伊藤悠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
伊藤悠・初期短編集。
ジャパニーズファンタジーというくくりでいいのかな?それとミリタリーテイストがくっついて、現在に至っているのだな。
そういう面でいうと、「皇国の守護者」のコミカライズはこの人でこそ、という形だったのだと思います。
生きる意味を葛藤の中に探して身動きが取れなくなっていた「黒白」「黒突」から、生きてゆくことの先に生きる意味はある、からこそ行動する、と変わっていった「新線西部軌道」。
という感覚の変化でいいのかな。「シュトヘル」「オオカミライズ」でも、何のために生きているのか、生きてゆくのか、ということを描いているのかな、と。
ざっくりと解説した気になっているなぁ。なんかよろ -
Posted by ブクログ
今惰性で読んでる。好きだけど消化不良気味。最近。
これスドーがいる意味あるの?
いずれにせよ次巻で動きそう。
双子皇子もいい味だし、期待。
キャラクターづくりホント巧いよなー。みんな好きだもん。
でも動かしきれてなくないかー。
あと、文字ってなんだ、って叫び、もう少しさり気なくしたほうがいい。
伊藤さんが持っている文字への情熱が率直に、愚直とも言えるほどに、描かれているわけだけど、
一読者としての私は、そんな情熱持ってないから、物語についていけない。
なんで文字ってそんなにすごいのか、心に来ない。
死んだものも消え去るものも、文字はとどめていてくれて、未来につなげてくれる。すごいことだ