泊功のレビュー一覧

  • 両京十五日1 凶兆
    ボリューム満点。時間がなくて毎日少しずつ読む珍しい経験。
    いつも通り、名まえを覚えられず筋を追うのに手いっぱい。ルビを振ってもらって覚えやすいように配慮されているが、字面で読む習慣の私にはあまり意味がない。
    当たり前だが同じ人物の呼び方が場面と語る人間で異なることも名前を覚え筋を理解するのに障害とな...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(上)
    前作から引き続き「三体Ⅱ上巻」

    難しい単語と漢字が飛び交い、また中国人名が多くてひどく混乱しながらの読書になった。
    前作同様、調べても理解できないので解らない所は諦めて放置して読み進めた。

    ここまで読み進めてきたから下巻も読むかと思っているが、複雑過ぎて未だに真のこの作品の持つ面白さが解っていな...続きを読む
  • 両京十五日Ⅱ 天命
    後編は金陵から北平を目指す怒涛の展開。もう何でもアリの大スペクタル。敵対する白蓮教の護法の梁興甫の異常な程の強さと昨葉何の賢さ等キャラクターが際立っていてまさに映画を観てる様。
    私的には前編の方がまとまっていて好きだった。
  • 三体
    面白かった!
    人間が人間に絶望した結果、三体人の侵略が始まる。
    文化大革命というものの恐ろしさも良く分かるし、絶望に至る説得力がとてもある。
    とはいえ、王さん、史兄の登場から面白さが加速する印象なので、あとがきの通り少し飛ばして読んでもいいかも。

    VR三体は小説ならではの読み手の想像でどえらいこと...続きを読む
  • 両京十五日Ⅱ 天命
    壮大な仕掛け、ジェットコースター的事件の連続。それで史実と矛盾していない。登場人物達のキャラクターがまた一人ずついい。
    前半の最大のテーマは南京への再遷都と大運河であった。。後半の後半に明らかになる最大のテーマは殉死であろうか。もっと詳細眼科多く語られてもいい話だろう。
  • 三体
    文庫化待ってて、でも取りかかるのにちょっと躊躇いがあったけど、いよいよ。
    文化大革命から始まったのは面食らった。葉文潔、汪淼、史強らがこれから三体文明の攻撃にどう対抗していくのか、二巻が楽しみ。陽子の、、、十一次元の、、、というあたりは理解できないところもあるけど。
  • 三体
    機は熟した!と思い、三体に手を出した。
    物理が関連する物語だと聞いていたので、絶対難解…と思って読もうとすら思っていなかったのだけど、ドラマになるし、店頭で文庫本を見かけるしで、なんだか周りからじわじわと読みたい気持ちにさせられるような感じで読みたくなった笑。
    読んでみたら思ってたのと全然ちがくて、...続きを読む
  • 両京十五日1 凶兆
    ポケミス468ページに、南京から北京へ行く途中までの数日の行程をびっしりと描く。同行4人(太子、役人、女医、地方警官)の道中の波乱万丈、一難去ってまた一難で、思わずページをめくってしまう。じっくり読ませ、人物造形が良い。漢字過多の進行で、三国志を読んでいるようで楽しい。
  • 三体II 黒暗森林(上)
    面白い!スケールの大きさから生まれるドラマの数々が新たな視点を投げかけてくれる。現代や人類、自分の心まで辿り直せるSFのど真ん中。
    中華の色はあるけれど訳も素晴らしく読みやすかったのも◎
  • 両京十五日Ⅱ 天命
    SL 2024.4.9-2024.4.12
    下巻は何でもありの怒涛の展開。
    敵方も含めてその背景を丁寧に描き出しているところもいい。
    終盤は思いもよらない方向に話が転がり、やや戸惑いもあったけど、作者による解説を読んで、そこに作者の誠意を見た気がした。
    それにしても一大巨編。小説、物語の面白さが詰ま...続きを読む
  • 三体
    通勤時間だけで読んだので2週間程かかりました...
    専門用語も多く、置いていかれてしまう場面はありました。ですが、ストーリーが分からなくなることはなく、最後まで楽しめました!
    分量は多いですが、現代パートに入ると一気に面白くなります。読み終わりましたが、一巻はまだまだ物語の序盤なんだなって感じです。...続きを読む
  • 三体
    物理学数学的展開あり難解に感じる部分もあったが疾走感もって読み切ることできた。異世界との遭遇と一言で言うとありきたりな話になるがそこに至るまでのストーリー展開にリアリティがあり、文潔返信しちゃダメだよー!っとヒヤヒヤした。そこから話は急展開していくのだが、続編も読みたいと思えた
  • 両京十五日1 凶兆
    SL 2024.4.5-2024.4.9
    中華歴史物語。ファンタジーのような冒険譚。
    数々の困難をくぐり抜けながら明の太子と偶然出会った3人が南京から北京を目指す。
    主人公たちも、敵も、キャラクターが皆個性が強くて魅力的。次から次へと降りかかる攻撃も目まぐるしいほどで飽きさせない。
    下巻に超期待。
  • 両京十五日1 凶兆
    舞台はほぼ南京、1425年。明の4代皇帝の時代。主人公は4人だがうち一人は皇太子、後の5代黄帝。もう一人は、文官の官僚で実在の人物という。後の二人は創作で医者の女性と乱暴者の武官。4人ともキャラクターが素晴らしく、面白い。
    ジェットコースター的活劇で非常に長いが、ここまでで半分。
    北京から南京への再...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    暗号入りのおとぎ話を作って、人類に伝えるというのが胸熱です。
    次元を減らす攻撃に驚きましたし、独自の小さな宇宙から大宇宙のビッグバンとビッグクランチを見られるかもよ、みたいな内容に驚きました。
    すごい発想。スケールが大きいですね。
    内容を理解しきれない自分の頭が歯がゆく残念です。
  • 三体II 黒暗森林(下)
    ぐっとスケールが拡がって、どうなるのかと思いましたが、最後は愛でした。
    〈黒暗森林理論〉が気になっていたので、読めて満足です。
    続きを読んでいきたいと思います。
  • 三体
    正直科学とか宇宙の話とか読んでいてもよく分からない。それなのに置いてけぼりにされている感じはなく、物語にどんどん引き込まれていく。凄く不思議。続きが気になる!
  • 三体III 死神永生(上)
    2巻でもう終わっても良かった感じだったのにまだここまで広がるのが驚き。劉さんの頭の中ホンマにどうなってんのと思う。程心と雲天明がこれからどうなるのか気になるから早く次が読みたい…!
  • 三体III 死神永生(上)
    第2巻の暗黒森林がとても気持ちよく終わったからこそ、どうやってここから物語が展開するのかと楽しみにしてました。

    第3巻 死神永生の上では完結に向けた様々な要素が散りばめられました。暗黒森林編ではタイトルが回収されましたが、今回の死神永生とは何なのか…まだまだ謎は残りますが、ここからの展開が楽しみで...続きを読む
  • 三体
    話題の中国発のSF小説。前半はSF要素は感じられないが、後半急にSF感が全開になる。
    科学・工学の専門用語が頻出するので、しっかり理解しながら読もうとするととても難しいが、SFにそんなもの求めてる方が間違っているかもしれない。
    小説としてはとても面白いが、ワクワク感がそこまで無いのでSF小説としてみ...続きを読む