有元葉子のレビュー一覧
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購入済み
私もはじめに読んだ時、その潔癖さもさることながら、お客にまでペットボトルの持ち込みを禁止するなんて狂人としか思えないと苦笑してしまったけれど、
彼女の言葉にはそれらのこだわりに限らない「強さ」があるのだ。
彼女の潔癖とも言える美意識、こだわりの強すぎる生き方。
個性を認めにくい我が国での生活はストレスも多かったことだろうが、それでもそのまま今も邁進していると言うところに価値がある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレうちの母親はレシピを見ないで感覚と勢いで美味い料理を作る。美味しかった料理のレシピを聞いても、「切って鍋に入れてしばらくしたら調味料をバーンダーンドーンだ」みたいな話しか返ってこず、参考にならない。
その反動からか、昔から料理をするにあたっては常にレシピ本を片手に、材料も調味料もけっこう厳密に計ってやっている。性格上、たいして苦ではないのだが、時折めんどくさく感じることもある。
有元さんがこの本で紹介しているレシピのほとんどは、材料も調味料も分量が書かれていない。ごく一部、肉料理で使用する調味料がやや多いものに限り、おおよその目安が書いてあるぐらい。
野菜に水を吸わせるとか、魚に塩をふっ -
Posted by ブクログ
「そうそう、レシピ見なくても作れるようになりたいのよ〜!」とタイトルそのままに惹かれて購入。
写真を見なくても、文章だけでここまで「美味しそう」と思わせてくれる表現が素晴らしい。
食材や料理の様子が、ありありと浮かんでくる。
読んだら作りたくなるし(実際作った)、食べたくなるものばかり。
この本のおかげで、見事に、何も見なくても作れるようになった料理は多い。
そして「今日は何作ろうかなぁ」と悩むことなく、週一の買い物ではそのとき美味しそうな食材を買っておき、毎日冷蔵庫を見てその日食べたいと思うメニューを決めることができるように。
より楽に、よりシンプルに、より美味しく。
料理に対する意識 -
購入済み
有元葉子さんの「使い切る。」を読み、さらに詳しく知りたくなってこちらの本を購入しました。「使い切る。」は、文章が主でしたが、こちらの本は詳しいレシピや、写真も多くのっておりさらに参考になりました。