泊功のレビュー一覧

  • 三体2 黒暗森林 上

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    Ⅱは面白い、出てくる案は、あまりにも壮大ではあり、想像を絶する。印象として、Ⅰよりとっつきやすく、のめり込む。Ⅰで挫折するのはもったいない、Ⅱから読んでも良いのでは、とさえ感じる。Ⅰで挫折した方には、ぜひ読んで欲しいと感じた。

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    2025年04月28日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    スピードが上がった!(私の読むスピード)
    しっかり面白くなってきた。1巻での躓きを取り返すべく読み進められる面白さ。しかし情報量が多くて、多少ページ数も多い。味わい、理解しながら読む本だなとつくづく。

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    2025年03月26日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    面壁計画がいかにも終末世界のSFという感じでワクワクさせられた!ルオ・ジーの行動がどうつながっていくのか分からないが、下巻が楽しみだ。

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    2025年03月24日
  • 両京十五日1 凶兆

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    ネタバレ

    おすすめされていた本なので。とにかくボリュームが凄い!中国独自のことわざとか用語とかが飛び交っていて、慣れるのに時間が結構かかってしまう。でも慣れた頃にはとんでもない事件の連続でハラハラドキドキさせられた。爆破が多い!水に関する事件が多い!とにかく女医さんが冷静でかっこいい!男顔負けの大活躍で良かった。ただ本当に長すぎるのがつらい。

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    2025年03月12日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    最後がちょっとだけスッキリしない気もするが、途中の様々な危機と、それをどうやって乗り越えて行くか、ハラハラしながらも楽しめた。全ての人に過去と思いがあり、どこまで掘り下げるのか興味深かった。

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    2025年03月05日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    ネタバレ

    『Ⅰ凶兆』に続く下巻。やはり地理などがわからず、Ⅰに続いて詳細は飛ばして約12時間で一気読み。冒険譚に最後はミステリー要素を入れて締めくくられました。期待通りの面白さでした。

    Ⅰで気になっていたことが明らかになります。そして敵が… 
    こんな展開ありなん?→なんでもありです!
    朱瞻基のピンチの脱出の仕方に涙しそうになり、呉定縁の大胆な作戦にスカッとし、病仏敵を『行け、やってまえ!』と心から応援し、昨葉何が自分のあるべき場所を見つけたことに感動しました。
    そして時間がなく逼迫した場面で登場する新キャラ・阮安に苦笑。
    唐賽児、漢王、周徳文、海寿なども、敵も味方もサブキャラも全部面白い。登場人物全員

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    2025年02月06日
  • 両京十五日1 凶兆

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    所謂「仲間達と一緒に、敵と戦いながら、目的地を目指す」物語は、もう数え切れない程にありますし、「いや、今まで読んだ事ないなぁ…」って方はいないでしょう。
    今作の評価の基準は、そのようなありふれまくったネタにどれだけオリジナリティを加えられているか?です。
    いかにも中国らしい(…などと言ったら怒られそうですが)華美な装飾が施された感がありますね。
    そのせいか、後半になると、胃がもたれてくる

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    2025年01月23日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    爽やかな読後感のものもあるが、後味の悪い終わり方のもののほうが多い印象。

    個人的には「詩雲」「栄光と夢」が好み。

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    2025年01月18日
  • 両京十五日1 凶兆

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    中国歴史物は初だけどキャラ造形とストーリー展開が分かりやすくて読み切れた。
    出てくる登場人物の頭が良い!
    馬鹿が出てこないのがストレスなくていいですね。
    逃げて逃げて逃げ続ける展開なのにマンネリさせないよう色んな仕掛けがあり、まったく飽きない。
    長丁場なのでこういうの他の映画とか小説で見たことあるかもってたまに思った。
    下巻にすぐ行きたいけど値段が

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    2024年12月16日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    三体が面白かったので、劉慈欣さんの他の作品も読んでみたいと思いこの本を手に取りました。
    収録されている作品はどれも短く読みやすかったです。

    収録された作品はどれも面白かったですが、鯨歌、円円のシャボン玉が特にお気に入りです。
    鯨歌はオチが面白くて印象に残りました。
    円円のシャボン玉は、すごく優しくて幻想的な作品だと感じました。

    作品の幅が広くて飽きずに楽しめたので、劉慈欣さんの他の作品も読んでみたいと思います。

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    2024年10月06日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    ポケミスは、たまに化け物みたいな作品があるよなぁ。こちらもモンスター級に面白かった。
    梁興甫の物語も大変に悲しい。

    解説にあるように、冒険小説としてのクライマックスの後に、ミステリのクライマックスが控えている。
    なぜ謎解きが、朱セン基が皇帝になった後でなければならなかったのか。

    一分の隙もない、スゴイ作品。

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    2024年10月05日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    第二巻も509ページで二段組みの厚さであるが、やはり面白くて先を読みたくてページをくる手が止まらない。皇太子の朱瞻基(しゅせんき)達が乗る進鮮船は一路北京を目指して運河を進む。淮安から兗州に入って船の進む具合が遅くなった。土地の形が弓反りになっていて川の水を多くの水門を使ってうまく流すようにしているため度々の水門で止められてしまうという。皇太子が運河の仕組みに興味を持ってくれたことは于謙にとって嬉しいことだった。さて期限までに北京に到着できるであろうか…。思いもしない出来事が起き、なんと太子と呉定縁との縁は切れずに悪縁となるのか?

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    2024年09月29日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    話題の「三体」が読みたく、この作家の本は初読みでもあり、三体の長さを考えると・・・。
    まずは、こっちの短編からと思った。

    SFですが、宇宙戦艦もでてきません、異星人がちょこっと、でもいいですね。静かな感動があります。
    特に好きなのが「郷村教師」「栄光と夢」。
    「栄光と夢」はドラマ化してほしい、全世界に作家のメッセージを伝えたらいいと思う。

    肝心の「三体」の作中エピソードである「円」、これもおもしろかった。「三体」を読むのがとても楽しみになった。

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    2024年09月21日
  • 両京十五日1 凶兆

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    めちゃくちゃ面白い。

    華文ミステリ苦手なんだよな…と思ってグズグズしていたけどあっという間。
    アクションシーンも多いので(爆破、水攻め等など)、文章だけだと勿体ない。

    太子が民の話を聞くシーンでは、BASARAとか、守り人シリーズのチャグムを思い出した。
    続きも楽しみ。

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    2024年09月12日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    円ほど身近なようで不可解な現象はない。

    “円周率”で検索すれば、興味深いエピソードが山ほど出てくるにも関わらず、もう一つ言っていることがわからない。

    「円」は『三体』で日本でも一躍有名となった劉慈欣のSF短編集。
    収録されている『円円のシャボン玉』は、以前SFマガジンで目にした。

    巻末の訳者あとがきにあるように「些細な日常から壮大な世界への飛躍こそSF」の地を行く短編が、多彩な展開でまとめられている。

    やっぱりすごい人でした。

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    2024年08月13日
  • 両京十五日1 凶兆

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    人名や地理など少々頭に入りにくいところもあるが、勢いに載ってしまえば、気にせず読める。

    馬鹿皇太子がどこまで頑張れるか、2巻をお楽しみに。

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    2024年07月13日
  • 両京十五日1 凶兆

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    ネタバレ

    Twitterで、これは面白い!という感想がたくさんあったので、読んでみた。

    中国史については、横山光輝の三國志や、史記、項羽と劉邦を読み込んでたので、なんとなくわかったが、明の時代について、世界史で覚えたくらいなので、さっぱり。
    読んだら、詩人や政治家の引用ばかりで驚いた。知ってるのと知らないの半々くらい。でもまあなんとか、こんなことを言いたいのだなとわかるくらいの説明や注釈があるので読めた。
    訳者あとがきでも、そこらへん、読者にどう配慮するか苦慮してたらしいので、良い塩梅じゃないかな、と思う。でもマジで建物や地理や服装、食べ物など知識ゼロだったら、読み辛いだろうなと感じた。資料集的な挿し

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    2024年06月19日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    「郷村教師」は泣けた。
    「メッセンジャー」は詩的な情景が浮かんで好きだった。
    登場人物の人生や考えと、スケールの大きな時間や宇宙の話が混じり合うところが良い。

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    2024年06月08日
  • 両京十五日1 凶兆

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    読みはじめの頃は「中国の歴史をあまり知らない自分には難しいかも」と思ったが、どんどん面白くなった。早く続きを読みたい。

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    2024年05月30日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    前作『凶兆』編の終盤、呉定縁が白蓮教徒の梁興甫に捕まり“旅の仲間”は離れ離れに……。

    そしていよいよ京城へ。
    呉定縁、蘇荊渓、于謙の運命は
    朱瞻基は生きて京城へ入城できるのか?

    中国に現存している歴史的建造物や文化風習の多くは明・清の時代のものである。
    にもかかわらず、明朝はあまり物語の舞台には登場しない(明末清初は別)。
    巻末には、舞台となった明朝初期の歴史解説が、作家本人により記されてる。登場する人物はかなりの割合で実在(作者の創作では無いということ)しているようで、この時代のことが少し垣間見えた。

    それにしても、出来上がった物語は随分と“冒険活劇”で、ドンデン返しの連続だった。

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    2024年05月25日