羽根田治のレビュー一覧
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アウトドアでの死亡事故とその予防法およぶ対処法が53個収録された危険の事例集。①山②動物③毒④川や海の4つに分類されており、最初の山はもともとインドアの自分に関係ないなと軽く読み飛ばしていたが、動物ではマダニや蜂、毒では有毒植物など、街中でも遭遇しそうな事例が出てきてゾッとした。溺れている人にはペットボトルを投げ込むなどいざという時のための知識も勉強になった。常に危険や死を意識するためにも、こういったタイトルの書籍は電子でなく紙で目に入る本棚や手元に置いておきたい。
子供の事故にフィーチャーした第二弾も発売されているようで、インドア人間としてはそちらの方が身近な問題として読めそうだった。機会があれば読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
角幡さんからの山岳繋がりで、読んでみた。
これまでも、著者の本や、山岳遭難とか事故検証的なものはいくつか読んだことがあり、なんとなく似たようなイメージで手にしたが、それらとは若干違っていたような…。最後の盗難の話のせいか、起きた事故や遭難が、大きなニュースになるようなものが少なかったからか。
なんにせよ、自然は人がどうにかできるものではなく、その恩恵を享受しつつ同時にリスクをできるだけ減らすために、どれだけ心構えと物理的な準備ができるかってこと。
たまたまその準備と心構えが万全な、正統な(?)登山家に遭難寸前で出会い、命が助かったケースが紹介されているが、驚くことに、その助けられた人物は、命の恩人に対してなんらのお礼もお詫びもなかったというから、これはもう驚きを通り越して呆れるばかり。助けた方も命懸けであったにもかかわらず、だ。
人としてどうなのさ。
それでも、本書を読んだことで、自然に対する畏怖の念は改めて強く感じさせられたし、それを徹底的に弁えたうえで、自然の力に挑もうとする人々の、その向き合う姿にも強い敬意を覚えた。
にしても、なんで私、こういう系の話が好きなんだろう??? -
Posted by ブクログ
古本で激安回収したので、古いのかとおもったら
2017年発行、まあ、十分古いか、、
とおもったら、最近文庫が出たようなので、
なので値下がりしていたのかもしれない
そんなことはどうでもいいが。
1970年7月、日髙のカムイエクウチカウシ山に於ける
福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ襲撃事故
上越、仙ノ倉山での登山客襲撃事故
北アルプス乗鞍岳、畳平駐車場襲撃事故
奥多摩川苔山登山客襲撃事故
滋賀高島トレイル客子連れクマ襲撃事故
秋田県鹿角市山菜取り客連続襲撃事故
奥武蔵笠山山菜取り客襲撃事故
実例と、その考察など。
ここ数年、毎年里山に降りてきて
民家のある辺りの自宅菜園まで出てくる
クマの報道が目立つようになった。
本書を読むかぎり、どうもクマの生息区域での事故ばかり
山に入る人間もクマも増えてきた昨今、
それだけ増えたらエンカウンターもするだろうとは思う。
本書では筆者の考えるクマが里に出てくる要因というのも考察されている。
登山などはクマの生息区域に立ち入るという性質をもっており
リスクがあるという理解が必要かと思わんでもない。
山菜取りにいたっては、クマの餌横取り行動とも言えるので
危険な行為だと思う。
住んでいるとか、仕事などは別で、
なんらかの持続的な対策をするべきだが、
レジャー客は
ある程度の自然界のルールというものを知るべきかと -
Posted by ブクログ
登山やトレッキング、ハイキング、山菜採りに出かけられる方は一読を。
どこでも、誰でも熊に出会う可能性があるということが分かる。今まで大丈夫だったからと言ってこれからも大丈夫な保障はどこにも無いのだと思い知らされる。
クマの恐ろしさが半端ではないことがうかがえる。
体験談や事例報告は、戦慄が走るほど生々しく、実際に想像すると、体験された方々もそうだが「もう駄目だ」「これで死ぬんだな」と恐怖と絶望が入り混じることだろう。
特に、第1章の日高のカムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事件が凄まじかった。(この事件について知りたくてこの本を手に取ったのだ)ヒグマの執着心が凄まじかった。そして事件の被害者の残されたメモが余計にリアルさを物語る。
昨今、クマの生息地が、開発や人間の都合による植栽で食べ物が失われており、餌を求めて行動範囲が今までとは違ったものになっている。そして、クマの駆除もハンターが少なくなったり、また、簡単に駆除することはできなくなってきているため、個体数が増えているという。
これを読んでしまうと、もう登山やハイキングは怖くて行けないかも。
もし、運悪く遭遇し、攻撃され、防御するときは、顔や頸を攻撃してくるそうなので、首の後ろを手で組んで肘を顔の横につけて首と頭をしっかり守り、うつ伏せになる姿勢が良いらしい。
でも、出来れば出会いたくない。
自分の比較的近所の散策できる森でも、数年前から、ポツポツとクマの目撃情報が相次いでおり、もう散策する勇気がない。散策にとても良い森なのだが。 -
Posted by ブクログ
山登りに関する事故•事件を紹介しつつ、ヤマナメンナヨ的な本。
と言う私なんぞハイキングできゃっきゃうふふするぐらいで、山登りと言えば地元の足羽山、全力出して文殊山さんでしょうか。所謂福井県ネタです。はい。
熊に襲われるわ、雷に撃たれるわ、ハチに刺されるわ、沢登りすれば滝に落ちるわ、雪山登れば穴に落ちるわ、登山中持病かなんかで突然死するわ、自然怖いわーと思えば、上から人間が落ちてくるわ、キャンプ地で泥棒に会うわで、人間こえーやろと、え、引きこもりの俺って勝ち組?と思わせる、下手なホラー小説よりも怖い話が続きます。
無知、準備不足、慣れによる油断等で事故は起こります。本当に舐めて登っては駄目ですね。その先に死が待っているんです。プーさんが可愛いじゃねーぞ!
そう言えば昔結婚前の嫁がスキー場をハイヒールで行幸されたのを思い出しました。結婚して20年経ちますが無事生きております。ありがとうございます。
だからといって山へ行くなと言う話ではなく、山を愛するからこそ、十分に勉強し、下調べし、経験値を上げながら、次の山へとレベルアップして楽しんでくれと仰っております。
一度地元の山登りで感動した素人童貞が、次は一気に世界の富士山へと美女にアタックし、結果会話も出来ずに撃沈となる事例が多いので初心者の皆さん、いきなり富士山はやめた方がよろしいです。死ぬぞ。
私はもちろん富士山は畏れ多く、外からそっと眺めるものだと理解し、安全なエロ動画を見て人間の素晴らしさを堪能しております。山2つは最高です。
ま、私は命を懸けてまで登る事はしたくはないので近所の散歩で十分です。車には気をつけます。