魚豊のレビュー一覧

  • チ。―地球の運動について― 6
    なるほど。「知」の自由の問題でもあった、と。

    ドゥラカにせよシュミットにせよ、恐らく彼ら(彼女ら)の考え(思う事)は「今の」私達には理解できるけれど、信仰によって考える事、疑う事が禁じられ、情報が監禁された世界の中では何を言っているのか分からない、いわば宇宙人の言葉のように思えたんでしょうねぇ。
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  • チ。―地球の運動について― 6
    おもしろい!一気読み。自分の信じるものを信じ抜くこと、なかなかできないけれど、そういう人がいつでも道を拓くのだろう。
  • チ。―地球の運動について― 5
    初めは全く説得力が感じられなかった主人公(代闘士)が、地動説に惹かれる理由、信念を自分の言葉にするところがポイントですね。主人公2人の関係がいいです。
    二人の最期と、修道士の遺書は上手い。
  • チ。―地球の運動について― 6

    新展開

    第三部に入り、登場人物も舞台もほぼいれかえ。前部までの展開が好きだった人には違和感あるでしょうが、次巻の盛り上がりに期待ですね。
  • チ。―地球の運動について― 6
    103冊目『チ。 -地球の運動について- 6』(魚豊 著、2022年1月、小学館)
    新章突入。C教のルール外に生きる者たちと、「地動説」との出会いは物語をどう動かすのか?相変わらずセリフが熱い。知性的な内容でありながら、漫画らしい外連味のある展開も楽しい。H派とは多分プロテスタントの原型でもあるフス...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 5
    天動説(宗教)vs地動説(科学)。宇宙の真理を知るために、いろんな人が命懸けで研究して犠牲になっていく。いつ異端者審問官に見つかるのかとハラハラしながら読んでいる。6巻以降の展開が楽しみ。自由に発言できない世界は本当に恐ろしい…
  • チ。―地球の運動について― 5

    じっくり読める漫画

    正直画力はまだまだですが
    キャラの表情やコマの使い方は巧い
    そして話の構成と台詞回しなど丁寧でよく出来てます。
  • チ。―地球の運動について― 3
    真理を求める人々の執念というヤツは何と狂おしく、そして切ないのか。

    オクジーとバデーニの行動はさておき、ロレンタの苦悩はなんとも…。
    やりたいことができない、という呪縛は地動説を信じる人々だけでなく、生まれ持った性別にすらかかってくる。
    そのやるせなさがあの行動力に繋がってる、というのはなかなかに...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 5
    拷問シーンが痛々しくて読むのがつらかったですが、真実を追求する姿は美しかったです。やっと形になったのに、研究はまた他の人に引き継がれることになってしまいました。もう殺されてほしくないな。
  • チ。―地球の運動について― 5
    …C教、ヤバ過ぎでは…?

    とはいえ。
    ノヴァクも信念と疑念を持って生きていたという事が分かり。
    いや、同情はしないのですが、彼は彼なりにというよりも、それが良しとされる時代と世界の中にいたのだから、何も間違っていないわけで。

    そんな世界の中で、「知りたい」という自由を求め死ぬ覚悟を持てる人達は…...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 5

    信念が受け継がれる

    意外な手段で信仰では無く信念が次代に受け継がれていく。
    あっち側だったあの人も思わぬ形で巻き込まれて。
    面白いが、他の方も仰っているようにページ数がちょっと少なめ。
  • チ。―地球の運動について― 3
    修道院の天才副助祭・バデーニの人間的に最低な部分が露呈されるところから始まる第3巻。

    女だからと才能を認められない、いとも簡単に手柄を奪われるヨレンタも、その漫画がここまで一貫して描いている、この時代の暗くて救いのない部分を体現している存在として描かれる。
    (今のところまだ殺されなくてよかった、と...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 4
    「間違いを永遠の真実と信じるよりマシ」
    …マシかどうかは個人の価値観による、ということなのだけど、これは確かに「信仰」、思考が停止する事の危うさを表しているなぁ、と。

    その上で、「信仰している」と言わせるのが熱い…!
  • チ。―地球の運動について― 1

    愚か
    愚かだ。

    拷問シーンが多くて嫌だ。

    事実だったんだろうけど嫌だ。

    現代、未来の明るい世界を口直しにイメージしよう。
  • チ。―地球の運動について― 3
    文字は奇跡だというヨランダの言葉に感銘を受けた。200年前の情報に涙が流れることも、100年前の噂話で笑うこともある。よく考えると、それってすごいことだ。
  • チ。―地球の運動について― 2
    いよいよ地動説の研究が本格的に始まると思ったら、またバトンが渡される。人間は一人では無理でも世代を超えて成し遂げて行くところがすごい。
  • チ。―地球の運動について― 3

    名前を覚えなくても読める!

    難しい難しいと思ってましたが、あまり登場人物に拘らなくても今のところは読めてます笑
    神様が正しく、女性子供は差別される世の中って辛いですね。善人ヅラして論文を提出したあの若い男性に腹が立ちます。
    次巻の表紙が拷問のおじさんなので、また怖いシーンがありそうで、気が引けます。
  • チ。―地球の運動について― 1

    残虐なシーン有

    初っ端から怖かったです、、
    でもそういう世の中があったという事なんですね。
    内容はとても興味深くて真剣に読んでしまいました。早くザワザワから解消される為に、どのように地動説が証明されていくのか知りたいです。
  • チ。―地球の運動について― 2

    登場人物の関連性

    あまりまだ関連性が掴めていません。
    拷問する人が同じなのはわかりましたが、他の人は違う街の人??でも時も少し進んでいるから、地球の解釈も違うのでしょうか?難しい。
  • チ。―地球の運動について― 4

    内容はいい

    内容はいい!
    でも、絵が前より雑になった。
    って、誰かもレビューに書いていた。
    なるほど、絵が墜ちている。
    雑になった。

    1巻で衝撃を受けて、2巻でガッカリして、3巻で盛り返して、4巻で絵が~!
    でもこれなら5巻、買う。