あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】荒廃した東京を走る列車を守り戦う少女たち。人を殺せない忍びの少年の悲しき戦い――etc。『新線西部軌道』、『黒白』、『黒突』、『影猫』、『影猫II』――伊藤悠が鮮烈な筆致で描く運命に抗い己を貫く者たちの生き様! 心揺さぶる傑作短編がついに初単行本化!
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Posted by ブクログ
ボリュームあって良かった。
黒突が一番好き〜〜!あの世界観でもっと読みたかった…。
鉄道の話も応援したくなるラストだった。
最後らへん似てるの多かったけど、こういうの好きなんだなってのが補強された。
Posted by ブクログ
伊藤悠・初期短編集。
ジャパニーズファンタジーというくくりでいいのかな?それとミリタリーテイストがくっついて、現在に至っているのだな。
そういう面でいうと、「皇国の守護者」のコミカライズはこの人でこそ、という形だったのだと思います。
生きる意味を葛藤の中に探して身動きが取れなくなっていた「黒白」「黒突」から、生きてゆくことの先に生きる意味はある、からこそ行動する、と変わっていった「新線西部軌道」。
という感覚の変化でいいのかな。「シュトヘル」「オオカミライズ」でも、何のために生きているのか、生きてゆくのか、ということを描いているのかな、と。
ざっくりと解説した気になっているなぁ。なんかよろしくないなぁ自分。