あらすじ
家の中に悪魔がいる――。大学生の風間文人は育ての祖父母の死をきっかけに実家へ戻ることに。二つ年下の弟・達也は文人を歓迎するが、その異常なほどのはしゃぎように薄ら寒いものを覚える。成績優秀で見た目もよく、友だちも多いという達也。しかし文人への執着を露わにした達也は家という密室の中、逃げるすべを失った文人を風呂場でやすやすと犯す。実の弟に犯された屈辱に打ちひしがれる文人。しかし兄を精神的支配下に置いた達也の行為はエスカレートし……。
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Posted by ブクログ
攻の弟の口調などについて購入前にレビューで読み、知った上で読んだのでそれ程衝撃を受けずに済みました。
弟、強烈です。もはやBL云々ではない気もします。愛ゆえに強い執着心が生まれるというより、もともと気が狂った人間が人を愛したらどうなるかという感じでしょうか。
攻の偏愛ぶりは常軌を逸してますので、このお話に少しでも恋愛要素をお求めの方はお止めになった方がよろしいかと…私個人的には狂人の攻も堕ちていく受も救いようのないお話も好きなので大変面白かったです。
エロ度★6 執着度★8
いや、面白かった。
賛否両論な感じのコメントでどうなのかな?と思ったけど
気持ち悪いって評価私にはなかったな。
弟、鬼畜って・・・・まあそうだけどさ、愛があるからいいんじゃね?って感じでww
いや、むしろもっと鬼畜でも( ´∀`)bグッ!
腐り度が加速してるのだろうか・・・・
Posted by ブクログ
まぁ、凄い。凄まじい。
頭のいった弟くんがお兄ちゃんをヤンデレ的に愛するんだろうなってヤンデレ攻め好きな私はそれはそれはわくわくしながら読んだのですが何か違いました。想像を絶する用な……気持ち悪さ。
弟達也は高校生であるため経済力なし。そして話し方が気持ちが悪い。これは生理的に受け付けない。
あげくの果てに母親殺すし……発言が常に我侭で……なんかそういう部分が生理的に受け付けなかったですね。
もしこれが自立した弟が。という話だったのなら萌えた。もしくは見た目がもっと幼い感じ。それならまだあの言葉遣いもまだ良いんですが……なんというか究極的にアンバランス。でもお父さんともやっちゃったりするのは良いぞもっとやれ!って思いました。
いろいろ書きましたがここまで突き抜けた感じのは好きです。もっとこういうきもちのわるーいのが読みたいです。
匿名
タイトルに惹かれて
タイトルに惹かれて読んでみました。特殊な愛の形ですがこういう狂愛?はハマる人にはドンピシャだと思います。私が実際そうでした。
意見は分かれるかな?
いやー弟くん!かなり狂ってました。私的にはここまで狂気的な兄への想いは嫌いじゃない。どうせなら兄も もっともっと追い詰められて弟無しではいられないところ迄狂って欲しかったので☆は4つです。
上手い言葉が見つからない
うーーーん、やばいなこれは!
評価しにくいところがありますね…
話の展開も何もかも、闇深系やメリバ、鬼畜系が好きな私にとっては好みなんですけど、
お情け程度に残っていた私の中の「常識」が拒否反応起こしてしまって、読んでいて笑いが止まりませんでした。
兄を狂愛している弟(攻め)×弟と離れて暮らしていた兄(受け)のcp
読んでいて、受けと攻めの絡みを楽しむというより、やばい攻めの行動発言を読者が楽しむ(?)タイプのお話なのかな?とか思ってしまった。
(もしや、作者さんが読者に対して鬼畜なのでは…?)
心理描写が受け側しか描かれて居ないため、攻めのやばさが際立ってます。
受けの不安感や恐怖は知ることができるけど、
攻めの感情は「ただ受けが好き」ということ以外分からず、読んでいるこちら側にとっても恐怖の対象…。
人間の形をしたモンスター見てる気分でした。
無邪気な弟を演じてお子様みたいな言葉遣いをしている攻めが本当に気持ち悪すぎる(褒め言葉かもしれない)
行為の途中のふざけ口調もいい感じで嫌悪感わきます。
嫌いじゃないですこういうの(?)
色々な作品に触れてきたつもりですが、ここまで衝撃受けた作品は久しぶりですね…
この作品を読んで改めて、このジャンルは奥が深いなぁと思えました。
明るい話が好きな方には全力ではおすすめできませんが、耐性がある方は読んで損は多分ないと思います。
いい鬼畜。
ヤンデレ執着攻め最高。受けも嫌がりながら という感じがいい。終盤にまさかの父参加に驚いたが、
いいぞ!もっと受けをぶっこわせ!と大興奮しました。
星5つ つけたい所だが、もっとどろどろに落ちていく受けの姿がみたくなり 欲求が高まったところで終わったので、星4つ。
Posted by ブクログ
とことん女性(身内他人を問わず)を排除して、愛する人を我がものにしようとする攻めの、異常なまでの執着心と行動力。
大昔のサイコホラー的な要素を含みつつ、彼をここまで駆り立てる受けの魅力とは、さらに彼以外の男性(ここも驚きの展開)までが絡んできて、でもきっとこの男性は近い将来…ゾゾゾ(鳥肌)。
話の大筋は前半どころか三分の一で予想がつきますが、ラストに向かうまでの攻めの異常っぷりに戦慄しながら読み進めることができます。
近頃の在り来たりなヤンデレに食傷気味のアナタにオススメです(笑)。
Posted by ブクログ
まず最初に…。
鬼畜ではありません。サイコ野郎です(笑)。
実兄弟モノで弟×兄。
終始徹底して、弟が怖いです。良いのはルックスと頭だけで
行動・思考・セリフ、すべてにおいてサイコです。
これで受けの兄側に、秘めた思いとか、禁断の甘い背徳感とかが
あればBLなんでしょうが、基本的に気持ち悪がってます。
執着されて兄お気の毒(苦笑)。
狂った世界に堕ちると言うより引きずり落とされてますね。
BL的な執着萌えを求める方には絶対オススメしません。
サイコホラーです。
たまには、ちょっと違うジャンルのおほもエロエロ本を
そんな萌えを期待しない、変わった作品を読みたい時にぜひ。
ちなみに、このジェットコースター感
私は楽しんでしまいました(笑)。
いや〜サイコパスでした🥺
弟の幼児言葉がただただ気持ち悪くて普通の人間じゃないなって思いました😅
でもその気持ち悪さが面白くて最後まで一気に読めました😊
タイトルの通り、鬼畜のような行動をとる攻めの弟。受けの兄が可哀相になってしまいました。途中で見るのが嫌になってしまうぐらいです。執着系は好きですが、なかなかハードな内容でした。
Posted by ブクログ
これが同作者様の「ピジョン・ブラッド」などの様な、特異な体質により男達を狂わせるとか、耽美な世界観で描かれる”絶対美”をもった受けの話ならば、説得力もあったと思うのですが…。
そこに居るのは不憫な受けと、ただのサイコパスです。
まして私が期待していたような、近親もの特有の背徳感など無く…。
近親万歳!ヤンデレ万歳!で手に取るのは危険だと思います。
萌えを期待すると痛い目を見ます。
ネタとしては面白いのですが、受けの行く末を想像すると悪寒が。
でも、何回か読んでいくと、実は受けのお兄ちゃんも、何気に幼少期から受け入れちゃってるんだよね(笑)
工夫次第でもっと良い作品になったような気がしてなりませんが、作者様が描きたかった世界がこうなのだから仕方ない!!
ただ、この作者様の代表作になることは間違いないでしょうし、良くも悪くもここ最近では一番の話題作だと思うので、後学のために読むのも悪くないと思います(笑)
実際私も、2週目からは凄く楽しんでます!
「ないないゴッコ」腹がよじれるほど笑い転げました(笑)
Posted by ブクログ
BLで言う「鬼畜」じゃなくて、ホンモノの「鬼畜」野郎が登場。変態とは違って相当病んでいます。うっとりロマンチックなBL希望なら回避した方が賢明でしょうね。
親元から離れて暮らす大学生の文人が、祖父母の死がきっかけで実家に戻るところから話が始まります。
迎えにやってきた高校生の弟は始発から駅で兄の到着をを待っていた上に、「ふーちゃん」と体に似合わないキモい幼児言葉で兄に話しかけてくるのです。
この弟が○印でした。で、子供っぽい言葉遣いで抜け目無く迫られ、見えない糸でぐるぐる巻きにされた文人は、逃げ場なく追い詰められてあっさり毒牙に引っかかってしまうのです。
達也の尋常じゃない追い詰め方にドン引き。外堀を埋めるようになんて生易しい方法じゃないですね。堂々公開中。自分と兄以外は全て部外者と思っています。兄を所有すること以外には何も考えていない恐ろしさ。
BL以外のアダルトで、この手の小説を何冊か既読しているので嫌悪感はあまりなかったけど、近親相姦を扇情的に描いた、ただのエロ小説にしかすぎなかったのがちょっと残念かも。
「ふーちゃん」と兄を呼んで、兄にも自分のことを「おにいちゃま」と幼児言葉で呼ばせるエロはよかった。そこまで文人が堕ちていくのも萌えたし、会えない時にそこまで妄想爆発させてた性欲過多な弟ってのも納得できたし。あけすけなお下品エロ表現がいっぱいで、そこは好みが分かれるところ。
エロシーンはそこそこよかったけど、情緒面がいまひとつだったかな。もっと、こわれてる弟の兄を慕う切ない気持ちが出てたら、ちゃんとしたBLになっていたと思うし、星が増量していたと思います。
一貫して文人目線で語られているので、これは家族が全員狂っていて相当悪いヤツなのではと思わされるけど、幼少時代の回想シーンを読むと、実は魔性の兄が原因という感じが、なきにしもあらず。
Posted by ブクログ
あらすじ読んでなんとなく買ってみたけど、うん、色んな意味で予想を超えた。
兄に執着する弟、ときて想像してたのとはかなり違って、幼稚な喋り方をする弟の執着してる様子がものすごくホンモノのストーカーチックで思考で兄が好き過ぎて壊れた、というより『壊れた人に好かれた』という感じ。
「ふーちゃんのこと大好きなんだもんっ。ふーちゃんのためならなんでもしてあげるよ?」
とか
「ね、ママちゃん、お金ちょうだい! 今日はふーちゃんとデートするんだっ。」
とかのセリフが苦にならない人は面白いかもしれない。
後書きで色んな出版社で「うちではちょっと…」と言われたというのはこの人として壊れてる部分がアレでソレなんだろうな…。
執着ものとしては黒いと言えば黒いんだけど、なんというか、ホンモノ見たって感じで萌えるとか萌えないとかまで意識が行かない…。
怖
まさに鬼畜。ぞわぞわしました。まさかの幼少期からごっこ遊びでそんなことしてたのはひくレベルでしたね。じわじわ逃げられなくなっちゃうのかな。
Posted by ブクログ
鬼畜というより変態?サイコな変態なのにBLwww
なにこれ怖いキモチ悪い(幼児語が!)
で、どんでん返しだろう父親がどんでんじゃないくらいキョーレツなストーリーwwwww
いつも思うけれどシャレードさんの懐は広すぎて凄い!すごいよ!wwww
Posted by ブクログ
自称なんの取り柄もない文人が最後では人を狂わす魔性の男設定に変わっていたところが少し疑問でしたが、
BL小説にありがちな鬼畜だけど愛があって…♡なんかを一蹴したような作品です。
気持ち悪い、とにかく気持ち悪い、出発進行、気持ち悪い、ビィーンビィーン気持ち悪い、
しかしそれがものすごく素晴らしいです。
攻め(弟)の口調がネックかもしれませんが、あの物語には必要な要素だと思います。普通にクールでカッコイイ男女ともにモテる達也ではなくふーちゃんに向かって出発進行ー☆しちゃうような達也だからこそ名前の通り鬼畜に感じたのだと思います。
ジュネットやピアス系が大丈夫な方にオススメします。
残念……
終始弟の口調が受け入れられなかった。その口調がリアリティを軽減させてくれて気持ち悪さが薄れるのなら良かったのかもしれないが、弟の性格に現実味が無さすぎるのも相まって只々気持ち悪さしか感じなかった。
設定と書きたいシチュエーションを詰め込みすぎたのかキャラクターの行動動機があまり伝わってこず、現実味の薄い精神異常者と周りのクズな人間が何かしてるなという感じでしかなかった。
レビューを見てサイコな執着攻めが好きなので読み始めたが、BLとして読むにしてもホラーとして読むにしても心理描写に現実味が無く悲しい……