泊功のレビュー一覧
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北海が実は敗北主義者であったこと、水滴に一気に殲滅させられるところ、読む手が止まらない。冬眠後の世界で、状況が変わってると思わせてからの殲滅が物語として面白い。羅輯の呪いが最後に効いてくるのもうまい。展開がうまかった。Posted by ブクログ
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三体シリーズ全体を通してみると今回は起承転結の転であった。
ダイナミックに話が展開されて正直今回だけで終わりでもいいぐらいの結末だった。
それだけにこの後の2巻で何が起こるか怖くもあり楽しみである。Posted by ブクログ -
前作の「三体Ⅱ」で、もう終わりだろうと思ったら、次から次へと面白い話が出てくるからすごいです。2024年3月からドラマが放映されるそうですね。
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(ネタばれあり)
上巻から下巻のクライマックスにかけての絶望感が続く描写から、どうやって話の展開を回収するか最後までワクワクが止まりませんでした。
フェルミのパラドックスに対する一つのアンサー。
暗黒森林仮説については以前どこかで目にしたことがあったが、三体が元になっていたのは読んでから知りまし...続きを読むPosted by ブクログ -
・あらすじ
三体人襲来まであと450年。人類は選ばれた4名の面壁者自身の脳内で秘密裏に対抗策を編み出していく。
そして宇宙艦隊に所属する軍人の苦悩と信念。
・感想
主人公は面壁者のルオジーで裏の主人公?はジャンベイハイだと思う。
SFミステリーサスペンス恋愛(?)全部盛りエンタメ作品
上巻は種ま...続きを読むPosted by ブクログ -
スケールがとにかくすごい。
基礎物理学の発展が封じられてるのに、二世紀後に目覚めたら今では考えられないような豊かな生活になってて、三体文明なんか屁でもないわ、みたいな雰囲気から水滴に人類のほぼ全戦力である数千の艦隊を一瞬で破壊され尽くされてしまったときは恐怖と絶望でしかなかった…
最後のルオジーと...続きを読むPosted by ブクログ -
ここまで圧倒的にワクワクさせられた作品に出会えて幸せ。異星人の発見と接触、異星人との知恵比べや戦闘、宇宙を取り巻く課題とのその先。テイストの異なるストーリー展開とバカバカしいくらい壮大なスケール。「そんなあほな」の発想の連続。いやはやすごい。ぺらぺらの2次元人に会ってみたいなあ。Posted by ブクログ
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ヒューゴー賞を受賞した大ベストセラーなので、今更って話だけど、あアイデア、スケール感、世界観等々、超絶面白いSF。黒暗森林仮説は、どうもしっくり来なかったし、量子通信も然り。しかし、そんなのを差し引いても読む価値のある小説。
なお、量子通信につては、自分が浅学であるゆえかもしれないので悪しからず。Posted by ブクログ -
面白かった!難解な理論が並ぶハードSFとエンタメ性の両立が秀逸な上に、最も感嘆させられたのがI、II、IIIそれぞれに新奇な世界観(宇宙観、あるいは次元観)と劇的でエモーショナルな展開があること。連続した大きな作品内で、一切の中弛みを感じさせない創造性が素晴らしかった。巨大なスケールの物語が痛快で、...続きを読むPosted by ブクログ
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葉文潔の聡明な預言を受け止めた羅輯の孤独な思索が何だったのか、この下巻で明らかになる所は読み応えあった。何だか分からないまま読み進めて来たところがあったけど、あー、そう言うことかと、急に話が見えてくる所は凄いと思った。Posted by ブクログ
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羅輯と大史のコンビネーションが読んでいて楽しい。
大史はすぐ目の前で起こる近い未来の危険予知の能力が半端ない。一方の羅輯ははるか数百年先に宇宙スケールで起こる未来を見据えている。最強コンビPosted by ブクログ -
すごい....
重厚なので読んでる側も長い道のりの果てに結末を迎えるという感じが良かった.
理解が難しいなど言われていたが、全く感じなかった.自分が理系畑だからかな..
「それ」の元ネタがSAWというのが面白い(?)
追: 間違いなく今まで読んだ小説でTOP3には入る...ストーリーを思い出そうと...続きを読むPosted by ブクログ