あらすじ
この本で紹介するのは、“ふだんのおかず”としての洋食です。
「今晩、何にしようかな」と考えたとき、「きのうは煮魚とおひたしだったから、今日はクリームシチューにしよう」と思う、そんな料理です。
繰り返し食べても飽きることなく、野菜がたっぷり入っている。
白いご飯との相性も抜群。
そして、子どもからお年寄りまで、だれが食べても「おいしい!」と思わず声が出る。
そんな洋食です。
洋食――と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか?
特別な日のごちそう? 作るのが大変なわりに味はいまひとつ?
そんなイメージをお持ちでしたら、ぜひ、本書をお読みになってみてください。
洋食は、じつは、とっても簡単です。
複雑な手順は必要ありません。
作り方の大きな流れと勘所さえつかめば、いくらでもアレンジができて、しかも失敗せずにおいしくできる。
手を動かすのは少しでいいから、忙しいときでもラクに作れる。
料理が苦手な人でも、確実においしくできる。
そんな料理を、献立に取り入れない手はありません。
本書は、洋食の作り方を文章で紹介していく“読む”料理本です。
目玉焼き、オムレツから、肉や魚のソテー、グラタン、ハンバーグ、パエリア、スープにビーフシチューまで。
知っているようで知らないフライパンの使い方や、自家製スープストックのとり方も詳しく紹介。
付録として、「“レシピを見ずに”“量らずに”作るおやつ」についても収録しています。
毎日忙しいけれど、食卓で家族が喜ぶ顔が見たい――そんな願いを持つすべての人に読んでいただきたい一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
有元さんのこのシリーズが好きで読みましたが、
この洋食のが本当によかった!
ふだん、洋食は本当に作らないハードルの高い料理なので、
そんなわたしでも「作ってみたい」と思わせる洋食の魅力がこの本の文章にも写真にも詰まっていた。
有元さんの本を読んで、ガス火に憧れたといっても過言ではないくらい。
あの魅力的なキッチンには程遠い設備だけれど、
この本のエッセンスを取り入れて洋食をふだんの食卓にも並べようと思うことができた。
まずは骨付き肉を買ってきたので、スープを作ってみようと思う。
Posted by ブクログ
フライパンの使い方、目からウロコでした。
ずっと使っていたのに。使い方が間違っていたなんて!!
目玉焼きの焼き方も、納得。
料理の勉強しなおしです。
Posted by ブクログ
このレシピを見ないでシリーズのおかげで、毎日の食事の準備がかなり楽になりました。家族からも美味しい!と絶賛される機会が増え、レパートリーも増え嬉しい限りです。量らず作るおやつのレシピも重宝しています。
Posted by ブクログ
「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」
シリーズで、この
「ふだんの洋食」が1番作りたいのが多かったです。
グラタンは、私も同じような感じで、適当に作っているのも嬉しくなりました。
かたまり肉のロースト作りたいなぁ。
ビーフシチューも美味しそう!
スコーンもこのレシピで作ってみたい。
Posted by ブクログ
最高です。読んでいると作りたくなる。そして、作ってみると簡単。本当に。スープは、野菜と手羽元を煮ればいいんですって作ると本当にうまくてそもそも料理とはそういうものなのだということが理解できるという教育本なんだと思う。ビーフシチューもつくっちゃった。それで、次にはグラタンを多分作る。