有元葉子のレビュー一覧
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ネタバレイタリア、ベトナムなどの美味しいもの、質の良い道具や布、かご。この本に書かれている小さな町に行きたくなる。読んでいるとお腹が減る。時々簡単なレシピも出てくる。
落ち着いた文章に、静かで気持ちのよい時間が流れていくよう。
私なんて早くて便利なことに慣れて、それを求めるのが当たり前になっているけれど、旅は思い通りにならない。有元さんは旅の過程を楽しめる心の余裕、懐の大きさを感じた。
子育てが落ち着いたら、いろいろなところへ旅に行けるよう、足腰が元気でなければ。
それに、やっぱり運転ができた方が身軽なんだなぁと思ったけれど、その頃には免許証返還の時期かもしれない。 -
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有元さんの「外食をするのはあくまでも、人と一緒の時間を楽しむため。「おいしいものは家にあり」なのです」という思想で書かれたレシピ本。
春にはふきみそ、新キャベツのサラダ、ぬか漬け、夏にはトマトと牛肉の細切り炒め、じゃこと桜えびのかき揚げを乗っけたそうめん、さやいんげんのにんにくおかか和え、秋には焼ききのこと青菜の柚子しょう油和え、さつまいもとえびのかき揚げ、ごぼうにんじんピーマンの3色きんぴら、冬にはほうれん草と豚肉のスパゲティ、大根と豚肉のスープ、れんこんの肉詰め…と旬の野菜でつくるおいしいごはんをすっごく食べたくなる!
「こうしたことに時間と労力をかけることが、生きる喜びや楽しみや希望 -
Posted by ブクログ
★使い切る(命も物も)
①今あるものを大切にできる
②どんどん新しいものに食いつくのがおさまる
・必要なものをきちんと使うタメにはノイズは減らす
③今あるものだけで満ち足りるよう頭を使う。日常に変化工夫がでてきて楽しくなる
___第1章 まずは片付け
・どんな家に自分が住みたいか
→片付いていてすっきりしていて、生活感の少ない家。けど自然を感じる温かみもほしい。
・木のカゴは使えそう⚪︎
・ものは指定席を
____第2章 火事の流れを作る
・冷蔵庫は通過点
・空間はものを『納める』ためだけでなく、ものが『動く』ためにある。
・調理に入る時、使う食材を作る料理ごとにバットに並べて見える化 -
Posted by ブクログ
シリーズの「ごはんのきほん」ともどもバイブル!
この本を読んでまず作ってほしいのが「キャベツと豚肉炒め」。
誰にでもできる地味な家庭料理かと思うかもだけど、熱くした鉄フライパンで炒め合わせる「甘みやうまみを含んだ〝自分の水分〃でおいしく熱せられ」たキャベツと、「脂がたくさんにじみ出てきて、その脂で」カリカリになった豚バラは、ちょっと驚くくらいおいしい。
「いんげんの素揚げ」「なすの素揚げ」「肉入りのきんぴらごぼう」「鶏のローズマリー焼き」も革命的においしく、良さに目覚めてちょくちょく作る。
「かぶの鶏そぼろ煮」「大根とスペアリブの煮物」「フライドポテト」「あじフライ」も美味だったなあ…。 -
Posted by ブクログ
ごはん作りにおける私のバイブルなので、定期的に読み返している。
写真がほぼなく、レシピを全て文章で説明しているという異色の料理本なのだけど、活字中毒としては、逆に頭に入る!
そして下手なお料理小説より、この本のが食べ物描写うまい気がする!読んでて楽しい!
「じゃがいものしゃっきり炒め」「酢白菜」「サラダパスタ」あたりはスタメン。
「揚げれんこんのにんにくじょうゆあえ」「かぶの塩もみ」「白菜と豚肉のサラダ」「ほうれん草と海苔のおひたし」「ブロッコリーのパスタ」あたりも美味しかったし…つまり、この本に出てくるお料理作っとけば間違いないということ!!