伊藤悠のレビュー一覧

  • シュトヘル 1

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    時代は十三世紀、チンギス・ハンが元を建国する少し前。

    滅び行く西夏の文字を守ろうと旅立った騎馬民族の少年と、仲間を皆殺しにされてモンゴル族に復讐を誓った『悪霊(シュトヘル)』と呼ばれる女が出会い、共に旅をする話なのだが、登場人物が多く人間関係が相当に入れ乱れている上、シュトヘルには現代日本の男子高校生(シュトヘルの子孫と思われる)が憑いているというややこしい設定なので、とりあえず三巻くらいまで訳が判らないかも知れない。
    話が転がり出すのはそれ以降です。

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    2013年11月17日
  • シュトヘル 7

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    命の価値は変化します。
    その時代、この場所、立場によって。
    大事な人を虫ケラのように殺される理不尽。
    それは怒りとなり怨念となって、呪う相手を求めさまよい始める…。
    全てを喪い、復讐を糧に生きる者。
    シュトヘルとハラバル。
    死臭を撒き散らし、激闘です。
    ユルールは悪霊と化した姫の呪いを解く王子様になれるのでしょうか?

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    2013年09月22日
  • シュトヘル 1

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    4巻まで。
    前作「皇国の守護者」で、小説のコミカライズというジャンルの常識をぶち破る傑作を描いた伊藤悠先生のオリジナル連載作品。
    引越で手放してしまったので、完結したらもう一度全巻買って読みます。

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    2013年08月28日
  • シュトヘル 8

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    ネタバレ

    なんだろう。
    女性が強くたくましく描かれている漫画は共通して好きだったりします。
    スドーが居なくなったシュトヘル。傷口から血が止まらない。スドーが居なくなったから?
    ナランも策略家。
    どうしてこうも兄弟で殺し合うのか。

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    2013年08月20日
  • シュトヘル 8

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    ユルールと生きたいと思うシュトヘルが可愛い~。ユルールも可愛い。

    シュトヘルとヴェロニカの邂逅とか、スドーとか、熱い!

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    2013年08月04日
  • シュトヘル 8

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    ネタバレ

    ついにユルールのもとに帰還したシュトヘル。
    復讐の心から解き放たれ、ユルールと共に西夏の文字盤・玉音同を守る闘いにその身を捧げようとする。
    しかし、南宋へと向かう国境が封鎖され、一行は金国の都市、京兆府へ向かう。
    一方、蒙古の皇子・ナランはある狙いを持ってユルールと玉音同を追い始めていた………!!

    ―――――――――――――――――――――――――
    ようやくシュトヘルが復活
    と思いきや、完全復活ではなく問題も抱えていて。
    その設定が面白い。
    今回はシュトヘルの話、ナランの話が主になっています。
    シュトヘルがデレデレですごくかわいい。

    別々に進んでいたキャラクターの話がようやく繋がるようにな

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    2013年08月03日
  • シュトヘル 5

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    それぞれのキャラクターが成長する中、文字を憎む理由が明らかに。文字が無ければ忘れ去られる歴史も、文字として残ることで未来永劫に生きる。だからといって、歴史が正しく残されることは無いんだから、そこまで文字を憎まなくともと思ったりします。それはそれとして、曲者の金国の将軍がどう動くのか次巻に期待

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    2013年07月08日
  • シュトヘル 1

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    時は13世紀初頭。 
    史上最強の蒙古軍に恐れられた女戦士。  
    西夏文字に魅せられ一族を裏切る覚悟を決めた皇子。  
    ふたつの魂が出会い、新たな戦いの幕が上がる!!

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    2013年04月02日
  • シュトヘル 7

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    ユルール、ハラバル、シュトヘルの行き着く先は…ユルールの成長が目覚ましく、また二人の再会にも泣けます。そしてハラバルの行く先はどうなるの…?そしてついに待望のイケメン枠登場!今後にも期待ができる新展開ですね。

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    2013年02月28日
  • シュトヘル 7

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    ネタバレ

    正月帰省した時に地元の本屋で見つけたら、残り1冊しかなく、友達にかっさらわれたため、帰省から戻ってきた年明けに探したら近くの本屋に置いてなくてびっくりしました。
    ので発売からちょこっとしてからよんだわけですが。

    戻ってきてくれて良かった!おかえり!

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    2013年01月23日
  • シュトヘル 7

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    ハラバルとユルール。
    ひとまずここで、この二人の関係はおしまい。

    ここに自分が生きた証を、どれに求めるか。この違いだったのか?この二人。
    今この瞬間。生きているこの時代に、刻印を残すことを求めたハラバル。復讐って手段が、そう思わせます。
    未来へ。自分たちがいなくなっても、残る刻印を求めたユルール。自覚は薄いけど、文字を残すというのは、そういうこと。

    スドーとの別れで、そこに目覚めたか?

    物語は新たな敵の登場で、違う流れになりそう。歴史の奔流が始まりそう。

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    2012年12月29日
  • シュトヘル 1

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    作者買いしました。

    信念をもって生きている登場人物たちの言葉が心に重く響きます。
    戦闘シーンの流れるような荒々しさもたまりません。

    シュトヘルの転生が西夏の行く末にどう関わっていくのか、楽しみです。

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    2012年10月24日
  • シュトヘル 6

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    イバハさん・・・・。なんか、巻末の天国?の話しが書きたいだけだろ。とツッコミたくなるくらいに皆天国へ旅立ってますが、お兄さんだけは死なせないで。伊藤先生お願いします!

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    2012年07月09日
  • シュトヘル 6

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    イバハ……。
    お兄ちゃんどうなるんだ!
    あああお兄ちゃんお兄ちゃん虎のお帽子を残してったりしないよね!?
    はわわわわわわわわ。
    次巻の発売予定書いてない~次いつ~(TT)

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    2012年06月02日
  • シュトヘル 6

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    兄弟の一瞬の邂逅。

    今巻はハラバル兄さんの内心や言葉がほとんど聞けなかったから、兄さんがどういう心持ちでいるのか推し量れなくてハラハラする。またいいところで終わってるから・・・次出るのいつなん・・・?

    しかし面白かった。ユルールもスドーもちゃんと強くなってるし、個人的には今のイチオシ漫画である。

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    2012年06月03日
  • シュトヘル 6

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    ネタバレ

    「文字」を遺すことは、文字として言葉を遺すことは、文字として残った言葉たちは、争いの中で無用に殺されていった人々を救うためにある。
    すべての人が文字を遺すことが困難だった時代があって、しかしいまや言葉は世界の端々まで行き渡る。
    言葉をしゃべる人、しゃべった人。記憶を記録に焼き付け、素してそれを誰かが「復元」するからこそしゃべった人が生き返る。
    我々が生きているのは、たしかにユルールの夢見た世界だ。


    それとは関係なく、絵がとんでもないことになってるコマとかが気になった。。。

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    2012年05月31日
  • シュトヘル 6

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    ハラバル無双。血の虎となった彼が、文字を持つようになるモンゴル、すぐれた王のいるモンゴルとどう関わっていくのか楽しみ。一方でユルール・スドーも強さを持ち始めている。

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    2012年05月30日
  • シュトヘル 1

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    初っ端からぐいぐい惹かれる展開。読んでみて正解!
    個人的にはユルールの「文字」に対する愛情?憧憬?が印象的でした。

    しかし主人公の転生設定は後々活きてくるのか?
    それ、要る?とつい思ってしまったり。

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    2012年05月09日
  • シュトヘル 1

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    ネタバレ

    『皇国の守護者』の伊藤悠と知ってずっと読みたかった。
    この人は作画だけじゃなかった、作話の力量もめちゃくちゃあるじゃないか!
    3巻まで一気読み。
    だから以下は3巻までの内容が含まれます。ネタバレ注意!

    どうしても「強者=素晴しい」になりそうな冒険物、戦争物において、
    あんなに強くてかっこいいキャラを描いておきながら、
    強さなんて「人殺しの能」と言わせる。
    どうしたって『皇国の守護者』の新城を思い出す。「所詮は人殺しの手管に長けているというだけで」卑屈っぽくそんなこという主人公は初めて見た。

    誰よりも強いシュトヘルが、救われたのは「文字」だった。
    どんなに必死に生きても忘れさられるけれど、唯

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    2012年04月13日
  • シュトヘル 1

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    草原には文字はない。
    ___文字は、人を憶えておくために生まれた。遠くにあっても、時を越えても、人と人とが交わした心を伝え続ける……  (P195・196)
    13世紀初頭モンゴル・西夏が舞台。

    文字を伝えていこうと一族を振り切った少年ユルールと仲間を失い、復讐に生きるシュトヘルの物語。


    シュトヘルの設定あとでどうなるんだ。
    狼かっこいい!肉球付き毛皮欲っしい!!……フェイクで。にいちゃんの虎ボウシも良いなぁ~。

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    2012年03月06日