白尾悠のレビュー一覧
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あの優しい死にたがりの生きたがり。深すぎる言葉。隣人の子供を見守る老人。その子からは「なんのために生きているのか」と問われる。その答えは最終章に完結する。
確かに生きていて生きてゆくと
舞台の真ん中にたつ夢を叶えられず、その上その夢をないがしろにしたばかりに愛する人にも去らされてしまう。
どの章もこの劇団に繋がるが、やっぱりメインが一番面白かった
確かに「生きること老いることが愛しくなる」物語
読んだ後に、後書きにこの物語がドラマ化されると冒頭の女の子役と作者との対談があり、この対談合わせて読むとさらに物語がうったえたかった事柄がよく理解できた。
ドラマ化楽しみ
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Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】近藤史恵 「ここにいるぼくら」/笹原千波 「宝石さがし」/白尾悠 「おかえり牛魔王」/雛倉さりえ「ダンス・デッサン」/乾ルカ 「モコさんというひと」
どれも舞台に引きつけられる人たちの話で悪意を持つ人が直接的には出てこないのがよかった。
演じるほうの覚悟も描かれていて、トップスターでないからこその葛藤と矜持がいい。トップスター側も、互いへのリスペクトと舞台への愛情が感じられる話ばかりで、これが現実ならいいのにね…… でも、舞台を見る側としては、そういう人間性を信じたいところもある。
「ここにいるぼくら」【2.5次元×俳優】メインキャラの一人が病気で無期限療養に入ることになり -
Posted by ブクログ
ナオミの目を通してアメリカの大学生活を見る。生活の中に当たり前にある差別、経済格差。
中でも日本人が自国(他国)の歴史や政治に対して鈍感なところをちゃんと自覚するところまで描いてて良かった。
日本人として生きていくってこういうことだと思う。
文化の盗用の話、ステレオタイプの話、差別に対してどう向き合えば良いのか、ひとつずつ拾い上げていく。
無知は確かに差別に繋がることもあるが、そこから行動を起こせたら、勉強をし続ければ、もっと世界が良くなるはず。
敢えて指摘するとすれば、12章のティーチ・インのところ。
黒人の学生がBlack Lives Matterを叫んだ後の
「黒人、白人、ラテン、アジ