あらすじ
西夏の文字盤・玉音同を抱え蒙古支配圏から金国に逃れたユルールと須藤。しかし蒙古の追撃はやまず国境を越え追っ手が迫る。さらに金の将軍ジルグスは玉音同を対蒙古外交戦の切り札と位置づけ、その奪取に動き始める――!!
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Posted by ブクログ
まずは、イババさんにご冥福を。
この6巻は、彼のためにあった巻でもある。自分が生き延びることだけ考えてきた彼が、ユルールのために全霊を尽くすスドーに惚れて、今までの自分を削っていく。最後は、主であるジルグスを裏切って命懸けでスドーを逃がす。そして、助けたスドーには、―――。これは、読んでからのお楽しみです。
ユルールの旅は、金国をも騒乱へと巻き込んでいく。
Posted by ブクログ
ユルールが描く未来は、確実に実現する未来。
しかしそこへ辿り着くために道は至難の道、苦難の道、辛苦の道。
だが振り返るな。迷うな。下を向くな。 諦めるな。
Posted by ブクログ
敦煌的な。敦煌(映画)好きなんだよなーw 舞台も同じく西夏、文化を戦火から守るというのも同じ。自分に名付けられた「名前」に誇りを持ちたくなるそんな漫画。逃避行型ロードムービー的歴史大河ファンタジー(なんじゃそりゃ
Posted by ブクログ
南宋との対比で金国代表は必要だったのかもしれないけれど
全体から見てジルクスさんをここまで重しおかなくてもよかったのでは
と完結してもいないのに決め付けて思う
キャラクタ種類としてはありだけれども
Posted by ブクログ
イバハさん・・・・。なんか、巻末の天国?の話しが書きたいだけだろ。とツッコミたくなるくらいに皆天国へ旅立ってますが、お兄さんだけは死なせないで。伊藤先生お願いします!
Posted by ブクログ
イバハ……。
お兄ちゃんどうなるんだ!
あああお兄ちゃんお兄ちゃん虎のお帽子を残してったりしないよね!?
はわわわわわわわわ。
次巻の発売予定書いてない~次いつ~(TT)
Posted by ブクログ
兄弟の一瞬の邂逅。
今巻はハラバル兄さんの内心や言葉がほとんど聞けなかったから、兄さんがどういう心持ちでいるのか推し量れなくてハラハラする。またいいところで終わってるから・・・次出るのいつなん・・・?
しかし面白かった。ユルールもスドーもちゃんと強くなってるし、個人的には今のイチオシ漫画である。
Posted by ブクログ
「文字」を遺すことは、文字として言葉を遺すことは、文字として残った言葉たちは、争いの中で無用に殺されていった人々を救うためにある。
すべての人が文字を遺すことが困難だった時代があって、しかしいまや言葉は世界の端々まで行き渡る。
言葉をしゃべる人、しゃべった人。記憶を記録に焼き付け、素してそれを誰かが「復元」するからこそしゃべった人が生き返る。
我々が生きているのは、たしかにユルールの夢見た世界だ。
それとは関係なく、絵がとんでもないことになってるコマとかが気になった。。。
Posted by ブクログ
ハラバル無双。血の虎となった彼が、文字を持つようになるモンゴル、すぐれた王のいるモンゴルとどう関わっていくのか楽しみ。一方でユルール・スドーも強さを持ち始めている。