泊功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作家さんは、いろいろな説明が冗長過ぎて退屈してくる事が多い。
軌道エレベーターから宇宙ステーションの説明。各宇宙都市の説明など本編からすると、もっと簡素に説明してくれる方がテンポ良く読みやすくなると思うのは僕だけかな?
それにラストの話は宇宙の馴れ初めや起源に関わる話は興味深く面白かったけど、もう少し手前で終わっても良かったかと思う
。
トマス・ウェイドがチェン・シンとの約束を守ったのは彼らしく納得出来るけど、部下の兵士達の中には反旗を振りかざす奴が現れても良かったと思うし、あれだけの理想と決意を持って入れば、ウェイドのチェン・シンに対する従順な対応に、不満を持ってしかりだよ。
ましてや、個々の持っている武器だけで徒党を組まずに地球連邦政府に脅かしを掛けて十分に屈服させる事が出来るのにね。
宇宙都市に潜伏している兵士が自爆覚悟で武器を一度使えば、それだけで勝てたのに、実際、研究に従事していた星環グループの人達は光速宇宙船を完成させたかったのだからね。
この辺の人間心理とかが僕には納得出来ない。
他にも全体を通して不満な点も多く有ったけど、読みやすく比較的分かり易い部分も多く有ったので、SFに興味が無い人でも読めると思う小説かな。
僕が思う本当に面白い小説って多少の矛盾や安直な設定などツッコミ処が有っても、テンポよくグイグイと読者を引っ張って行く作品だと思うんだよね。
その点で言うと若干この小説は弱いかな。