トーベ・ヤンソンのレビュー一覧

  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    挿絵どれも丁寧で素敵で見惚れる美しさではあるけど、惑星が落ちてくる描写とか、海が干上がってるとか、子供向きではない感じもする

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    2025年12月15日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    セリフの言葉づかいが可愛らしくて心地よい。
    作者の感性もさることながら、訳者の解釈も素晴らしいのでしょう。
    特にムーミンママの言動には感激。
    子供を危険な冒険に、平気な顔で送り出したと思ったら、内心はしっかりと親らしく、心配して、ジタバタしている様子から、干渉ではない、寄り添うような愛情が感じられました。
    あとがきで作者の幼少期の家庭環境について知り、作者がこのような世界を描ける理由がわかった気がしました。
    自分を含め、「イラつく」「ウザい」といった言葉が当たり前に行き交う我が家だけど、この本を読んでホッと一息つく事が出来ました。
    自分ももう少しやさしくなりたいな、と思わせてくれるような、大切な一冊になりました。

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    2025年11月12日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    大人が読んでも面白い児童書です。
    芯の通っているキャラたちが交わることで、面白い融合が起きているのが印象的でした。

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    2025年09月02日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    知らない世界で自分の目だけが醒めるなんて、想像しただけで恐ろしい。お子ちゃまだと思ってたムーミントロールの、外に踏み出す一歩が逞しい。

    日頃何か物足りなそうな彼が、1人ぼっちで冬を乗り越えていく姿に、人の成長には孤独で何かと向き合う経験が必要なのだと思える。

    これまで描いてきた世界の危機や冒険を差し置いて、しんとした季節のど真ん中を過ごすことに、真の大人の階段を持ってくる。筆者のセンスが好きだ。

    未知にそっと踏み出す好奇心、嫌いな物のいなし方。ちょっとしたことで苦手も乗り越えられちゃったり。派手な勇ましさとは違う。しかし生きる上で毎日出会う、小さな石ころの蹴飛ばし方を教える、大人には内緒の冒険譚だ。

    この冬の長さ、暗さ、孤独感には地域性もあるだろう。どこの誰でもない、彼女だから書ける物語。その特別感にも胸が躍る。

    お馴染みのキャラクターも少なくて、ムーミン谷はすっかりよそ行き顔だ。ミイがいて懐かしい気持ちになるが、寂しがる様子は全くなくて、孤独を分かち合う隙は一分もない笑。呆れるくらい彼女らしい。

    読者も一抹の淋しさを覚えながら、ムーミントロールとこの冬を乗り越える。読み終わったら少し、人生が明るく見える。まぁなんだ、これもアリかな、なんて。

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    2025年08月14日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    ここまで読んでシリーズ挫折ってあるある?
    私はそうだった。
    子どもにはパパの語り口調って面白くないし、時々挟まる親子とスニフのやりとりもあまりハマらない。

    大人になって読むと、結構面白かった!
    子どもの頃はパパの自惚れや大人に反抗するところが、クラスにいたら痛い奴だという印象で、自分がそうできない妬みもあってか全く好感が持てなかった。

    今ではそういう子ども心が理解できるし、頑張れそして色々学ぶのだ、と上から目線で物語を楽しむことができる。
    子どもに話を聞かせたがるパパに対しても、まだ子供っぽさところが残る男性だと、少し可愛いとさえ思える。

    仲間たちも魅力的だ。子ども世代より可愛らしい?少しのんびりしていて、ムーミンパパや小学生の自分はイラついただろうが、自分らしさを貫いているのが良いと今では思える。

    そして結局なるようになる結末。それでいい。
    改めて読んで、がっつり大人向けだなと感じた。
    幼少期にシリーズ読破を挫折した人には、ぜひこの物語をお勧めしたい。

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    2025年08月03日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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     冬が近づくと『ムーミン谷の十一月』が読みたくなり、夏が近づくとこの本が読みたくなります。

     火を吹く山は暴れるし、洪水の大波がムーミン谷におしよせて、すべてのものを水びたしにしてしまいました。
    でも、ムーミンパパは面白がるし、ムーミントロールはスリルを感じるし、ムーミンママはウキウキするし。。。

     あなたたちの感覚、どうなってるの?

    わたし(みのり)は短い一文一文をたどって、ムーミン谷の世界に戻っていきます。
     ただいま、今年も来たよ♪
     こっちの世界もいろいろあったよ。。。

     年々、作者の評伝などを読んで、わたしの読書は育っていっているのですが、子どもの頃、最初に作品を読んだ時のピュアな嗅覚はページを開くと甦ってきます。幸せな瞬間です♡

     
     長く生きてきたけど、その分楽しめてるわ、ありがとね♡
     今年も夏がやってきます。

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    2025年07月06日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    いつかはきちんと読もうと思っていたムーミンシリーズ。読めば、ムーミンショップをもっと楽しく見て買い物することができるはず。
    この年齢になってやっと読んでみた。
    面白い。でも、この彗星☄️が落ちてくる話、子供に怖くないか?まるで終末を暗示するかの内容にちょっとびっくりだった。

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    2025年07月05日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    "「彗星って、ひとりぼっちでほんとにさびしいんだろうな」
    「うん、そうだよ。人間も、みんなにこわがられるようになるど、あんなふうにひとりになってしまうのさ」"

    ムーミンシリーズをちゃんと読んだことがなかったので読んでいこうと思う。
    今回は作者のトーベさんが出版した順に刊行された版を読んでいく。第一作目がこの「ムーミン谷の彗星」だ。
    ムーミンとスニフが地球に迫る彗星の謎を突き止めるために旅に出て、途中スナフキンやスノークやスノークのお嬢さんに出会いながら冒険するというストーリー。彗星がムーミン谷に衝突するのかどうかがわからず終盤までハラハラした。

    海の描写がとても素敵だった。命あるもの、希望の湧くところとして海が描かれている気がする。海が戻ってくることが安心材料であり、それを目指してムーミンたちは冒険をする。

    誰しもムーミン谷のような安全基地を心の中に抱えていて、そこを目指して行けば良いというお話なのかなと思った。お話を書きたいという純粋な感情が生んだ物語のように思えた。
    第二巻以降も楽しみ。

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    2025年06月26日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    家族バラバラになっても、それぞれに勇気を持って対処していくムーミン谷の人々がポジティブで好き。いつでもおおらかで、穏やかなムーミンママとムーミンパパの姿や伝統に囚われていたフィリフヨンカが自分の心に従って最高の一日を過ごそうと考えを変えていく姿にトーベ・ヤンソンさんからのメッセージが詰まっているように感じた。スナフキンの「たいせつなのは、自分のしたいことを自分で知ってること」という言葉が深い。

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    2025年06月23日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    みなし子だったムーミンパパが、自由と冒険を求めて海にのりだし、ムーミンママと出会うまでの大冒険の物語。嵐の中辿り着いた島でゆかいな王さまと出会うお話が好き。スニフとスナフキンの父親、ロッドユールとヨクサルも登場するけど2人ともお父さんそっくりなのがよく分かる(笑)好きなことに一途で、それにのめり込んで生きるムーミン谷の皆の自由さに癒される。

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    2025年06月18日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    衝突の危機がせまった彗星を調べるために始まった、ムーミントロールはスニフと共に天文台への大冒険。キャラクターみんなに個性があって愛おしい。最後のトーベさんのメッセージにあった"家族のみんなはしばしばまぬけなことをするけどそのあとで力を合わせてものごとを解決しようと努力する”という言葉はまさに、ムーミン一家を表していると思う。定期的に読み返したくなる作品。

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    2025年04月15日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    ムーミンのアニメやら映画は見ているものの、小説はまだ読んだことがなかったので読んでみた。映画版は視聴済み。巨大な彗星から始まり、とにかく色んなことが起きまくる。最初はスナフキンもスノークのおじょうさんも知らない相手で、そこから仲良くなっていくのが面白い。もともと知り合いじゃないけど、なんだかんだ文句を言いつつもムーミン谷までやってくる。ママがなんでも解決してくれるとムーミンは信じている。その無垢なまでのママへの愛がトーベそのものなんだなあとちょっとしんみりした。小説だとまた違った良さがあるなあ。

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    2025年02月11日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    ムーミンって、こんなキャラだったのか!
    と意外でした。
    スノークのお嬢さんはいつも鏡を持っていて面白い。
    スナフキンはとても哲学的なキャラで、好きな人が多い理由がわかった。
    最後の彗星の衝突は実はみんな死んでたり?
    と思ったりした。
    そう思うと怖くなった。

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    2024年12月28日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    登場キャラクターそれぞれの個性が作り出す世界観がとてもよかった。心が疲れてしまった時に読みたくなる。

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    2024年12月27日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    泣いているスノークのお嬢さんを励まして家族を探しに行くときのムーミンの言葉がとても印象的だった。励ますのが巧みで思いやりに溢れているので、全人類が真似したほうがいいと思った。

    ムーミンママとムーミンパパも、大きな危険があっても大きく嘆いたりしないで、なんだかんだとその時を楽しんでいる。どっしり構えてていいなぁと思った。こういう親になりたい。

    フィリフヨンカさんが伝統に縛られて悲しんでいるところから、自分の心に従って最高の一日を過ごすシーンも大好き。トーベ・ヤンソンさんが大事にしているものがここに詰まってる気がした。

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    2024年10月22日
  • ムーミン全集[新版]2 たのしいムーミン一家

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    自然の脅威とか、怖い生き物に出会ったりとか、大変な目にも遭うけど、毎日を楽しむ気持ちを忘れないムーミンたちが大好きになった!フィンランドにいよいよ興味が湧いてくる。
    今作は特に大自然や宝石、生き物たちの描写が生き生きしていて、綺麗で、ずっと読んでいたくなった。ストーリーもとっても可愛らしい。ほっこり、幸せな気持ちになった。

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    2024年10月03日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    大人でも楽しめる本だった。ところどころに人生の教訓みたいなめちゃくちゃ深い言葉が出てきてハッとさせられるし、みんな大変な目に遭ってもあまり落ち込んだりせず前を向いて笑ったりしてるし、なんだかんだで乗り越えられてるし。キャラクターも一癖二癖あるけど愛らしかった。ムーミンが人気な理由がわかった気がした。

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    2024年09月27日
  • ムーミン全集[新版]2 たのしいムーミン一家

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    いろいろなキャラクターが、登場するが、ムーミン一家は、みんなを受け入れる。
    魔法の帽子を拾ったことから起こる奇妙なこと、最後はみんなハッピーになってよかった。

    トーベさんの人柄かな。

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    2024年07月08日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ムーミンバレーパークに行ってきた。
    そこで出会ったトーベ・ヤンソンさんのキャラクターたちをもう一度知るために、読み始めた。
    ムーミンの青い家、スナフキンのテント、おさびし山など、情景が浮かぶ。
    彗星のことを知るために天文台へ行く途中に、スノークのおじょうさんと出会った。

    トーベさんの世界は楽しい。

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    2024年07月08日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    新年をすぎたばかりの春はまだまだ遠いある晩、雪にうずまったムーミン屋敷では
    月あかりにムーミントロールが目を覚ましてしまったのです。

    「ママ、起きてよ!
    世界中が、どこかへ行っちゃったよ」

    はじめてみる雪。冬の生き物たち。
    ひとりぼっちが寂しくて、スナフキンに会いに行くのだと外へ飛び出します。

    海辺では、素敵なシッポの子りすがふとんを探して、チビのミイを起こしてしまいました。
    ミイのことはご心配なく、あっという間に冬と友だちになりましたから。(ママの大切な薔薇の模様のコーヒーポットカバーと銀のおぼんで、そり遊びを楽しんでる)

    水浴び小屋では冬のとんがりネズミたちとトゥーティッキが冬を生活しています。

    冬のムーミン谷には知らないことばかり。雪は下から生えてくるのだと思ったら、空から降ってくるのですね!
    不思議な白いうまや、氷姫。
    冬には冬の生き物たちがたくさん生きているのです。

    少しずつお日様が顔を出し始めると目覚めてしまった人たちが、食べ物を求めてムーミン谷へやってきます。
    ムーミンはちゃんとお客様をもてなすことが出来るのでしょうか…

    ここでは、ご先祖さまや、それはかわいいちいさなクニットのサロメちゃん、スキーがお得意の陽気なヘムレンなどおかしな人たちと出会い、ムーミンはまた心をかきみだされます。
    でも大丈夫、冬を知らなかったあのムーミンよりはちゃんと成長していましたよ。

    最後はおてんばミイのせいで、生まれて初めてかぜをひいてしまいます。
    でも大丈夫、ムーミンのクシャミに目覚めるのはもちろんあの人なんですから。

    ネタバレなんですが、大好きなこのセリフだけ書きとめておきます。

    「人生ってほんとにおもしろいものよね。銀のおぼんの使い方は一つきりだとみんなが信じてきたのに、ぜんぜんべつの、ずっといい使い方があったのね。それから、みんなに『そんなにたくさんジャムを作って、どうするの?』なんていわれたけど、ちゃんとぜんぶ食べてもらえたんだわ」

    ムーミンがちゃんとお客さんのお世話をしてくれたおかげで、わたしはどこへ行ってもはずかしい思いをしないでいられるわ。
    なんて言ってしまうママ。

    いつでもやっぱりママが最高。ママは私の理想の人だぁ。

    今回も石橋を叩いて渡る派のムーミンと、最強の女の子ミイの対比がたまらなくおもしろい。

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    2023年01月27日