日高ショーコのレビュー一覧
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明治44年、呉服屋が百貨店へと大きく移り変わる。古い慣習を変革した熱い経営者たちの葛藤。大きく時代が動く躍動感が伝わってくる。しかし今現在、百貨店業界は瀕死の状況だ。この数年でまた有名百貨店が姿を消してしまうそうだ。中でも一番痛手を被っているのが皮肉なことに服飾だ。一つの時代が去ろうとしている今、こ...続きを読む
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この表紙の桜井の優しい眼差し。なんて素敵なんだろう。「花は咲くか」は名作です。木漏れ日、木々のざわめき、土や草の匂い。そんな自然に包まれて繰り広げられる桜井と蓉一、菖ちゃん、竹ちゃん、藤本の成長。蓉介の死によって止まってしまった時間が静かに動き出している。いろんな種類の花が背景に描かれていて、植物の...続きを読む
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表紙がカッコ良すぎて悶絶(笑)
それぞれの After が見られて嬉しい♪特に榊&岡田は好きなので、色んな『その後』が楽しかった。
何度も読み返してニヤニヤしちゃいます。 -
先日「シグナル」を読み、絵が素敵で魅了されてしまいました。BLはまだ読みだしてから半年くらいなのですが、日高先生の作品は主人公の年齢設定がいい。若くもなく、中年でもない。スーツ、ネクタイ、タバコそしてメガネ。アイテムの使い方が抜群。「嵐のあと」はもう少し先を読みたかったのでこの「After」があって...続きを読む
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詠みながら、「花は咲くか」5巻読んでいた時を思い出しました。すれ違い、お邪魔虫、その他いろいろ。
そして、本巻には、その後のおまけが!
また「花は咲くか」読み返したくなりました。 -
日高先生の作品では初めて読んだ作品だったので、続編というか番外編が読めてとてもうれしいです。本編にはない賑やかな日常をのぞき見してるみたいで、面白かったです!
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すれ違いもあるけど、受けが流されちゃうとかなく、男らしく、自分らしく、攻めを好きな姿に惹かれます。攻めは穏やかで優しいけど、優柔不断な大人な部分もあって、そこを受けが補っているという感じ。人生にはいろいろあるけど、その中で出会って惹かれあう二人を心強く感じました。転勤の話も出て、今後が気になるけど、...続きを読む
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本編は出自や陞爵に焦点を絞って話が進められていたから、書き下ろしでのアナザー&アフターストーリーはとても嬉しい。二人が惹かれ合う過程が少しだけど垣間見れたし、帰国後の二人のイチャイチャも良かった。
先生たちの対談も良かった。
絵の美しさがまたこの本でよく分かった。