【感想・ネタバレ】歌屑 伊藤悠初期短編集のレビュー

あらすじ

【ページ数が多いビッグボリューム版!】荒廃した東京を走る列車を守り戦う少女たち。人を殺せない忍びの少年の悲しき戦い――etc。『新線西部軌道』、『黒白』、『黒突』、『影猫』、『影猫II』――伊藤悠が鮮烈な筆致で描く運命に抗い己を貫く者たちの生き様! 心揺さぶる傑作短編がついに初単行本化!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ボリュームあって良かった。
黒突が一番好き〜〜!あの世界観でもっと読みたかった…。
鉄道の話も応援したくなるラストだった。
最後らへん似てるの多かったけど、こういうの好きなんだなってのが補強された。

0
2021年05月12日

Posted by ブクログ

ダイナミックな殺陣、カッコイイ動きと逆手に持つ刃物、人物の細やかな表情。伊藤悠さんの良さがぎゅっと詰まった短編集。おんなのこかわいい。

0
2020年02月23日

Posted by ブクログ

伊藤悠・初期短編集。
ジャパニーズファンタジーというくくりでいいのかな?それとミリタリーテイストがくっついて、現在に至っているのだな。
そういう面でいうと、「皇国の守護者」のコミカライズはこの人でこそ、という形だったのだと思います。

生きる意味を葛藤の中に探して身動きが取れなくなっていた「黒白」「黒突」から、生きてゆくことの先に生きる意味はある、からこそ行動する、と変わっていった「新線西部軌道」。
という感覚の変化でいいのかな。「シュトヘル」「オオカミライズ」でも、何のために生きているのか、生きてゆくのか、ということを描いているのかな、と。

ざっくりと解説した気になっているなぁ。なんかよろしくないなぁ自分。

0
2020年03月21日

Posted by ブクログ

3冊同時発売の一冊で、デビュー作の「影猫」を含む初期作品の短編集。この人、女性ながらデビュー作から一貫して熱いアクション物ばかり書き続けているのね。デビュー作の「影猫」はデビュー作らしい荒削りで画もまだ固まっていない感じだけど、「黒白」「黒突」あたりだともう完全に伊藤悠としてのスタイルを確立してる感じがある。収録先の中では一番新しい「新線 西部軌道 」は世界観とか良く判らない雑さなんだけど、鉄道のパワーだけで押し切ってる感じが良いなぁ。
収録されてない短編がまだあるようなので、この勢いで全部書籍化してもらいたい。

0
2020年02月24日

「青年マンガ」ランキング