泊功のレビュー一覧

  • 三体
    文庫化待ってて、でも取りかかるのにちょっと躊躇いがあったけど、いよいよ。
    文化大革命から始まったのは面食らった。葉文潔、汪淼、史強らがこれから三体文明の攻撃にどう対抗していくのか、二巻が楽しみ。陽子の、、、十一次元の、、、というあたりは理解できないところもあるけど。
  • 三体
    機は熟した!と思い、三体に手を出した。
    物理が関連する物語だと聞いていたので、絶対難解…と思って読もうとすら思っていなかったのだけど、ドラマになるし、店頭で文庫本を見かけるしで、なんだか周りからじわじわと読みたい気持ちにさせられるような感じで読みたくなった笑。
    読んでみたら思ってたのと全然ちがくて、...続きを読む
  • 両京十五日1 凶兆
    ポケミス468ページに、南京から北京へ行く途中までの数日の行程をびっしりと描く。同行4人(太子、役人、女医、地方警官)の道中の波乱万丈、一難去ってまた一難で、思わずページをめくってしまう。じっくり読ませ、人物造形が良い。漢字過多の進行で、三国志を読んでいるようで楽しい。
  • 両京十五日Ⅱ 天命
    SL 2024.4.9-2024.4.12
    下巻は何でもありの怒涛の展開。
    敵方も含めてその背景を丁寧に描き出しているところもいい。
    終盤は思いもよらない方向に話が転がり、やや戸惑いもあったけど、作者による解説を読んで、そこに作者の誠意を見た気がした。
    それにしても一大巨編。小説、物語の面白さが詰ま...続きを読む
  • 三体
    通勤時間だけで読んだので2週間程かかりました...
    専門用語も多く、置いていかれてしまう場面はありました。ですが、ストーリーが分からなくなることはなく、最後まで楽しめました!
    分量は多いですが、現代パートに入ると一気に面白くなります。読み終わりましたが、一巻はまだまだ物語の序盤なんだなって感じです。...続きを読む
  • 三体
    物理学数学的展開あり難解に感じる部分もあったが疾走感もって読み切ることできた。異世界との遭遇と一言で言うとありきたりな話になるがそこに至るまでのストーリー展開にリアリティがあり、文潔返信しちゃダメだよー!っとヒヤヒヤした。そこから話は急展開していくのだが、続編も読みたいと思えた
  • 両京十五日1 凶兆
    SL 2024.4.5-2024.4.9
    中華歴史物語。ファンタジーのような冒険譚。
    数々の困難をくぐり抜けながら明の太子と偶然出会った3人が南京から北京を目指す。
    主人公たちも、敵も、キャラクターが皆個性が強くて魅力的。次から次へと降りかかる攻撃も目まぐるしいほどで飽きさせない。
    下巻に超期待。
  • 両京十五日1 凶兆
    舞台はほぼ南京、1425年。明の4代皇帝の時代。主人公は4人だがうち一人は皇太子、後の5代黄帝。もう一人は、文官の官僚で実在の人物という。後の二人は創作で医者の女性と乱暴者の武官。4人ともキャラクターが素晴らしく、面白い。
    ジェットコースター的活劇で非常に長いが、ここまでで半分。
    北京から南京への再...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    暗号入りのおとぎ話を作って、人類に伝えるというのが胸熱です。
    次元を減らす攻撃に驚きましたし、独自の小さな宇宙から大宇宙のビッグバンとビッグクランチを見られるかもよ、みたいな内容に驚きました。
    すごい発想。スケールが大きいですね。
    内容を理解しきれない自分の頭が歯がゆく残念です。
  • 三体
    正直科学とか宇宙の話とか読んでいてもよく分からない。それなのに置いてけぼりにされている感じはなく、物語にどんどん引き込まれていく。凄く不思議。続きが気になる!
  • 三体III 死神永生(上)
    2巻でもう終わっても良かった感じだったのにまだここまで広がるのが驚き。劉さんの頭の中ホンマにどうなってんのと思う。程心と雲天明がこれからどうなるのか気になるから早く次が読みたい…!
  • 三体III 死神永生(上)
    第2巻の暗黒森林がとても気持ちよく終わったからこそ、どうやってここから物語が展開するのかと楽しみにしてました。

    第3巻 死神永生の上では完結に向けた様々な要素が散りばめられました。暗黒森林編ではタイトルが回収されましたが、今回の死神永生とは何なのか…まだまだ謎は残りますが、ここからの展開が楽しみで...続きを読む
  • 円 劉慈欣短篇集
     今、中国SFが面白い。
     三体を代表する劉慈欣の短編集。

     時代遅れの炭鉱から、新たなエネルギー源を得ようと実証実験を開始するもそれは地獄の業火の始まりだった(地火)

     ボスニアヘルツェゴビナへの空爆に対し、地球上のある一点でアクションを行い、天候を操ることで阻止しようとする科学者がいたのだが...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    三体シリーズの中で一番面白かった。分からない理論が多かったけど、一緒に宇宙旅行をした気分になったので◎!世界は広がるんだけど、生命は全てが幻という気持ちにもなる物語だった。
  • 三体III 死神永生(上)
    三体の中で一番さくさく読み進められた!2作目で語り尽くしたのでは?と思っていたがそんなことはなかった。SFはすごい。上巻だけで様々なことが起こったが、下巻も厚みがある。楽しみ。
  • 円 劉慈欣短篇集
    短編のひとつひとつが意外性に富んでいて楽しめた。解説にも書いてあるが、三体のエッセンスが随所に感じ取れる。この短編たちがあの傑作の礎になっているのかと、また違った意味での感慨もあった。
  • 円 劉慈欣短篇集
    この作者はハズレがない。今回も面白かった。三体の世界に繋がる発想や着眼点をいろいろな短編で楽しめる。空想の設定も科学的な説明で現実的にありそうな気持ちにさせられる。三体のような重厚長大な世界もいいが、短編で少しづつ感じるのもいいと思った。
  • 三体III 死神永生(下)
    あまりにスケールの大きな内容に拡大。
    宇宙そのものの存在意義、時空を超えたストーリー。
    一体この作者に限界はあるのか?
  • 三体III 死神永生(下)
    やっと全部読み終わった。長かった。
    長いが、引き伸ばしや無駄な箇所がなく内容の濃さ、密度は圧巻だった。
    また、第三部については、
    太陽系の危機をどう乗り越えるか・光速をどう超えるか・宇宙はどうなるのか
    というスケールの大きな問題に対し、想像力が凄すぎて感動した。
    少し難しかったが、最後まで読んで欲し...続きを読む
  • 三体III 死神永生(上)
    黒暗森林で綺麗に終わり、抑止の後どうなるのかと思っていたら、
    執剣者、智子と展開は止まらず面白かった。