トーベ・ヤンソンのレビュー一覧

  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    子供向けの本…ということですが結構ページが多い。登場人物が魅力的。まだ会ってないのにトロールのお嬢さんラブなムーミンが可愛い笑。
    スナフキンの「なんでも自分のものにして持って帰ろうとするとむずかしくなっちゃうんだよ」は名言だと思いました。

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    2020年12月29日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    たいへんおもしろく、そして懐しうございました。みんなも読みなさい。実際に読んだのは下村訳1990年版。

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    2020年12月28日
  • ムーミン全集[新版]6 ムーミン谷の仲間たち

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    穏やかな短編集。
    スナフキンとはい虫のお話、ヘムルの遊園地のお話、ニンニのお話が特に気に入った。3編とも登場人物の人生がパッと明るくなる瞬間を楽しく優しく描いている。

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    2020年10月24日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    ネタバレ

    これまでのシリーズで感じた小さなお話に次々と飛んでいくことによるおもしろさと読みにくさはこの巻では控えめで、冬眠から目覚めてしまったムーミントロールが初めての冬を乗り越える様子が一貫した物語として描かれている。
    冬の情景に不安と恐怖しか持たないムーミントロールに対して、起きてすぐから雪滑りを楽しみむちびのミーがとてもかわいらしい。
    ムーミントロールは奇妙な冬の住民との交流を通して、春が訪れる頃には、起きてきたムーミンママに甘えながらもなにかしてあげなくちゃと思うほどに成長しています。

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    2020年10月20日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    新しく登場するキャラクターたちが魅力的です!
    ミーサのうじうじと自分で不幸な気持ちになっていく様はイライラするけど、誰でもそういう面があるかも?と思って身近に感じられる。エンマのなんだか嫌味だけど演劇への情熱を感じられる話し方も素敵。
    子どもを育てる親の心を優しく面白く描いている場面が多いです。いつでもムーミントロールに愛情を注ぐムーミンママ、チビのミーを叱りとばすミムラのおねえさん、小さな子どもたちに接するスナフキン、それぞれの言葉に親心が垣間見えます。
    ムーミン谷の大洪水から始まる楽しくハラハラする冒険+演劇物語です。

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    2020年09月29日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    シリーズここまで読んできて、「ムーミン谷の冬」が一番好きだ。寒く暗く長い冬と春の訪れの描写が美しい。ムーミントロールの成長、トゥーティッキの優しさ、ちびのミイのカッコよさが心地よかった。ご先祖さま・めそめそ君・サロメちゃん・とんがりねずみ等辛い冬を身を潜めて生きてるところにも共感する。最後、春の訪れとムーミンママの寛容で終わるのも素敵。

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    2020年09月15日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    いつの日からかムーミンを好きになっていた。でも本を読んだ記憶はなく、新版が出版されたのを機にしっかり読んでみたくなった。

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    2020年08月28日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    挿絵どれも丁寧で素敵で見惚れる美しさではあるけど、惑星が落ちてくる描写とか、海が干上がってるとか、子供向きではない感じもする

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    2025年12月15日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    セリフの言葉づかいが可愛らしくて心地よい。
    作者の感性もさることながら、訳者の解釈も素晴らしいのでしょう。
    特にムーミンママの言動には感激。
    子供を危険な冒険に、平気な顔で送り出したと思ったら、内心はしっかりと親らしく、心配して、ジタバタしている様子から、干渉ではない、寄り添うような愛情が感じられました。
    あとがきで作者の幼少期の家庭環境について知り、作者がこのような世界を描ける理由がわかった気がしました。
    自分を含め、「イラつく」「ウザい」といった言葉が当たり前に行き交う我が家だけど、この本を読んでホッと一息つく事が出来ました。
    自分ももう少しやさしくなりたいな、と思わせてくれるような、大切

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    2025年11月12日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    大人が読んでも面白い児童書です。
    芯の通っているキャラたちが交わることで、面白い融合が起きているのが印象的でした。

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    2025年09月02日
  • ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

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    知らない世界で自分の目だけが醒めるなんて、想像しただけで恐ろしい。お子ちゃまだと思ってたムーミントロールの、外に踏み出す一歩が逞しい。

    日頃何か物足りなそうな彼が、1人ぼっちで冬を乗り越えていく姿に、人の成長には孤独で何かと向き合う経験が必要なのだと思える。

    これまで描いてきた世界の危機や冒険を差し置いて、しんとした季節のど真ん中を過ごすことに、真の大人の階段を持ってくる。筆者のセンスが好きだ。

    未知にそっと踏み出す好奇心、嫌いな物のいなし方。ちょっとしたことで苦手も乗り越えられちゃったり。派手な勇ましさとは違う。しかし生きる上で毎日出会う、小さな石ころの蹴飛ばし方を教える、大人には内緒

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    2025年08月14日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    ここまで読んでシリーズ挫折ってあるある?
    私はそうだった。
    子どもにはパパの語り口調って面白くないし、時々挟まる親子とスニフのやりとりもあまりハマらない。

    大人になって読むと、結構面白かった!
    子どもの頃はパパの自惚れや大人に反抗するところが、クラスにいたら痛い奴だという印象で、自分がそうできない妬みもあってか全く好感が持てなかった。

    今ではそういう子ども心が理解できるし、頑張れそして色々学ぶのだ、と上から目線で物語を楽しむことができる。
    子どもに話を聞かせたがるパパに対しても、まだ子供っぽさところが残る男性だと、少し可愛いとさえ思える。

    仲間たちも魅力的だ。子ども世代より可愛らしい?少

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    2025年08月03日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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     冬が近づくと『ムーミン谷の十一月』が読みたくなり、夏が近づくとこの本が読みたくなります。

     火を吹く山は暴れるし、洪水の大波がムーミン谷におしよせて、すべてのものを水びたしにしてしまいました。
    でも、ムーミンパパは面白がるし、ムーミントロールはスリルを感じるし、ムーミンママはウキウキするし。。。

     あなたたちの感覚、どうなってるの?

    わたし(みのり)は短い一文一文をたどって、ムーミン谷の世界に戻っていきます。
     ただいま、今年も来たよ♪
     こっちの世界もいろいろあったよ。。。

     年々、作者の評伝などを読んで、わたしの読書は育っていっているのですが、子どもの頃、最初に作品を読んだ時のピ

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    2025年07月06日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    いつかはきちんと読もうと思っていたムーミンシリーズ。読めば、ムーミンショップをもっと楽しく見て買い物することができるはず。
    この年齢になってやっと読んでみた。
    面白い。でも、この彗星☄️が落ちてくる話、子供に怖くないか?まるで終末を暗示するかの内容にちょっとびっくりだった。

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    2025年07月05日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    "「彗星って、ひとりぼっちでほんとにさびしいんだろうな」
    「うん、そうだよ。人間も、みんなにこわがられるようになるど、あんなふうにひとりになってしまうのさ」"

    ムーミンシリーズをちゃんと読んだことがなかったので読んでいこうと思う。
    今回は作者のトーベさんが出版した順に刊行された版を読んでいく。第一作目がこの「ムーミン谷の彗星」だ。
    ムーミンとスニフが地球に迫る彗星の謎を突き止めるために旅に出て、途中スナフキンやスノークやスノークのお嬢さんに出会いながら冒険するというストーリー。彗星がムーミン谷に衝突するのかどうかがわからず終盤までハラハラした。

    海の描写がとても素敵だっ

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    2025年06月26日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    家族バラバラになっても、それぞれに勇気を持って対処していくムーミン谷の人々がポジティブで好き。いつでもおおらかで、穏やかなムーミンママとムーミンパパの姿や伝統に囚われていたフィリフヨンカが自分の心に従って最高の一日を過ごそうと考えを変えていく姿にトーベ・ヤンソンさんからのメッセージが詰まっているように感じた。スナフキンの「たいせつなのは、自分のしたいことを自分で知ってること」という言葉が深い。

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    2025年06月23日
  • ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出

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    みなし子だったムーミンパパが、自由と冒険を求めて海にのりだし、ムーミンママと出会うまでの大冒険の物語。嵐の中辿り着いた島でゆかいな王さまと出会うお話が好き。スニフとスナフキンの父親、ロッドユールとヨクサルも登場するけど2人ともお父さんそっくりなのがよく分かる(笑)好きなことに一途で、それにのめり込んで生きるムーミン谷の皆の自由さに癒される。

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    2025年06月18日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    衝突の危機がせまった彗星を調べるために始まった、ムーミントロールはスニフと共に天文台への大冒険。キャラクターみんなに個性があって愛おしい。最後のトーベさんのメッセージにあった"家族のみんなはしばしばまぬけなことをするけどそのあとで力を合わせてものごとを解決しようと努力する”という言葉はまさに、ムーミン一家を表していると思う。定期的に読み返したくなる作品。

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    2025年04月15日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    ムーミンのアニメやら映画は見ているものの、小説はまだ読んだことがなかったので読んでみた。映画版は視聴済み。巨大な彗星から始まり、とにかく色んなことが起きまくる。最初はスナフキンもスノークのおじょうさんも知らない相手で、そこから仲良くなっていくのが面白い。もともと知り合いじゃないけど、なんだかんだ文句を言いつつもムーミン谷までやってくる。ママがなんでも解決してくれるとムーミンは信じている。その無垢なまでのママへの愛がトーベそのものなんだなあとちょっとしんみりした。小説だとまた違った良さがあるなあ。

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    2025年02月11日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    ムーミンって、こんなキャラだったのか!
    と意外でした。
    スノークのお嬢さんはいつも鏡を持っていて面白い。
    スナフキンはとても哲学的なキャラで、好きな人が多い理由がわかった。
    最後の彗星の衝突は実はみんな死んでたり?
    と思ったりした。
    そう思うと怖くなった。

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    2024年12月28日