吉田珠姫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ攻め:羅剛王
受け:冴紗
”虹の髪、瞳を持つ物は貴い”伝説のある国の話、、、?(だよね?)
その虹の髪と瞳を持つがゆえに『聖虹使』となるように神官としての職務を全うしようとしている冴紗は、けれど密かに王である羅剛王を慕っていて、、、。
吉田先生、初読み。
付録でこのCDを聴いていて(羅剛王は中井さん)そのファンタジー性は知ってはいたけど、いや、ファンタジーでした。
そして、気持ちだけを延々と綴って切なさを煽る作品だった。
もちろん、その世界観や状況などを説明するための描写はあるんだけど、心理描写作戦??あまりにも切なくて、引いた。
挿絵が高永先生で良かった。それだけで中断しそうになったのを最後まで読めた。
結論、、、やっぱり、私、こういう独特な世界観のをあえて読まなくてもいいかな、って。いや、別に読んでもいいんだけど、わざわざ今後買ってまではきっと読まない。時間があって読む物がなければ、、っていう基準。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいろいろとカオスなシリーズだということが、2巻目にして理解できました。とりあえず、私のBL的予想の範疇を超えます、羞恥プレイが。
羅剛さまの凄まじい暑苦しさっぷりが、今回の彼視点により爆裂発揮されてるんですが、冴紗の無自覚淫乱っぷりも『お腰の剣で刺し貫いて』事件によって今回ますますグレードアップ。
もう、この際どこまでもいっちゃって………(呆)
みたいな気分になること請け合い。
本人達はごく真面目にシリアスってますが、読み手の私はもうツッコミどころが満載で、一体どこから突っ込んでいいものやらと悶えてます。
で。
肝心の羅剛さま。
王様としてどうかというのは、今回の戦争によってさらに明確に。
いやぁ……ここまで間抜けな戦下手な王様が存在してもいいのか。
しかも戦を収めたのは国王の羅剛さまじゃなくって冴紗さまですよ。
イザイラ国版水戸黄門ですねわかります。
冴紗さまにかかれば、3国同時襲撃ですら一言で無血開城レベル。
覆いと仮面を取って、この紋所が目に入らぬか~!
とばかりに、虹髪虹瞳をさらし、飛竜にまたがって空を駆ければあら不思議。
あっという間に、敵国王の土下座が見られます。
いっそ清々しいです。
でも羅剛さまの言葉責めは、あいかわらず憤死レベルの恥ずかしさ。
この恥ずかしさ、クセになります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんだか、もの凄い卑屈な受の冴紗に始終イライラしちゃったんですが、色んな意味で暑苦しすぎる攻の羅剛にもイライラします。
割と、どっちを見てもイラついてしまったので、中々ページが進まずに参りました。
やばい……これは外れかも……という思いに拍車をかけたのが文章。
微妙に読みにくい文章にさらに拍車をかけてくる、登場人物の独特の言葉遣い。端的に言えば古くさい言い回しなんですが、これは読み進めると意外とクセになります。
王様、23歳なのにどこぞのエロオヤジのようです、喋り方が。
で、傲慢で短気な攻もあまり好きではない上に、受がこれまた『麗しい、なよやか、華奢、女性と見紛うような』みたいな描写がえんえんと続く……。
一昔、二昔前に流行ったBLの流れというか……全体的にちょっとレトロなにおいがします。
とはいえ、展開が丸見えな安心感はたまりません。
良い意味でテンプレ通りなので、全体通して心穏やかに読めます。
最後の方になってくると、なんかもう勝手にしてくれという気持ちになるというか、単にすれ違ってるだけのラブラブカップルじゃ……と。
毒気抜かれて、これはこれで結構面白いんじゃない?
という結論に至りました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ緋織は両性具有で、父と兄の異常な執着を受けている。
父は、「身体検査」と称し、毎日、学校から帰ってきた緋織の性を貪る。
また、父の目を盗むようにして緋織に触れてくる兄。
そのどちらも、緋織には手を出してくるのに「挿入」という最後の一線だけは越えてくれようとはしない。
幼いから触られ、性的快感を覚えるようになっていた緋織は、その行為を憎みはするものの、欲情に火がついた自分の身体を持て余していた。
そんな時、目の前に現れたのは、緋織に対して「仲間だ」と名乗る美青年・サフィール。
彼は、緋織と同じ魔性の身体を持ち、男を引き寄せ、尚且つ、自分も楽しむ術を持ち合わせていた。
そして、緋織は彼に導かれるまま、初めて男を迎え入れる。
緋織は初めて得られた快感に耽溺し、男を引き寄せる魔性を開花させた。そうして男なしでいられなくなってしまった緋織は、最後の一線を越えようとしない父と兄を見捨て、サフィールと共に仲間たちが暮らすという宮殿へ赴くが……
という話。
個人的に、三つ巴はあまり好きではないので、敬遠して読まずにおいてあったんですが、読んでびっくり。
これ、三つ巴がどうこうという話ではありませんでした。
緋織は男を引き寄せずにいられない身体をしていて、まず最初に緋織の父が犠牲になって狂い始め、緋織にあらぬ悪戯を仕掛けてくる。
そして、兄もまた、緋織の魔力に当てられて、緋織の父よりももっと精神的な緋織に「恋」をしている状況になってしまう。
けれど、最後の一線は越えてくれなくて、緋織は欲求不満になって。
越えたら越えたで今度は、男なしではいられない身体に緋織はなってしまっていて、さまざまな男の人と一夜限りの関係を持つのだけれど、結局のところ緋織は自分の父と兄を憎むと同時に愛してしまっていて、最後の最後で満たされない想いを感じる……と。
最後には、父と兄の下に緋織は帰るんですが、父と兄では満足できない緋織はクラスメイトも徐々に毒牙にかけていく……というところで終わります。
まさに、どこかのギャルゲっぽい世界観ですよね。嫌いじゃないですけど。
ただ、こういう設定なので、完全に好き嫌いは別れると思います。
普通のハッピーエンドなBLを読みたい人にはまったく向かないと思いますので、お勧めしません。
最後も、救いがあったのかなかったのかわからない状況で終わってしまいますので。 -
Posted by ブクログ
すごくオーソドックスで、昔からあるようなSF設定なのに、その仔細にわたる状況説明からいきなりストレートな下半身事情とエロスの波状攻撃。かなり印象的な話です。
SFものが好きな人も苦手な人も、ちょっと引いてしまいそうな気がするのは、SFものでありながら実は近親相姦と陵辱がメインディッシュだから。
それがダメって訳じゃないけれど、それを描きたいがためのご都合主義な未来物設定ではないかと、SFが言い訳になってないかと、そこが気になったのは事実。
とにかく、エロは文句なくがっつり、用意されています。扇情的でたっぷり煽られます。かなり濃厚。
さらに気になったのは、攻の言葉使い。場面ごとに極端に変化するのは違和感を感じます。登場時には、警官の規律を遵守する清々しい印象だったのが、人魚の兄を犯すところではオラオラ系になって、最後のHシーンでは甘ったれわんこ。規律を遵守する警官は消滅です。そんなに攻の人格変わったらさすがについていけません。信じられなくなります。
人魚と喜多島の関係もすぐに明白になってしまうし、そこで性への禁忌や羞恥が皆無な世界設定が、萌えと逆方向に発揮されてしまうし。
このあたりが話的にもう少し深く練られていたら、もっと面白くなってた気がします。
核戦争で地球滅亡とエロ祭りをくっつけるのは、安易に扱うと底が透けて見えてしまうので要注意です。
エロ部分だけ独立して考慮して、★はひとつ増えてます。