、字面で読む習慣の私にはあまり意味がない。
当たり前だが同じ人物の呼び方が場面と語る人間で異なることも名前を覚え筋を理解するのに障害となる。
ときどき、うろ覚えの漢詩が出てきてブレイクタイムになってよかった。欲を言えば読み下しは注釈にして欲しかった。主役4人がすこしタフすぎるので
その分マイナス ☆とした。
ともあれ、知らず知らずに引き込まれる Ⅰ:凶兆だった。
この余韻にひたりつつ次巻 Ⅱ:天命に取り掛かろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三体2に比べると、読後感は劣ると言わざるを得ない。
これは2の着地が綺麗に決まっているが故に、それを超えるのは難しいというのが正しいか。
気になった点
雲天明は宇宙に送り出される直前、自分を顧みなかった人類(社会)や大した考えもなく、自分の思いも知らず、安直に自分を候補にした程心を恨んでいたように思う。
でも、その後登場する彼は善意の人になっていて、その変遷は描かれていない。
ここがずっと喉に引っかかった魚の小骨のようになっていて、最後まで解消されなかった。
もしかして二次創作側で描かれるのか??でもそれって同人だよね?
伏線を全て回収しろというような野暮は言わないが、やはりモヤっとした感覚 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・とても壮大な話になって読んだあとが少し怖いという感情が残った。
・あの二人は最後まで再会できず、とても悲しかった。もう少しハッピーエンドを求めてしまった。救いがなさ過ぎるように感じた。
・地球がなくなってしまうのは悲しい。
・太陽系を滅ぼすのが紙一枚という斬新な武器。その発想がすごい。
・結局、反人類罪の二人が正しかった。自分を貫くことのすごさ、後からしかわからない正しさを考えさせられた。
・作中を通してルオジーが一番好きだったので、最後まで登場してくれてうれしかった。
・ルオジーのモナリザを見つけた時のそこにいたんだね、それならもっとここにきたのに。という言葉が感動的だった。200年