あらすじ
西夏の文字を守るという思いを秘め、あえて文字を焼くモンゴル軍に入ったユルール。だが西夏の残党と合流し、数を増すシュトヘルの一団の状況を耳にした、大ハンの息子、トルイは、そのユルールに賊軍頭目シュトヘルの討伐命を下すのだった。ユルールはシュトヘルと相まみえるため、成都へ向かう--
一方シュトヘルの前にはハラバルが現れ…!?
守るべきものと自らの誇りのため、そして憎むべき敵への復讐のため、
彼らは命ある限り大地を駆ける--!!
圧倒的筆致で描く大人気ヒストリカル・ロマン、待望の最新刊!!
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Posted by ブクログ
少女の復讐譚ですなあ。
大きな話の中ではそういう理屈は「ああ・・そうか」
くらいにしか残らないでしょうな。。
それだけに、その史実は重苦しい・・
Posted by ブクログ
西夏の文字をめぐる物語ももう終盤。
主人公たちの選択は見ていて辛い。辛いけど、未来を見ている前向きな選択なんやで。
次巻が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
はー。
集束するのかな、とか思ってた話も、もうほんと、後することがあるのか、と言うくらいにまとまってしまって。ふう。
今巻はいきなり伊藤さんの色んな描き方が現れて、それだけでも満足だけど、話が!圧倒的に話が!!!
なにこれ、ホント最高すぎるでしょう。
はー。
頑張って生きよう。
Posted by ブクログ
えっなにこれなにこれどうすんの伊藤悠天才なの…
ユルールからシュトヘルへ、シュトヘルからスドーへ。
文字を中心に広がっていく物語はついに関係者から離れた人々へ。
伝えること。
伝わること。
教えること。
学ぶこと。
知ること。
そして「文字」を生かすために、共犯者になる道を選ぶ二人。
たとえ命が尽きても…?