シュトヘル 9
  • 完結

シュトヘル 9

693円 (税込)

3pt

西夏侵攻により勢いをつけた蒙古軍は
隣国・金国への攻勢を強め、
金軍首府防衛の要・居庸関に集結し始めていた。

蒙古の皇子・ナランによって
玉音同の半分と共に攫われたユルール。

シュトヘルは「人送り屋」の助けを借り
蒙金両軍の決戦の地・居庸関を
目指そうとするが………!?

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シュトヘル のシリーズ作品

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  • シュトヘル 1
    完結
    693円 (税込)
    見知らぬ時代、見知らぬ国の戦場。その凄惨な光景を毎夜、夢に見る高校生の須藤。ある日、楽器の工場である彼の家に、転校生の鈴木さんが訪ねてくる。彼女がその場で馬頭琴を奏で“シュトヘル”と唱えた途端、須藤は時空を越え、夢で見た国の女戦士に姿を変えていた。そして目の前には、鈴木さんに瓜二つの少年が。その少年は須藤に“シュトヘル”と呼びかけ…。
  • シュトヘル 2
    完結
    693円 (税込)
    蒙古に属するツォグ族の皇子ユルールは、敵国であり亡き義母の出身国である西夏の文字に魅せられ、その義母が残した“玉音同”と呼ばれる文字盤を手に一族を捨てる覚悟を決める。そして、西夏を憎み全てを焼き尽くす蒙古から文字を守るため、文化を書き継ぐ習わしのある宋国の町・成都を目指す道中だったのだ。事の成り行きは須藤(=シュトヘル)には関係なく思えたが、そんな中ユルールの口からシュトヘルとの出会いが語られる。
  • シュトヘル 3
    完結
    693円 (税込)
    蒙古軍による西夏国侵攻が続く13世紀。味方の裏切りにより瀕死となったユルールを救うため、決死の覚悟で蒙古の砦へ向かうシュトヘル。そこで、出奔した弟・ユルールを追跡中のハラバルに遭遇する。彼こそ、シュトヘルが仇として憎しみ続ける「虎の男」なのだが…!?人は何のために闘い、そして死んでいくのか…!?伊藤悠が13世紀の大陸を舞台に圧倒的筆致で描く歴史超巨編!!
  • シュトヘル 4
    完結
    693円 (税込)
    蒙古軍の侵攻にさらされていた西夏国。その西夏の女戦士・シュトヘルの肉体に転生した高校生・須藤は、西夏の至宝・玉音同を守るため、蒙古支配下からの脱出を計る。一方、玉音同を追う蒙古軍内では、謎の尼僧・ヴェロニカがある陰謀を企てていた…
  • シュトヘル 5
    完結
    693円 (税込)
    金国を抜け南宋へ…蒙古支配圏からの脱出を計る須藤とユルール。しかし悪霊の能力を制御できない須藤は蒙古軍の急襲によりユルールと離れ離れに。二人に再会の時は訪れるのか…!?
  • シュトヘル 6
    完結
    693円 (税込)
    西夏の文字盤・玉音同を抱え蒙古支配圏から金国に逃れたユルールと須藤。しかし蒙古の追撃はやまず国境を越え追っ手が迫る。さらに金の将軍ジルグスは玉音同を対蒙古外交戦の切り札と位置づけ、その奪取に動き始める――!!
  • シュトヘル 7
    完結
    693円 (税込)
    西夏の文字盤「玉音同」をめぐり衝突する金国軍と蒙古軍。激戦の最中、ついにハラバルの前に現れる「悪霊」。互いに復讐の闇に堕ちた者同士、死闘の先に待つ運命は・・・!?
  • シュトヘル 8
    完結
    693円 (税込)
    ついにユルールのもとに帰還したシュトヘル。 復讐心から解き放たれ、ユルールと共に西夏の文字盤・玉音同を守る闘いにその身を捧げようとする。 しかし、南宋へ向かう国境が封鎖され、一行は金国の都市・京兆府へ。 一方、蒙古の皇子・ナランはある狙いを持ってユルールと玉音同を追い始めていた・・・・・・!!
  • シュトヘル 9
    完結
    693円 (税込)
    西夏侵攻により勢いをつけた蒙古軍は 隣国・金国への攻勢を強め、 金軍首府防衛の要・居庸関に集結し始めていた。 蒙古の皇子・ナランによって 玉音同の半分と共に攫われたユルール。 シュトヘルは「人送り屋」の助けを借り 蒙金両軍の決戦の地・居庸関を 目指そうとするが………!?
  • シュトヘル 10
    完結
    693円 (税込)
    金国の首都防衛の要・居庸関へ、最新の武器をもって侵攻を始める蒙古軍。 戦いの火ぶたが切られた戦場の片隅に、蒙古にすべてを奪われた英雄・虎のハラバルが出現、かつて敵同士であったシュトヘルと出会うが、ともに大ハンの首を狙うことで、ある種の結託をする。 父親殺しを図る蒙古の王子・ナラン。ユルールはナランから大ハンの背中にもつ瑕、西夏文字の秘密を聞くも、文字のもつ未来、可能性を伝えるために、あえて大ハンに対峙することを決意するが……
  • シュトヘル 11
    完結
    693円 (税込)
    爆破により要所・居庸関に突破口が開く。 金国になだれ込む蒙古兵たち。 それはモンゴルの更なる膨張を伝える狼煙であった。 「焼け野はどこまでも走れる」大ハンとユルールのけっして交じわらぬ対話が尽きたとき、 ナランの想定どおり、シュトヘル、ハラバルが姿を現し、 一堂が会した食料庫は戦場と化す。 しかし唯一、想定外であった双子の皇子・トルイが その場に駆けつけたことで、誰もが想像していなかった事態が起こる。 「生が死の先を走る」事態に気付いた蒙古兵たちが、シュトヘルたちの居るもう一つの戦場に押し寄せて来た時、命を賭した者たちの戦いは終焉を迎える。 生き残ったのは果たして・・・・・
  • シュトヘル 12
    完結
    693円 (税込)
    蒙金両軍決戦の地、居庸関(きょようかん)の戦い後―― 大ハンからユルールを守ることのできなかった シュトヘルの身体にスドーが戻ってくる。 圧倒的な絶望の中、スドーは大ハンの側近、 ヴェロニカの体を求めるのだった…… 他方、闇夜に一人立ち上がったユルールの 背には大ハンによって文字が刻まれていた。 その恥辱の言葉とは――!? 心抉るヒストリカル・ロマン!! 第16回手塚治虫文化賞新生賞受賞作品 単行本第12弾!!
  • シュトヘル 13
    完結
    693円 (税込)
    西夏の文字を守るという思いを秘め、あえて文字を焼くモンゴル軍に入ったユルール。だが西夏の残党と合流し、数を増すシュトヘルの一団の状況を耳にした、大ハンの息子、トルイは、そのユルールに賊軍頭目シュトヘルの討伐命を下すのだった。ユルールはシュトヘルと相まみえるため、成都へ向かう-- 一方シュトヘルの前にはハラバルが現れ…!? 守るべきものと自らの誇りのため、そして憎むべき敵への復讐のため、 彼らは命ある限り大地を駆ける--!! 圧倒的筆致で描く大人気ヒストリカル・ロマン、待望の最新刊!!
  • シュトヘル 14
    完結
    693円 (税込)
    西夏文字を守るべく、モンゴルへと入ったユルールは、モンゴルの皇子・トルイからシュトヘルの首級と玉音同の残り半分を持ってくるように命じられてしまう。そしてそんな中、ついにシュトヘルと再会を果たした。 翌日、モンゴル軍は都江堰に追い込んだ西夏の残党とシュトヘルを殲滅すべく、砲撃を開始。そんな中、ユルールは約束通り、朽ち果てた人の首と、 玉音同をモンゴル軍に持ち帰ってきたのだが…!? “文字”を守るべく戦った、彼らの運命は…そして、歴史の波に揉まれながらも、必死に生き抜いた人々の姿を描く、 大人気ヒストリカル・ロマン、ついに終幕!!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

シュトヘル 9 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年04月04日

    アジアを席巻するモンゴルの嵐。
    向かうところ敵なしのモンゴルに、乾坤一擲の一撃を与えることの出来るのが、玉音同。
    ユルールは、その事実を知ってるんだっけ?

    ナランはその危険性を理解している唯一のモンゴルの人間。ヴェロニカも知っているんだっけ・
    ただ、彼女の目的は不透明なので。所属がモンゴルというだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月27日

    快楽殺人なんて殆どないのです。
    天下太平という理想のため、敵討ちのため、愛しい人を守るため。あらゆる大義名分を掲げ、感覚が麻痺するぐらい人は人を殺す。
    ユルールと共に生きたいという想いがシュトヘルの復讐の呪いを解きました。飢えたように殺戮することは無くなった。でもユルールを守るためなら、何の迷いも無...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月09日

    戦争の話はだんだん入り組んできて良く分からなくなってきたけど、再会クルー?
    生きながら死んでいる人というのは、ある意味結構当たり前に存在しているのかも知れないのかな。
    現代篇を時々忘れかけるけど、どう、どういうふうに終わらせるんだろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月02日

    9巻は、大人びたユルールvsナラン&トルイの思惑、悪霊と化したハラバルの動き、成長したシュトヘルのユルール奪還活動…各陣営が邂逅した時に話がどう動くのか、面白くなってきた。

    しかしこの作品、単純に玉音同の話をしている時よりも、モンゴルvs金の話をしている時の方が面白い気がする。
    玉音同にフォーカス...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月28日

    ユルールは愛情だと思うんだけれど、シュトヘルのあれは愛なんだろうか。命への執着と同等なくらいの、いっそ神に対する崇拝に近いんじゃなかろうか。ユルールを仰ぎ見て、祈るように信じてる、(盲目的に)信じてる。

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