森奈津子のレビュー一覧
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ネタバレ何かで知り、購入。
なんとなく文章のノリが昔のラノベ…?と思ったら1995年から小説ASUKAで連載と書いてあって納得しました(笑)
苦手な方は苦手?と思いますが、20年以上も前の作品とは思えない(時々用語に時代を感じるけど)内容で一気読みしてました。
マンガ家と小説家、アシスタント、兼友人先輩後輩の集まり。
ビアンとバイ(男女)ゲイ、ノンセク(…ってあるけどアセクか?)とそれぞれのセクシャルを持っていて、賑やかにワイワイ過ごしている。
シリアスになりそうでならない小気味いい展開が楽しい。同じく恋愛に発展しそうでしない関係もいい。(てっきりトシちゃんと千里が結ばれるもんだと…)
1巻はなんとなくそれぞれのキャラクターの説明、過去と現在の人間関係の説明の感じがあったので、2巻でどんなお話があるのか楽しみです。なんならすでに3巻も読みたいんだけど、どうやら10年くらい出てない(のか完結?なのか?)らしいですね。
今の時代、ドラマにも出来そう…いや、まだ無理か(笑)でもいつかこんなセクマイの話もえぬえちけーあたりでサラッとやれる時代になるといいですね(彩子さんの言動は大幅削除だろうけど)
個人的に志木せんせーが好きです。
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Posted by ブクログ
性愛SFというだけあってかなり直接的な性的表現が出てくるので苦手な人はいるかもしれないが、好きな人には深く刺さるであろう、独特な雰囲気を持った短編集だった。
「からくりアンモラル」☆☆☆
思春期を迎えた少女が自分を性的な目で見られることに嫌悪感を覚えるというのは物語でよく見る描写だが、そこからロボットを通して自分を見ることで愛のようなものを得るというのはおもしろい。
「あたしを愛したあたしたち」☆☆☆☆
思春期を迎えた少女が自分を性的な目で見られることに嫌悪感を覚えるという構造は「からくりアンモラル」と同じ。
過去・現在・未来の自分たちで互いに自分を慰めるというのは、一見ひねくれた自己愛のようだが、それがとても真っ直ぐなものに感じてしまう不思議。
「愛玩少年」☆☆☆☆
私にはマゾヒスティックな趣味はないので直接的な性的興奮を覚えることはなかった。
しかし、ラストシーンで唯一の理解者となりうる存在が奪われたときには何か変な高揚を覚えた。
とても残酷で悲しい出来事のはずなのに、Mのひととかいわゆる寝取られ趣味の人の気持ちが少しだけわかったような気がした。
「いなくなった猫の話」☆☆☆☆
私の好きなロマンティックSF。
「繰り返される初夜の物語」☆☆☆
無意味と知りながらロボットに恋して振り回される愚かな話。
「一卵性」☆☆☆
一卵性の双子を愛するというのはこれまた変わった自己愛か。
「レプリカント色ざんげ」☆☆
SFにありがちだが、変わった世界の出来事の紹介のような物語で、あまり登場人物の精神に触れた気がしなかった。
「ナルキッソスの娘」☆☆
美談のように書いているが、私はヒロシのような適当な男が苦手なので、感情移入できなかった。
「罪と罰、そして」☆☆
サディストの愛というのは、言わんとしていることはわかるのだが、私には理解しがたい感情だ。 -
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ネタバレ「お嬢さまのお気に入り」
P12 フナって食用だったのね
「お嬢さまボロもうけ」
時代劇モチーフ。百貨店の方がスーパーより格上だと思っていたので、麗花はゆかりを敵視するかと思いました。
P177 3人に1人を入会だと、33%以上という高割合。これをネットかつ校外に拡張したのが「フェイスブック」
P189 「必殺仕事人」は他の勧善懲悪作品とはちょっと違うかと。
「お嬢さま軽井沢の戦い」
P348 タカりんの体温37.9℃というのが絶妙。39℃とかにしますよね?
「佐伯の一日」
実は、短いですが面白くて、拾い物でした。佐伯視点なのですが、ガチで麗花に尽くしていたとは。
このシリーズがアニメ化されなかったのが不思議。 -
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ネタバレ・「お嬢さまとお呼び!」
麗花さまなら、「お呼びっ!」な気もしますが。家来の佐伯を従えて、ちょっとアレな言葉づかいの麗花を受け入れさせる導入はすごいものが。また、悪役を目標とするのも斬新というか。
P119 佐伯が犯人という驚愕の事実
P130 麗花は改心?と思ったのですが、この先を読むとそうでもないのかも。
・「お嬢さまの逆襲」
おなじバレエまんがを目標に据えながらもいがみあう二人は、宗教で例えると……危険なのでやめておきます。
・「お嬢さま帝国」
最初はいい話だと思った自分は浅はかでした。任意といいつつ"ブランド"制服をばらまいてからの同調圧力で一気に締め上げるという掌握術。およそ、少女小説ではやらない流れかと。
・「工藤君の誕生日」
なんというか、無難な締めでした。毒が無いというか。
・あとがき
麗花はゴスロリではないかと。ロリではありますが。
麗花 155
佐伯 167
アクタガワ 154
タカりん 150
アケミ 152
幸子 164
※「工藤君」以外は1991年 -
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ネタバレどの物語も趣向が凝らしてあり面白かったです。
竹取ではおじいちゃーん!と心の中で叫び通し。
ロミジュリでは、ロザラインって何処にいたっけ?と原作捲ってベンヴォーリオとの会話シーンに会話の中にのみ出てくる令嬢と確認。青年が誰を待っているのかはすぐにピンときてしまったけど、良い締めでした。
羅生門。羅生門ってなんだっけ!?と読み終えてもパニック状態(笑) 面白い。
人魚姫、まさかの……うん、魚類なら仕方ないよね。
シンデレラは、オンノベでもよく題材にされているし、1番アクのない展開でした。
寿限無をどう持ってくるのかと思ったら、冒頭で「!」 そうくるか!
オチでまた「!」 やられた!
名付けって細心の注意を払って欲しいものだけど、父親のとんでも感覚には勝てないですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなぜ絵が飯坂友佳子じゃないのだ。お嬢様は飯坂友佳子の、トイレットペーパーの芯が連なったようなガッチガチの縦巻きロールでなくてはならない。作中で主人公の麗花が度々昭和時代の少女漫画に出てくるようなライバル型お嬢様(セーラのラビニアや、ガラスの仮面の亜弓みたいなイメージ)への憧憬をしつこく言及しているんだから、これを現代的なおしゃれロールの絵で描くのは間違ってるだろう・・・飯坂友佳子の絵って、ちょっと90年代の香りがするけど華があってかわいくてギャグっぽくてこの話にすごく合ってたと思うのになあ。新規客開拓を狙うにしても、イラストはそのままで十分だったんじゃないかなあ。とりあえずイラストに関して気に入らないので星は1つ減らした。事情はあとがきに書いてあるけど、担当は見る目がないなあ。
小学校のころ読んでいて、その後も時々思い出しては森奈津子を調べたりして近況にびっくりしたりしていた。内容については、子供向けの文だけど今でもそれなりに楽しめる。主人公の性格に少しブレがある気がするけど、一人ひとりキャラがたってて。
ところで、森奈津子の同時期の作品(多分)『いつでもこの世は大霊界! 』とこのお嬢さまシリーズを私は混同してしまっていて、なんとなくこの話も読めると思い込んでこの本を手にとってしまったので入ってなくて残念。舞台は同じ(中等部と高等部だけど)なので、このシリーズのどこかに入ってないかなあ。大霊界の方も面白くて、お嬢さまシリーズより恋愛要素が多い感じ。物語序盤から出てくる健康的な美青年ではなく、暗くて女嫌いの副部長との恋愛物に発展するところがなんか好きだったなあ。森奈津子は初めからこういう嗜好(昭和的ベッタベタの展開を読者が知っていることを踏まえて、あえてそれをベタベタのまま踏襲したり正反対の展開で予想を裏切ったりする)があったんだなあと思う。
第一作目から書き進めるごとに文章がうまくなっているのもわかるし、今回読んだ総集編には巻の最後にお嬢さまシリーズの新作書き下ろしが入っているのだけど、最近書いたものはやはり読んでいて安心できるというか文章が確実にうまくなっている。初期のものは、勢いやアイデアはいいんだけど構成がまだ練れてなくて中だるみしたりしてるので(それを覆す魅力があると思うけども)。
それにしても全編通して、拓人よりも工藤くんよりもお杉くんがかっこいいよなあ。
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