森奈津子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
てぇてぇ
表紙からわかるように4人いるのでレズ乱交を期待してましたがその描写が出てこなかったことだけが非常に残念です。
内容自体は面白く登場人物全員ハッピーエンドで終わるので、途中で挫けそうになった人も最後まで見てみることをオススメします。
買って損することはないです。
今までSMは全く理解できてなかったのですがこの作品のおかげである程度の理解をおさめることができました。怖いね -
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ネタバレ「お嬢さまと無礼者」
P18 女性を引っ掛けるのに"モーションかける"って、当時でも古くない?
P27 「麗花よりアクタガワがスリムで非力でかよわい」アクタガワの方が身長設定が低いから?ほぼ、麗花はアクタガワにしか手を挙げないですよね。
P120- 岡野4兄弟の身バレ 拓人と親友の志村が知らないのは不自然と思いましたよ。
万引き=犯罪なので、それを回避するオチがあるかと思ったら、本当に万引きだったのね。
「お嬢さま大戦」
P210 「共産党宣言」のパロと思ったら、ちゃんとあとがきで解説されていました。恒子は3人で麗花に負けたので、団交へかじを切ったのね。
P286 麗花は佐 -
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森奈津子さんは自身もバイセクシュアルと公言する性愛小説作家。
おもにエロコメディ分野で活躍していますが、「からくりアンモラル」などちょっと切ないSFを書かせても非常にうまく、「なつこ、孤島にとらわれ」(西澤 保彦 祥伝社文庫)ではなんと同業作家にヒロインとしてネタにされるという前代未聞の珍事が発生。
そんな森奈津子さんが以前書いた小説待望の文庫化。
主人公の学生作家・俊彦は悪人顔の男前だが、線の細い耽美な美少年に憧れている。
そんな俊彦が崇拝してやまぬ百合小説家・相原千里(ペンネーム愛原ちさと)は、「お姉さま!」「妹よ!」なベタベタ百合小説を「ほしがりません、売れるまで」の精神でひたすら書き -
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ネタバレ切なさいっぱいのSF短編集。
狭義のSFにこだわる人は受け付けないかもしれませんが、この作品におけるSFはギミックに過ぎないと思います。
時に聖性すら帯びる小悪魔的な少女の媚態、ユーモアとエロスが織り交ざる独特の雰囲気など森奈津子が森奈津子たるゆえんがたっぷり堪能できる隠れた名作。
収録作もバラエティーに富んでいて楽しめます。
個人的に好きなのは「いなくなった猫の話」。
場末の酒場の女(といっても十分若い)の回想から幕を開ける異色な冒頭からしてちょっと毛色が違いますが、淡々としながらもしっとりした艶を含む語り口にいつしか魅了され、拾った猫の子との間に愛情を育んでいく姿が目に浮かびます。
「 -
Posted by ブクログ
いや、面白かった!
笑えるけど、エロい。エロいけど、笑える。笑いと性欲が同時に(あるいは交互に)喚起される作品って確かに珍しい。
あとがきで「オジサマたちにフェミニズム・レズビアンネタで笑って、使ってもらえたら」というような文があったが、私はこの作品を女性として読みたかった。
百合・レズビアン系作品全般に言えることだけど、男性としての、思考や体を捨てて女性として読めたらどんな感想を抱くのか非常に気になる。
脱線。とにかく面白かった。
嗜好としては瑠璃や仁子には非常に共感できるところはある。もちろん、創作や妄想の範囲に留めておく事が絶対条件なのは、彼女たち同様理解してますよ。
まあでも、実際 -
Posted by ブクログ
悪役お嬢さまが主人公の学園小説であり、その実ぶっ飛んだギャグ小説でもあり、ただし真の顔は数多のうら若き少女(まれに少年も)を特殊性癖の道へ誘ったと名高い「お嬢さまシリーズ」、その復刻版です。
もともと小学生・中学生の少女向けに発刊されたもので興味のない大人もにオススメ!することは難しいですが、もし少しでも興味があればその点を踏まえてぜひ。
当時のお嬢さまはイラスト:飯坂由佳子先生によるツイスト縦ロールで、自分はその美麗な絵に惹かれて購入したこともあり、イラストの変更は大変残念です。現行のも決して悪くないのですが、当時を知っている身の身勝手です。申し訳ない。
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