森奈津子のレビュー一覧
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ネタバレ何かで知り、購入。
なんとなく文章のノリが昔のラノベ…?と思ったら1995年から小説ASUKAで連載と書いてあって納得しました(笑)
苦手な方は苦手?と思いますが、20年以上も前の作品とは思えない(時々用語に時代を感じるけど)内容で一気読みしてました。
マンガ家と小説家、アシスタント、兼友人先輩後輩の集まり。
ビアンとバイ(男女)ゲイ、ノンセク(…ってあるけどアセクか?)とそれぞれのセクシャルを持っていて、賑やかにワイワイ過ごしている。
シリアスになりそうでならない小気味いい展開が楽しい。同じく恋愛に発展しそうでしない関係もいい。(てっきりトシちゃんと千里が結ばれるもんだと…)
1巻は -
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性愛SFというだけあってかなり直接的な性的表現が出てくるので苦手な人はいるかもしれないが、好きな人には深く刺さるであろう、独特な雰囲気を持った短編集だった。
「からくりアンモラル」☆☆☆
思春期を迎えた少女が自分を性的な目で見られることに嫌悪感を覚えるというのは物語でよく見る描写だが、そこからロボットを通して自分を見ることで愛のようなものを得るというのはおもしろい。
「あたしを愛したあたしたち」☆☆☆☆
思春期を迎えた少女が自分を性的な目で見られることに嫌悪感を覚えるという構造は「からくりアンモラル」と同じ。
過去・現在・未来の自分たちで互いに自分を慰めるというのは、一見ひねくれた自己愛の -
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ネタバレ「お嬢さまのお気に入り」
P12 フナって食用だったのね
「お嬢さまボロもうけ」
時代劇モチーフ。百貨店の方がスーパーより格上だと思っていたので、麗花はゆかりを敵視するかと思いました。
P177 3人に1人を入会だと、33%以上という高割合。これをネットかつ校外に拡張したのが「フェイスブック」
P189 「必殺仕事人」は他の勧善懲悪作品とはちょっと違うかと。
「お嬢さま軽井沢の戦い」
P348 タカりんの体温37.9℃というのが絶妙。39℃とかにしますよね?
「佐伯の一日」
実は、短いですが面白くて、拾い物でした。佐伯視点なのですが、ガチで麗花に尽くしていたとは。
このシリーズがアニメ化され -
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ネタバレ・「お嬢さまとお呼び!」
麗花さまなら、「お呼びっ!」な気もしますが。家来の佐伯を従えて、ちょっとアレな言葉づかいの麗花を受け入れさせる導入はすごいものが。また、悪役を目標とするのも斬新というか。
P119 佐伯が犯人という驚愕の事実
P130 麗花は改心?と思ったのですが、この先を読むとそうでもないのかも。
・「お嬢さまの逆襲」
おなじバレエまんがを目標に据えながらもいがみあう二人は、宗教で例えると……危険なのでやめておきます。
・「お嬢さま帝国」
最初はいい話だと思った自分は浅はかでした。任意といいつつ"ブランド"制服をばらまいてからの同調圧力で一気に締め上げるという掌 -
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ネタバレどの物語も趣向が凝らしてあり面白かったです。
竹取ではおじいちゃーん!と心の中で叫び通し。
ロミジュリでは、ロザラインって何処にいたっけ?と原作捲ってベンヴォーリオとの会話シーンに会話の中にのみ出てくる令嬢と確認。青年が誰を待っているのかはすぐにピンときてしまったけど、良い締めでした。
羅生門。羅生門ってなんだっけ!?と読み終えてもパニック状態(笑) 面白い。
人魚姫、まさかの……うん、魚類なら仕方ないよね。
シンデレラは、オンノベでもよく題材にされているし、1番アクのない展開でした。
寿限無をどう持ってくるのかと思ったら、冒頭で「!」 そうくるか!
オチでまた「!」 やられた!
名付けって細 -
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ネタバレなぜ絵が飯坂友佳子じゃないのだ。お嬢様は飯坂友佳子の、トイレットペーパーの芯が連なったようなガッチガチの縦巻きロールでなくてはならない。作中で主人公の麗花が度々昭和時代の少女漫画に出てくるようなライバル型お嬢様(セーラのラビニアや、ガラスの仮面の亜弓みたいなイメージ)への憧憬をしつこく言及しているんだから、これを現代的なおしゃれロールの絵で描くのは間違ってるだろう・・・飯坂友佳子の絵って、ちょっと90年代の香りがするけど華があってかわいくてギャグっぽくてこの話にすごく合ってたと思うのになあ。新規客開拓を狙うにしても、イラストはそのままで十分だったんじゃないかなあ。とりあえずイラストに関して気に
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