西口一希のレビュー一覧
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再読。マーケティングの概念を改めて…と思い本棚眺めて付箋が割とついてたので。笑
◉アイデアは「独自性」と「便益」共にあるものを指す。
「独自性」は注目に値するかどうか。
「便益」は買うに値するか、時間を使うに値するか。
◉プロダクトアイデア/コミュニケーションアイデアの両輪。プロダクトアイデアが強ければ、ストレートに伝えることで、余計なことは不要。
→私は開発部門で、コミュニケーションアイデアの意識が抜けがちだと思う。最終的なお客様への刺し方を考えた、必要なデータ取りや素材準備が必要だと。開発段階からイメージしておくべき。本書では部門横断的な「マーケティング設計」と表現されていた。
◉プロダ -
Posted by ブクログ
ネタバレN1分析というマーケの捉え方に関連する書籍
ケーススタディは非常に学びになる
メモ
・lTVに寄与する顧客のことを考える。
常連の20名は他と何が違うのか
合計値や短期的な影響のみではなく、向き合うべき顧客をちゃんと見られているか
ここでいう違いとは、潜在ニーズ、健在ニーズ、その結果としての行動の違い
・N1分析の基本
顧客ピラミッドで顧客構造を理解(認知・購入・頻度)
9pagesで顧客実態を知る
次回購入以降を認知購入頻度に条件追加
N1インタビュー対象は全てポジティブな積極ロイヤル顧客
・ストラテジーマップ
顧客と価値を定義(who what)顧 -
Posted by ブクログ
何度説明しても理解が進まないクライアントがいる。理解できなければ行動もできず、動かなければうまく行っていない現状を変えることもできず、マーケティング・サポートの自分の仕事もお役御免となってしまう。プロジェクトが始まったその日にそこまでが見えてしまう。どう説明すればこの壁を破ることができるのだろう?と疑問を持ちながら手に取った。
目からウロコだったのは、マーケティングの4Pの最初の一歩目の「誰に(who?)、何を(what?)、どのように(how?)提供するか?」の最後の「how?」を切り離して後回しにしてしまうこと。
そうだ、how?はPrice、Place、Promotionの樹海に入って -
Posted by ブクログ
最新のマーケティング本の中では、明らかに他の書籍とは一線を画す名著。
巷に溢れる本当にくだらない(と言ったら怒られるだろうが、あくまで私にとって)マーケティング本というカテゴリーを与えられた愚作とは違い、マーケティング実務者と事業責任者、経営者が読むべき本。
小手先のマーケティングハック本や自らの食い扶持を稼ぐための手法自慢本とは違い、本著はマーケティングの目的から戦略、オペレーションまで一貫した西口さんの思想に沿って展開されている。
(例えば)CTRを高めるための施策云々ではなく、より根源的に顧客と向き合うことで企業の提供価値を高めよう、と。(あくまで前者の取り組みは必要ではあるが、そ