川野芽生のレビュー一覧

  • Blue

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    作者の意図は確りと感じるものの、もう一押し欲しいところです。
    トランスジェンダーの方を、人にも魚にもなれない人魚に喩える表現は、自分は腑落ちしましたが、皆さんはどうでしたか?

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    2024年05月02日
  • Blue

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    冒頭、演劇部の部員が会話しているシーンで混乱する。一人称が「僕」だったり「わし」だったり
    複数の男女が会話しているかのように見えるが、実際は(外見は)女性ばかり。
    そもそも私は物語の登場人物の性自認がどうあれ嫌悪感はないが、どこかで薄らと(この人は女性の見た目だが元は男性)等と答えを知りたくなってしまう。
    そのことが悪いことなのか分からないが、やはり決めつけようとするのは良くないのだろう。

    真砂が性転換手術をしようとしたとき、両親は止めた。止めた理由がそれらしい理由なので、何となく納得してしまったし、実際真砂も止めてしまったのだが、何かモヤモヤした感じが残った。
    踏み切って手術していれば、真

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    2024年04月30日
  • Blue

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    スッと読めると思ってたんだけど
    なかなか頭と心に入ってこなかった
    深いような浅いような
    ほろ苦さだけが残った

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    2024年03月20日
  • Blue

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    ネタバレ

    読み始めてすぐ、あれれ?ってなります。
    登場人物たちの造形イメージを頭の中に描こうとすると強い違和感が出てくるのです。
    読み進めていくと、そういうことなのねって納得するんだけど。

    この小説を読むとトランスジェンダーに対する見方が一変します。
    肉体的にも精神的にも苦痛を感じつつ耐え忍びながら社会で生きている大変さに驚かされます。
    川野芽生の「Blue」はそういった現状を当事者たちの視点から心理面に寄り添うことで自分のことのように感じられる小説です。
    私自身、今回トランスジェンダーの方たちへの知識の乏しさから無意識ながら偏見を抱えていたことに気づかされました。
    専門書を読むより切実な当事者感を受

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    2024年03月15日
  • 奇病庭園

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    少しずつ登場人物や世界がリンクしていくのは素晴らしかった。真夜中にひっそりじっくり読みたい本。
    (ただし、きちんと集中して読まないと置いていかれる)

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    2024年02月18日
  • 奇病庭園

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    とても短い掌篇で構成された幻想小説である。なかなか格調高い文体であるが(ゆえに?)、イメージをつかみにくい。山尾悠子さんの作品を思い出した。
    描かれているのは現実とはまったく異なる異形の世界だ。“奇病”により、もともと身に備わっていたなにかが失われた。その後、長い時を経て彼らの子孫に再び顕在化する。それによって巻き起こる騒動が綴られていく。
    一話完結なのかと思いながら読み進めていくと、意外な形で繋がっていくので油断できない。

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    2024年02月17日
  • Genesis 白昼夢通信

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    創元と関係が深い作者の作品を編んだSFアンソロジー。もっとも気に入った作品は松崎有理さんの「瘦せたくないひとは読まないでください。」だった。肥満の人には人権がないかのように扱われる健康先進国の日本で、デスゲームが行われる。肥満の人が5人選ばれて、食事をしたら殺されるゲームだ。極端なシチュエーションであるが、健康も行きすぎるとデストピアになる警鐘だろうか。エッセイの「アンソロジーの極意」を読んで、アンソロジーの楽しみ方を少し理解できた。

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    2023年05月30日
  • Genesis 白昼夢通信

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    どうしてみんなうなじにケーブルを接続したがるのか。脳に近いから?攻殻機動隊の見過ぎ?
    地獄を抜い取る、モンステリウム、痩せたくない〜が好き。

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    2022年11月10日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    東京創元社の日本SFアンソロジーシリーズ「Genesis」、毎年刊行されるこのシリーズもこれで4冊目となる。いつもこの本が出るのを本当に心待ちにしてきており、申し分なく期待どおりの作品集となっている。このアンソロジーには有名なSF作家、新人SF作家が執筆しているのでいつも時間をかけて読んでいる。

    短編が多い中、一番スペースを割いていたのが小田雅久仁の「ラムディアンズ・キューブ」で、私はこれが一番面白かった。この方のお名前はあまり覚えていなかったが、今回の作品でとても興味を持った、読み終えて直ぐに先々月出版された「残月記」を購入した。刊行されて間もないのに重版が出ていたということは、やはり人気

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    2022年01月03日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    2021-12-29
    なかなかバラエティに富んだ短編集。日本SFの奥行きの深さを感じる。
    創元SF短編賞の歴史を読んで、だいぶ読んでない作家がいるなあ、と実感。そしてまた積読の山が高くなるのかなあwww

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    2021年12月30日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    SF。短編集。
    作品によって、けっこう好みが別れた印象。
    好きだった作品は、小川一水「未明のシンビオシス」、宮澤伊織の表題作。
    表題作の突飛なアイディアがとても好き。
    受賞作2作では、個人的には溝渕久美子さん「神の豚」がわりと好み。ちょっと高山羽根子さんっぽい?

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    2021年12月25日
  • Genesis 白昼夢通信

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    SF。短編集。シリーズの2年目。
    前年よりは好みの作品は少ないけど、このシリーズ大好き。
    珊瑚のシリーズ短編、門田充宏「コーラルとロータス」が一番好み。
    水見稜さんの作品を初めて読めたのも収穫。
    石川宗生さんも相変わらず独特の雰囲気で好印象。

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    2020年08月07日
  • Genesis 白昼夢通信

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    東京創元社の書き下ろしSFアンソロジーGenesisの2作目。収録作の中でいちばんかっこいいタイトルをそのまま表題に据えるという方針は潔くて好き。
    これに限らず創元社の自社のSF 短編新人賞出身者に発表の場を積極的に提供しようという姿勢は応援したい。
    収録作の中では石川宗生「モンテスリウム」がわりと好みだったが、全体的にあまりしっくりこなかった。読みやすいアンソロジーではあると思う。

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    2020年01月23日