トーベ・ヤンソンのレビュー一覧

  • ムーミン全集[新版]6 ムーミン谷の仲間たち

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    おなじみの仲間たちを描いた短編集。
    ついつい顔が本に近づき、最後の一文を飲みこんだ瞬間、暖かいため息が漏れる。そんな珠玉の物語に、人生でいくつ出会えるだろうか。いくつになっても再びこの本に帰ってきたい。大好きな一冊

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    2023年05月21日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    小さい頃にアニメを見ていて、内容全然覚えてないから読んだ。意外にみんな毒舌でびっくりする。ムーミンママは彗星飛んできてもあんま動じないし、スニフはすぐげぼるって言うし。子供向きなんだよな?笑
    日本にはないような物語で世界観が素敵だった。

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    2023年04月18日
  • メッセージ

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    ムーミンシリーズの作者、トーベ・ヤンソンの自選短編集。初めに書かれていたように、確かにストーリーが記憶に残る本ではない。でも、北欧のキリッとした冷たい空気、自然の美しい情景、登場人物の抱える孤独や優しさがふわっとしたイメージになっていつまでも余韻に浸れる本だった。ボートとわたし、コニカと

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    2023年04月02日
  • ムーミン谷の名言シリーズ1 スナフキンのことば

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    ムーミン谷名言シリーズ第1弾。大好きなあの台詞あのシーンがギュッと1冊に、しかし無理なく心地よく収まっていて改めてスナフキンの魅力に惹き込まれる…自由と孤独を愛する人ではあるけれど、発する言葉は相手への思いやりに溢れているのが意外な発見!こんな風に想われているムーミンが羨ましい笑

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    2022年09月02日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    ネタバレ

    私の大好きなムーミンパパの昔の話。
    アニメ『楽しいムーミン一家』を見てから、ずっと原作を読んでみたいと思っていました。

    原作とアニメ(平成版、昭和版)それぞれ違う雰囲気のキャラクターとして描かれていると事前に知っていたので 楽しめました。

    スナフキンのパパ、ヨクサルのお話や、スニフのパパ、ママ、ロッドユール、ソースユールとのお話、何でもかじってしまうニブリングたちや、オバケとの出会い、ムーミンの世界の住人たちが皆 自由に暮らしているように、この作品もとても自由に描かれている作品でした。
    また、装丁や挿絵も美しいので他のシリーズも読んでみたいです。

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    2022年04月04日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ものすごくブームなのでキャラクターは知っていましたが物語を読むのは初めてでした。スノークのお嬢さんがムーミンに加勢しようとしてムーミンの腹に石当てちゃった場面に大笑いしました。スニフがこんな子だったとは知らなかった。かわいすぎる。

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    2022年02月18日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ちびのミイとミムラねえさんの関係性がとくに大好きだった4巻。

    夏至をお祝いするフィンランドの短い夏への入り口を、火山の噴火による洪水という驚くべきエピソードで描いてしまう、トーべのユーモアの感覚に驚かされます。

    ムーミンハウスが浸かってしまい、たまたま流れてきた家に移り住んでみたところ…そこはなんと劇場だっただなんて!
    ムーミンパパの文才がここでいかされる?ことになります。

    最初はムーミンママが、ムーミンのためにちいさな木の皮の船をこしらえているところからはじまります。「これで嵐になってもだいじょうぶだわ」
    なんて、お日様のひかりを浴びながら、ミムラねえさんとちびのミイと、いたところに、

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    2022年02月05日
  • ムーミン全集[新版]2 たのしいムーミン一家

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    新旧読み比べました。

    今回のお話は、飛行おに が落として行った、不思議なシルクハットをめぐる物語。

    なんだか、スナフキンやスノークが、とっても子どもだったことに驚きました。
    アニメの(私は初期のものしか知りません)イメージでは、スナフキンも兄さんも大人っぽい仕草に見えたのでー。

    木いちごのジュース、新訳ではコケモモのジュースに。魚のフライ?も、新訳ではピッテイパンナに。これはフィンランドやスウェーデンの朝ごはんの定番です。ジャムにソースにジュースにと、コケモモも重要な食材です!北欧好きとしてはほっとしました。

    ママのおおらかなキャラクターが炸裂し、大好きでした。あんなに困ってたシルクハ

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    2022年02月05日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    ネタバレ

    ムーミンのキャラクターの中で、一番可愛くて好きなミムラねえさん。
    やっと出てきたのに…
    なんだか嘘つきで変わった子だった。

    タイトル通り、ムーミンパパの若き頃の思い出のお話しでした。
    風邪をこじらせたパパが、もう自分は死ぬんじゃないかと心配になり、子どもたち(ムーミントロール、スニフ、スナフキン)にまるで遺言のように「お前たち、本物の冒険家として生きるのだよ。」なんて言い出し、ママに勧められて、思い出の記を書くことになります。。

    よく分からない部分があり??だったけれど、
    翻訳者の畑中さんいわく、
    トーべはふんわりと書いて矛盾が多く、翻訳泣かせだったようで、校閲からおかしいと指摘されたほど

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    2022年02月05日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    寒くなってから読んだので楽しかったなぁ
    ご先祖様出てきた!
    しかし海が凍るなんて想像できない フィンランドおそろしや

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    2021年11月21日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    今までムーミンは可愛いキャラクターくらいの認識がなかったが、先日ムーミンバレーパークへ行ってその世界観に魅了。是非ストーリーを知りたいと本を読んでみた。
    最初のお話がいきなり隕石⁈とビックリしたが、愛らしいキャラクターと優しさあふれるストーリー展開で楽しめた。ムーミンの世界観はこうしてら作られたんだなと納得。やっぱりスナフキンは深い。
    ハマる人はとことんハマるというイメージのムーミンだったが、何となく気持ちが分かる。先月まで一個もなかったムーミングッズが、すでに10個近くある。

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    2021年04月01日
  • ムーミン全集[新版]2 たのしいムーミン一家

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    スニフの声が頭の中でスネ夫で再生される。
    スニフは自分が小さいことをアドバンテージとも感じているし、ディスアドバンテージとも捉えていて、その両方の考えが一文の中に何度も出てきたりしてすごい。
    自己愛の強すぎる幼子、末っ子ってこういう考え方をするんだよなあ。

    ムーミンママのハンドバッグがなくなると村中で大騒ぎして探したり、パンケーキを食べるのが何よりも幸せだったり、金を換金するという発想がなかったり、
    価値基準がなにもかも人間とは違っていて心温まる。

    わたしの大好きなモランが出てきたけどまた孤独のまま話が終わってしまった。いつ救済されるのか。

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    2021年03月26日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    随分前に行ったムーミンバレーの記憶が芽吹いてきて、ムーミンの原作をちゃんと読んでおきたいという気持ちになって読んだ。

    ムーミンは欠点がそのひとのアイデンティティとして描かれているのがいい。
    キャラクターを構成するとき、長所と特殊技能を中心とするのが普通だろうに、
    ムーミンでは欠点が欠点でしかなく別に何かの役に立ったりしないのが凄すぎる。
    ニーチェによれば相手をありのままに喜ぶことが愛だそうで、ニーチェ、ここに愛がありましたよ。

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    2021年03月17日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    冬の暗く静かな雰囲気から春を迎える喜びに移る流れが、すごくよかった。1日1章大切に読んだ。

    特に響いたのは5章の元気なヘムレンさんを、なぜか好きになれないムーミントロールの気持ち。
    個性豊かなキャラクターも物語の魅力だ。

    2021.1.16

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    2021年01月17日
  • ムーミン全集[新版]7 ムーミンパパ海へいく

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    ムーミンパパ海に行く…っていうか灯台守になるっていったほうがいいお話。まあ灯台の明かりはつかなかったんだけど。失ったと思ってたものが再び元に戻ってくる話…と思っていいのか? ママがとても可哀想になるのと同時に、私もムーミン谷が恋しくなってしまったw ミィがいつの間にか養女になっていたり、ムーミントロールがミィには結構辛辣だったり驚いた。

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    2021年01月10日
  • ムーミン全集[新版]6 ムーミン谷の仲間たち

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    ネタバレ

    ムーミンの周りの人たちのお話。イラストがかなり粗くてスランプなのか?って思った。お話のほうはたのしかったけれど。
    『この世の終わりにおびえるフィリフヨンカ』が好き。あと、クリスマスの話で、ムーミンパパが毅然として他人の家からもみの木を伐採してきたエピソードは笑った。

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    2021年01月10日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    ミムラのむすめがしっかりもののミムラねえさんに?と思ったけど、別人?洪水で流されてきた劇場に仮住まい?したムーミン一家とその他の人のお話。小さいヘムルが何でノートに文字を書いてるのかと思ったけど、あんなオチになっているとは…。

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    2021年01月03日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    いつもは冬眠しているはずなのに、なぜか冬眠から覚めて眠れなくなってしまったムーミンのお話。食べ物がなくなって別の谷から次々やってきた人?たちの世話を焼くムーミンがすごい、と思った。私だったらどうするだろう。そして、目覚めたママの言葉が素晴らしすぎる。女神かよ…。フィンランドの人ってみんなこんな性格?そんな馬鹿な…と思いながら読み終えました。

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    2021年01月03日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    ムーミン3冊目。若かりし頃のムーミンパパが結構虚言癖&妄想癖あって驚いたw ヘムレンおばさんはまっとうだと思っていたけれど、確かにムーミンパパに助けられた時のヘムレンおばさんはうざかった。どうなるかなって思ったけど、最後はやはりハッピーエンドで良かった。スナフキンが昔からムーミンの知り合いのような書かれ方になっていて「えっ?」って思った。

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    2021年01月02日
  • ムーミン全集[新版]2 たのしいムーミン一家

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    ムーミン2冊目。ムーミン谷で起こる1年を記した内容。出てくるキャラクターがみんな天然w
    飛行おにが出てきてどうなるかなって思ったけど、素敵な結末でした!

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    2021年01月01日