樹なつみのレビュー一覧
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ネタバレラギネイの過去編。大人になったマハティの周り。
第二正妃セレイラ。本編ではマハティの妻であり、友人でもあったといわれるその人は、かわいらしい人でした。
なかなか、おとぎ話、夢の国の住人、というような世界ではありますが、純愛な人たちです。
ちなみに最後の〆がナジェイラとベナジルだったのがよいね。
そして初登場の時には『水と油』と言われたベナジルとクインザだけど、そうか? と思う。よく似てるって、絶対。
クインザを知って、ベナジルはかなり複雑だろうけど。
ただ、クインザとナイル・ソラのほうが似てるかもですが。
もう一つは立人の子供編。というか、父親編かな?
たいへんかわいいですが、ああ、これがあ -
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これでもかというくらいの超絶金持ちイケメンと世界を股に掛ける壮大な話とで飽きさせないのだけど、いまひとつのりきれなかった。ひとつは、話の方向性が全然わからないこと、アドホックに話が進み続けて話の全体像が見えてくるのは12巻中6、7巻あたりという。連載ならまだしも、まとめて読むとけっこうつらい。それからもう一つ、こっちの方が不満なのだけど、肝心の主人公に全く感情移入できないこと。とりあえず後先考えない考え浅い系の小娘なのだけど、作中では誰もを魅了する少女ってことになっててなんか納得いかない。
ところで、90年代後半くらいから、少年マンガにおける勝利の方程式から「努力」(練習や修行)失われてだし -
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三巻ほどのワクワクはなかったけど、それなりに楽しめました。
後宮物語。
意外な展開だったけど、切ない、でもさわやかな話でした。
セレイラ、かわいいなあ。いい子だ。
アレーナもいい。
ジョゼフィーヌの恋心?は気になるけれど、あんまり彼女はマハティに対して恋愛目線はないように私には見えたけど・・。
ナイルのその後と、最後の手紙には切なくなった。
これでいいの?とも思える終わり方だけど、シンプルにいかない人生なのがリアルでいい。
キャスリーンの影がすっかり薄くなってしまったなあ。
この作品を読んだあと、もちろんハリー編を読み返してしまった。
やはりハリーとマハティのお互いの関係が気になる。
ジャ -
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ネタバレ久々に続きかな? と思ったら番外編でした。
ただ、本編よりギャグの要因が多くて(主人公? のせいか)軽く楽しく読めましたよ。
あー、まぁ。
題材的に、軽く楽しく読んではいけないとは思うのですが、偏食の吸血鬼とか、いろいろ高飛車で耽美っぽいのにギャグに落ちちゃってるあたりが可愛い感じです。
吸血鬼って耽美なイメージだし、色気もあるんだけど・・・・・・なんだろね、なんでこんなにギャグっぽいのかな。
この先にどうなるのかわからないのですが、一冊目は安心して読めるお話でした。
ああ、くれぐれも題材はそんなものじゃないけど!
でも私はやっぱりキャラ読みしてるんだと思います。
ところで、本編は? -
Posted by ブクログ
懐かしい! というわけで本屋で1巻2巻同時お買い上げ。
ストーリーはともかく、マンガ的にイケメンぞろぞろの逆ハーレム系マンガですが、本編を読んでいた頃、私の周囲は立人ファンばかりでした。まあわからないでもない。ですが、内心密かに私としては、やんちゃ系のルマティ押しでした。大人になったらコイツはスゲー!と。
ですが、良い意味で裏切られました。ルマティは、本編時代よりもガキンチョの頃から、人間的にイケメンでした。それがわかったから良し。
ちなみに、主人公の女の子を巡るイケメンたちの話はどれもなんだかちょっと嫌な感じ。ですが、パパの話は王道です!