南綾子のレビュー一覧

  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    土肥恵太は、新卒で入った会社を上司からセクハラを受けて辞め、派遣会社ではおばさんのストーカーにメンタルをやられて辞め、今は叔母が営むダイエット教室のバイトをしている。

    任せられた業務は、途中で退会した人たちを再入会させることである。
    そのリストの中に、元同僚でストーカーおばさんの小百合がいて…。
    いつのまにか、小百合もダイエット教室の仕事をするようになる。


    ストレートなタイトルから太ってる人が華やかに変身するのが見えるのかと想像しそうだが、外見じゃなく内面のことである。
    痩せることは綺麗になること、そして幸せになるというのが正解なのかを提示している。

    けっして暗くならないのは、三十過ぎ

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    2025年12月17日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    ネタバレ

    インパクトのあるタイトルに反して、中身はそこまで重たくなく、わりとスラスラ読める。登場人物が抱える「生きづらさ」が現実味を帯びていてリアルだからこそ、少し気持ち悪いと感じる描写が多かった。ただ、「生きづら会」のように、自分の話を家族でも友人でも恋人でもない第三者に話し、反論なしに聞いてもらう、そういう居場所は誰しも必要かもしれないと思った。

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    2025年11月30日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    会社で受けたセクハラにより会社を退職し、無職となった「俺」である土肥恵太がダイエット教室の勧誘のため、元同僚である小百合と共に、今まで入会したものの挫折したりリバウンドして退会した女性たちに会いにいくことになる 勢いのあるキレのいい小百合の言葉と個性が強い各章のターゲットたちのキャラクターが一気に読ませる 全体的に流れる自己肯定を促す流れとクソみたいな男たちを一蹴していく様子は読んでいて爽快感がある ただモヤモヤとするのは退職まで追い込んだ主人公へのセクハラや常時行われる罵詈雑言に含まれているセクハラがどうにも軽い扱いなことだ 男から女に行うことに対して、女から男に行うことには随分と鈍感な印象

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    2025年10月27日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    タイトルにインパクトがありすぎて、なかなか手に取れなかったのでネットで購入。
    生きずらさの大小は違えど、誰もがそれぞれ抱えていると思う。他人の人生が上手くいっているように見えても、見せているだけかもしれない。
    人を羨む前に自分と向き合うことの大切さに気付かされた。

    私も「生きずら会」に参加したいと思った。
    家族関係にトラウマがある人が多かったけど、本の中に出てくる4人+幽霊こと引きこもりのお兄ちゃんは家族同然の繋がりだと思った。

    タイトルは衝撃的だけど、ずっと重い内容という訳でもなく、ふふっと笑えるシーンもあり、最後もすっきりと終わるのがよかった。

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    2025年09月28日
  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    自分より少し上の世代だけど、あーうんうん、と思いながら読んだ。女性活躍推進とかあったわー!と懐かしく。同時に、職場の非正規の人達みんなこんなかな?とも思ったり。いろいろ考えさせられる本だった。
    キャラは良いけど話の進め方があまり自分には合わずだった。

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    2025年09月27日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    ダイエットの神様の文庫版だった(知らずに読んだ)
    大体の内容覚えてたけど、改めて読むとダイエットってなんだろ〜って考えさせられる。

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    2025年09月25日
  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    そうだったよなあと昔を思い出しながら、心が苦しくなりました。

    でも確かに就職氷河期に生まれて、時代に翻弄されてる凛子だけど、周りの友達とかバーのマスターなど、環境は恵まれてるんじゃないかと思うところも。まあ、それも凛子が行動を起こしたからだろうな

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    2025年09月11日
  • わたしの好きなおじさん

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    恋愛対象としてのおじさんの良さとは!ということが綴られているのではなく、ただおじさんとヤッちゃったよーといったお話たち。

    期待していたのと少し違ったけど、取り敢えずインスタントにエロは楽しめた。

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    2025年07月13日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    いろいろとこじらせてしまった人々が回復していく物語。読みやすい文章とシンプルなストーリー。もう少しそれぞれのキャラクターに深みが欲しかったかな。

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    2025年07月03日
  • 婚活1000本ノック(新潮文庫)

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    感想
    ブラックジョーク満載だな。あだ名の付け方がエグい!

    彼氏がほしいのに結構選ぶなぁ。みんなそういうものかな。

    なんかかなりの自己肯定感の低さと選り好みが矛盾した感じで、もう少し楽に生きればいいのにと感じてしまった。


    あらすじ
    筆者の実体験に基づく小説。一部フィクションもあり。32歳になった筆者の前にやり逃げされた山田が現れる。山田は数日前に死んだ幽霊であるとのこと。成仏するために筆者の婚活を手伝うという。

    合コン、お料理合コン、お見合いパーティ、お見合い、婚活サイト、漁師の嫁募集、様々な男と出会い、上手くいきそうになるも断るなどジェットコースターのような展開が待ち受ける。

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    2025年06月23日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    感想
    誰でも悩み、生きづらさを感じることはある。奈月は会を開く一歩を踏み出せたからこそ周りの人も救われたのだと思う。


    あらすじ
    友達も恋人もできない奈月は、生きづらさを克服しようの会を作る。そこで、モテない男である雄太と知り合う。奈月の実家には、引きこもりの兄の徹がいた。

    実家の家事をすることを条件に雄太と奈月と薫の共同生活が始まる。また、奈月は、犯罪者となって医者を辞めた薫を共同生活に誘う。3人は個人の体験を黙って聞くことを条件に生きづら会を開いて行く。

    雄太はハゲへのコンプレックスがあったが、美容室に行き、生まれ変わったかのように生き生きと生活を始める。薫は妻の友達の茜を会へ誘う。

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    2025年06月21日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    ネタバレ

    「とにかく誰か1人でも幸せになってくれ!」と早いペースで読み終わったが、4人とも独身のまま終わった。
    特に春来は心を入れ替えて仕事と自炊を頑張るようになったが孤独であることに変わりなく終わり少しモヤモヤした。でも、夏枝と安易に結婚してご都合主義にならなかったのが現実味があった。

    正直言うと大人になってから頻繁に会える友人がいて羨ましい。既婚でも寄りかかる先が家族だけでは寂しい気がするし、既婚でも独身でも孤独感は付き纏うのだろう。既婚者だった夏枝や秋生が離婚を選び、真に自分に合う生活スタイルを見つけたように結婚も向き不向きがあるように思える。

    独身の自分が読んでいて特にやっかみを感じるのは「

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    2025年06月02日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    みんなそれぞれ色んなものを抱えて
    生きているんだなって思った。

    ここに描かれている人たちは
    ただの物語の中の人たちではなく
    自分の周りにもいるかもしれないって思った

    物事、捉え方だよなぁって思うけど
    こんな風に捉えないと
    自分を維持できない人もいるだろうし…

    ただ、生きづら会があることによって
    救われる人はいるんだろうなって思った

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    2025年04月22日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    ダイエット教室で途中退会した元生徒に再入会させるために会うことに・・・
    痩せたいと願う女性達が向き合っていることとは・・・

    ダイエットに対する女性の気持ちや世間の考えが知れます。
    そして。小百合と恵太のやりとりも毒すぎて面白みのある小説です。

    ダイエットって綺麗になるためや健康のためなど、本来は自分のためなのに結果的には他人のためにやっていることが多い。

    自分の体は食べたものでできている。
    それを他人に決めてもらったり、自分の好きなものを我慢したり、それを言い訳にせずに自分の軸を大切に生きていきたいと思いました。

    少し、ダイエットに対する考え方が変わりました。
    まさに体脂肪率ではなく心

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    2025年04月21日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    この寂しさ、孤独、苦しみ、つらさを誰かに聞いてもらいたい、分かち合いたい、そんな思いからできた「生きづらさを克服しようの会」。

    1人、また1人と参加者が増えていく中で、自分の中の生きづらさの根源と向き合っていくストーリー。

    前半の奈月の空回りっぷりに悶々としてしまったけれど、奈月の奥底にある生きづらさの根源を知り、徐々に無理をせず素の状態を取り戻していく姿に、自然と悶々は消えていった。

    生きづらさは簡単に克服できないけど、否定も肯定もなく、ただ話を聞いてもらうこと、聞いてくれる人がいることは大きな救いになると思えた。


    ***


    家族だから絶対に一緒にいたほうがいいとは限らない

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    2025年04月19日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    タイトル、まさに自分が生理前によく思う事。
    突発的に、死にたい!って思うことより、今までの人生を振り返って、「死にたい」と思うことの方が多いんだなぁ、と思った。自分も、物語の人たちも。

    みんなの辛いエピソードって、やっぱりそれぞれ違くて、抱えてるものも肩書きもみんな違う。トラウマも、忘れられないことも。

    それでもみんなサバイブしてるんだなあ、と思えた。

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    2025年04月04日
  • タイムスリップしたら、また就職氷河期でした

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    2019年から1999年にタイムリープした男女が、人生をやり直して順風満帆…とはいかない。
    氷河期世代の苦悩、本当に半端じゃないなと改めて思いました。
    就職のことはもちろん、2000年代〜は社会構造が大きく変化していく過渡期で。男女の格差や結婚や…様々なことに対応していく必要があった世代です。
    本作のW主人公たちは、人生をやり直してもなお(やり直したからこそ?)紆余曲折があり、共に家庭を得ました。
    そして迫るコロナ禍…。
    怒涛の現代史を読んだ心地がする小説でした。

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    2025年03月30日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    美しいという価値基準も、他の誰かに影響されている。自分の価値基準が何によって形成されたのか、本心でそう思っているのか、考える必要がある。

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    2025年03月20日
  • 俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか

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    ネタバレ

    独身のまま50歳を迎える4人のお話。
    売れっ子作家になれず夢破れコンビニ社長に収まる男性。
    次々恋人ができる身体は男のジェンダー。
    貧乏な家で育ち、玉の輿を狙って夢叶ったように思えたが結局離婚した女性。
    障害のある兄弟の介護、それが終わったと思ったら母の介護が始まって気づけばストレスで食べまくり100キロ超えの身体になっていた女。
    こんな4人が知り合って友達になった。

    それぞれの過去は辛い。
    しかし、それぞれがそれを乗り越えて独身人生の孤独に向かいあう。
    友の助けを借りながら…でも寄りかかり切りにならず一人一人自分を持って皆同じ目線で付き合っていく。この結末がせめてもの救い。

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    2025年03月15日
  • 結婚のためなら死んでもいい(新潮文庫)

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    30代、40代で見込んでいる女子。
    その女子達の世の中の生きにくさや、何かしらの感じる疎外感や劣等感。
    お子様がいるママ達もすごいと思うけど、私達も頑張ってるんだよと思っているみんなが抱えてる気持ちを代弁してくれてるかのよう。

    笑える表現もあるし、未来の自分が結婚しろと言ってくる設定もコミカルで読みやすい。
    でも、気持ちの代弁だけじゃなく、家族の関係とか、婚活と恋愛とのバランス、今後への人生不安と自分の生き方、色んなことが盛り込まれていて身につまされることも多い。

    婚活中だけでなく結婚した女子にも、男性にも読んで欲しいな。多分それらの方々は手に取らないだろうけど。

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    2024年10月17日